この世界では、”言葉”が魔力を持つ。

キャラクター名簿

参加者様に気軽に追記していただきたい事と、追記する度に告知する訳にいかない事を考慮し
新たに編集をしたキャラクターは名簿の上部に更新されるという方式を取らせていただいております。

キャラクターが多すぎてスクロールが大変な時は、
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  ミザリー

「初めまして...ミザリーと申します。」「...どうして異端なのかって?...詠唱を聞けばわかりますよ」「私が異端足る所以。お教えしましょう。」
【字】ミザリー
【真名】ニーア・アグネストラ
【年齢/性別】16歳 女性
【所属】ウェンディア聖騎士団 騎士
【性格】ある意味有名名門一族の一人娘であるため、物静かで、非常に礼儀正しく、また儚げで少々世間知らず。
箱入り娘なので人との接し方がとにかく近く、男女関係無く肌が触れあう距離まで近付いてしまう。
本人はかなりの聞き上手であり、話相手がグイグイ来てもにこやかに返事、相槌、質問、談笑を続ける。
静かではあるが無口ではなく、相手が話し掛けて来なければ世間話でも何でもいいから話し掛けて行く。
平等な人間であり、貴族出身、スラム出身に関係無く同じ人間として接する。
良心の教育の賜物である。
若いのもあるが、風潮等に縛られない自由の風体を好んでいる。
【夢・目的】本人の夢は異端なりに偉大になりたいと言うシンプルな物。また、目的もそうである。
【生い立ち】ウェンディアにおいては抽象的で独特な詠唱を行い、変わった魔術を行使する家系に産まれた。家族は代々聖騎士団に属しており、そしてその二つ名も「異端」であった。彼女もまた、その異端に名を列ねるに相応しい。
魔術レベルが実戦に耐えうると判断されたため、16歳になると共に騎士となった。
【容姿】髪の毛は艶のある黒髪。非常に長いロングヘアーで一番長い部分は膝関節にまで届き、所々跳ねている。その跳ねを隠すためにはいいの帽子を被り、前髪は不揃いではあるが両目が隠れる所でバッサリと右から左へと短くなり、左が隠れる特殊な髪型にされている。そして前髪の間から覗く目はキツいつり目で、瞳は黒色。黄泉のような色である。
常に疲れたような目付きをして、そして時折浮かべる不思議な笑顔を浮かべる。
服装は、内側から普通の下着、黄緑色のインナー、そして第一、ニ、三ボタンを開けた紺色のロングコートを着用。飾りのようにポケットがたくさんある。コートは結構ブカブカであり、膝辺りにまで届く。ボロボロ。また、袖が長く指先の第一関節程度まで隠れてしまい、ライフルガードの長さがが二の腕に届く位まで延長されている。
下半身は厚い灰色のガウチョのような物を履き、何故かスリットが入っている。足は黒いただの靴下を、そして茶色の高そうなブーツを履く。
軍人の使うような黒い手袋に、先がぼろぼろのマフラーを首に撒く。風が吹くと都合よく舞う。
ちなみに、何処とは言わないがf寄りのeで、出る所は出ている。
激しい戦闘の際に見える腕と脚は細く繊細で、力を込めればすぐに折れてしまうのではないかと感じるだろう。
言われればちゃんと騎士団の正装を着てくれる
【地雷】一族を馬鹿にされる事。敗者への執拗な口撃。
【特技】『呪詛の信仰』
字の通り、相手に苦痛を与える魔術が得意である。
その力は、神を緣としない。異端たる所以。言葉に込められた力そのものを緣とする呪詛の魔術。
呪詛の魔術は深い紫色の靄、霧のような形で発言し、この霧に触れた者は冷たさ、痛み、不快感と言ったマイナス的事象を同時に受ける事になる。ただし、実際に外傷を与える訳ではなく、心、精神、脳、真剣等に作用する。長く触れれば触れる程苦痛は増大し、持続時間も長くなる。
また、詠唱によって自在に形が変わる。
自分のレベルに合わせて魔術もまた強くなるが、相手の精神力やら強さが強ければ強い程、魔術の効果と言うのは弱まって行く。
【備考】「ミザリー」と言う字は代々受け継がれて来ている。
若さ故の反骨精神で騎士団の正装ではなく私服の着用をしている。

  セリヤーナ

「はじめまして、ボクはセリヤーナ。よろしくね?」「古い神話は本当に面白いよ。そこには確かに、古代の人々が見た世界が広がってる。」「勉強は楽しいんだ。知識は、重荷にならない宝物ってね。」「バカだって?そっくりお返しするよ。キミ程度じゃボクの魔術は理解することさえできないだろうさ。」
【字】セリヤーナ
【真名】シャムス
【年齢/性別】18/女性
【所属】シュクロズアリ旅団
【性格】小ざっぱりした性格で人当たりが良く、第一印象は良いことが多い。勉強熱心で無邪気。旅団の大人たちから聞かされる古代ヨズアの神話やシュクロズアの逸話に興味津々で、熱心に聞き入っては書き留めて、自分なりに理解しようとしている。一方で文明の本にも好奇心旺盛で、行商たちが持ち寄る本を読み漁っている。ヨズアの信仰を失墜させたウェンディア・尊華の2国に対する反抗心が大きく、良い印象を持っていない。その上キレやすく、ウェンディア・尊華の人たちとはいざこざを起こしがち。魔術の扱いもまだまだ未熟でしょっちゅう暴発させるので、周囲の大人たちから厳しく教育されている。手先が器用で、身の回りの小物を自作するほか、暗触文字の複写を熱心にしている。身につけているアクセサリもお手製。左利き。ボクっ娘。
【夢・目的】ヨズアの再興と、古代ヨズアの教典を理解すること。自給自足生活の独り立ち。
【生い立ち】物心ついた頃から旅団の一員だったが、親は知らない。赤子のころ荒野に打ち捨てられていたところを旅団に拾われた。一人前と認められたばかりで、最近は少しずつ単独行動も増え、狩猟採集生活のノウハウを学んでいる。
【容姿】褐色肌に鮮やかな銀髪ショートヘア。長身で容姿端麗。よく鍛えられ引き締まった身体つき。右の肩から二の腕にかけて旅団のタトゥーを入れている。両手首に赤や緑のブレスレット、左手中指と右手人差指にシルバーの指輪。簡素な民俗衣装に、フード付きロングローブを羽織っている。使い古されたベージュ色で、ローブの裾には紺色で旅団のタトゥーと同じマークが刺繍されている。バックパックを背負い、自分の持ち物や道具は全て自分で持ち運ぶことにしている。
【地雷】『ヨズア国はバカのままなら滅びなかった』
【特技】生来の信仰に加えて、暗触文字の習熟と信仰によってたどり着いた境地として、影を操るオリジナルの魔術が開花しつつある。影の魔術は、影に形を与えて操る、影に意識を拡げる、の大きく2つから成り、さらに攻撃・防御・飛翔と潜行・感知に枝分かれし、それぞれに詠唱が必要。自身の影と一続きの影の領域を対象にでき、夜間や雨天時のように、自身の影ができない状況では発動できない。
【備考】真名は太陽を、字は巡礼者を意味する。親を知らないので姓はありません、真名も拾われたときに旅団によって付けられました。
フルディア

  アンダンテ

「これはこれはいらっしゃい、ご注文は如何しましょう?…………御名答、正解だよ。お前も“此方”の人間か、全く物好きだな」「さぁ、俺達は今から運命共同体だ。送りの駄賃は世の噂、此処では情報が物を言う――引き受けるかはお前の提供次第だ、賢いお前にならこの意味がわかるだろ?」「立場だとか威厳なんてもんはくそったれだ、目的の為ならどいつにだって尻尾を振ってやるよ……がっかりした? 残念ながらそいつは筋違いってもんだ。お前が俺に抱いてたモンは俺が抱けと頼んだもんか?勝手な先入観だけいっちょ前にしてんじゃねえよ。期待も失望ももう散々なんだ」
【字】アンダンテ
【真名】伯來(ハク)
【年齢/性別】29歳/男
【所属】尊華帝國軍/間者
【性格】淡白で論理的、目的のためならばある程度卑怯で姑息な手を使うことをも厭わない。感情よりも損得や利益を優先するが、極端に冷徹とも言えない性格。それでも常人よりは冷たく、とっつきにくい人物であることは確かだ。他人に興味がなく、また自分に向けた他人の評価や感情にも興味を示さない。飽きやすい性格で、娯楽は色んなことに手を出していたものの結局は全て中途半端なまま終わっている。音楽センスはよく、暇潰しにピアノを弾くことが多い。機嫌のよい時に頼めば、設備さえあれば我流ではあるがそこそこの音色を聴かせてくれるだろう。間者としてウェンディアに潜入しており、民間人に紛れて生活をしている。表向きは、ひとめのつかぬところに喫茶店“risoluto”を構え営む傍ら、情報屋兼手紙の密配人としてとある界隈では名が知れ渡っている。裏の顔として野外で活動することは少なく、どこからか“合言葉”を仕入れてきた者がrisolutoに訪れ顔を合わせることが殆ど。――その合言葉は“飴色の夜想曲”、物陰の店に一歩踏み入れてそれを呟けば、彼は快く招き入れてくれるだろう。彼が求めるのは何もこの世の廻りものだけではない。目的の為の手助け、情報の提供。彼が寄越すものもまた、汚れ役の引き受けか噂かのどちらか。帝國軍に所属してはいるものの、戦争だとかはぶっちゃけどうでも良かったりする。たまにふらっと尊華へ返っているので、街中を適当に放浪しているのを見かけることがあるだろう。
【夢/目的】自分にかかった魔術の解除/娯楽を尽かさぬこと
【生い立ち】尊華の生まれだが母方の祖父がウェンディアの血を引いており、それが容姿に色濃く出ている。六歳程の時にとある民事事件に巻き込まれ、流れ弾のように何かの魔術を喰らってしまった。その魔術のせいで視界に黄色がかかるようになってしま、現在まで解けずにいる。黄視症のような症状に近い。裏で情報を集めるという間者の役職に憧れと可能性を抱いており、18歳で軍に入りその年からウェンディアへと潜入、字をアンダンテと名乗る。ピアノの心得がありアンダンテという字を付けたが特別思い入れはないそう。真名を知るのは両親と兄の三人。
【容姿】左側で七三に分けた赤髪は纏まっているものの癖で彼方此方へと跳ねており、ふわっとした軽い髪質。琥珀の瞳は少し細く見開いていることは稀、顎に少々の髭があり、適当に切ったり少し伸ばしたりと様々。
身長は170後半とまずまず、平均よりは細身に見えるが適度の運動はしている為力は弱くもない。服装は暗めの色の服を着がちで、閉塞感を嫌う為に胸元はゆとりのある服が多い。激しく動くのに支障がなければ取り敢えずはなんでも着ているのでファッションセンスはない。腰には革のウエストポーチを提げているが中身は大抵スカスカ。
【地雷】一般的な誹謗中傷/勝手な評価
【特技】模写、読唇術、ピアノの演奏、音楽的センス
【魔術】物体の浮遊。非生物に限るものの、物体にかかる重力を軽減し浮力を持たせることができる。あくまで浮力をもたせるだけであり、重力そのものを操ることはできない。魔術の及ぶ範囲はおよそ自身を中心とした半径30メートルで、一応空中や地中もその範囲に入るが実用性は不明。魔術をかけられるものは砂から鉄屑に至るまで大きさに制限はないものの、自身の三倍以上のものを操る際にはそれ以外のものに対して魔術の効果はなくなる。一度浮遊させてしまえば十分ほど効果は続き、任意の解除も勿論可能。空中で物体を停止させることも高速移動をさせることも可能だが、あくまで強度は元の物質に依存する為、脆いものを素早く動かせば当然壊れてしまう。
実際に自分の両手を触れたものには半永久的に魔術の効果を及ぼすことが可能だが、空中停止、ある簡素なルートを辿る等速直線運動等といった簡単な動きしか効果を及ぼすことができない。

「我(われ) 烈火(れっか)と水華(すいか)に為す
宿(やど)るは陰(いん)と陽(よう)
白銀(しろがね)の月(つき) 黄金(こがね)の日(にち)
対(つい)に廻(まわ)りて此(こ)は番(つがい)
……魅(み)せよ 崩壊(ほうかい)の歓声(かんせい)を」
ぽぺ

  シュクロズア(NPC)

「――おまえ達、この世界を動かしているのが神の力だとまだ思っているのか?」
【字】シュクロズア
【真名】ケシェト
【年齢/性別】88/男性
【所属】シュクロズアリ旅団/創設者
【性格】失踪前に知られていた性格は非常に理想が高く、構成員からの尊崇を一身に受けながら、英雄としてそれに応えていた。知略、魔術、指揮、人望、統率力等のあらゆる面において並ぶ者がないと謳われており、鋭い洞察力と人心を掌握、操作する才能に長けていた反面、自身の創造の範疇を超える他人の行動には子供のように無邪気に喜ぶ。支配欲が強く、一度手中にしたものを失いかけると、表情にこそ出ないが激しい執着を見せていた。
【夢・目的】創造
【生い立ち】20代頃、突如現れると同時に一晩で尊華の城を落とす。程なくして数十名のヨズア人が彼の元に集まり、シュクロズアリの前身であるヨズア奪還組織が形成されたが、数十年後に行方をくらましそれ以来姿を見せることは無かった。が、およそ半世紀後に再びシントに現れた。
【容姿】若い頃は白銀の長髪を持った容姿端麗な人物と評され、カリスマ性に拍車をかけていた。現在も白い髪は健在で、年相応の見た目をしている。肌の色や顔立ちはヨズア人らしく、射抜くような眼差しは弓のようである。
【地雷】自分のものを奪われること
【特技】シュクロズアリ旅団の構成員以外にはあまり知られていない事であるが物語を作ることが得意で、野営中、焚き火を囲みながら彼のおとぎ話を聞くのは旅団の恒例行事であった。
【備考】  字の意味は「ヨズアを救う者」、真名の意味は「虹」など。
運営

  レオナ

@Picrew @hana_bee

「おかあさん、おとうさん、あたしを守って!」「わたし、ぜったいつよくなるから、つよくなるからね!」
【字】レオナ
【真名】ミーティア
【年齢/性別】9歳/中性
【所属】ウェンディア王国/兵
【性格】家族思いで頑張り屋。これ以上、周囲の人たちが悲しまないよう、つねに笑顔でいられるように努力している。唯一の家族である祖母を守るため、両親の志をついで国を守り、生まれた土地を取り返すため、日夜、魔術の特訓に励んでいる。また大切な人を守れる強さに憧れており、強い人に好意を示す。
【夢・目的】故郷に帰ること。両親のお墓をたててあげること。
【生い立ち】ホーリア出身。ヨズアによる侵攻で両親を亡くし、家を追われて祖母とともに王都へと逃げ込んだ。王国兵であった両親が亡くなっているため食うに困り、ご飯が食べられるうえに、お給金を貰えて祖母を養えるという理由で志願兵となる。王国兵の出願書類には11歳からの募集と書かれていたが、戦争で身分証が失われたことを利用し人事を欺いた。
普段は明るく振る舞っていても、つい先日まで学校に通うただの子供であったため、軍隊の生活はつらいものがあり、いつか家に帰ることを夢見て、夜は毛布を頭から被り、涙で枕を濡らす日々。両親が所属していたこともあり王国軍には好意的だが、どうして皆でホーリアを守ってくれなかったのだろうと複雑な思いも抱いている。
【容姿】長く伸ばした金髪をツーサイドアップにしてリボンで飾っている。肌の色は白く、瞳の色は青空のような透き通った水色。王国民らしい目鼻立ちをしているが、子供ゆえにひとつひとつのパーツが大きい。日用品の大半を置いて逃げてきたため、自分の洋服というものを持っておらず、おさがりでサイズの大きい軍服を、袖を余らせる状態で着ている。
【地雷】家族を馬鹿にされること。ヨズア人。
【特技】 雷を落とす。祝詞は『古き神の怒り、その雷槌を顕現せしめよ。わたしは望み、そして報いる也。親から子へと受け継がれし、正統なる我が血脈をここに示す!』
【備考】両親は戦争の長期化を見越して娘に魔術を教えなかった。両親が魔術師であったことから魔術の適正は高いのだろうが、人智の力が足りていないのか魔術をうまく扱えないでいる。今使える呪文もひとつきり。これは徴兵検査で魔術の適性を問われた際、唯一心に深く刻まれていた呪文であり、覚えていない部分には自分なりのアレンジを加えている。
骨牌

  フギンムニン

「空を覆う程の大きな翼を天高く広げ、広大な土地を跳び世界を周る。放浪の花鴉とは、俺の事。」「フギンとムニン、思考と記憶の二羽の鴉だ。」
【字】フギンムニン
【真名】ペール=オーラ・クローカマン
【年齢/性別】26歳/男
【所属】ヨズア人/無所属の行商人
【性格】正義感の強い善人。困っている人を見ると何故だか放っておけなくなる。ヨズア人の戦争には関心は寄せているものの、何も暴動を起こさなくても…と考えている。その考えは件の「命の水」から更に深まったようだ。願わくば、いつかペストマスクを脱ぎ堂々と暮らせれば、と考えている。己の魔術を使い、魚や肉、野菜を鮮度を保ったままで運び売り捌き生計を立てている。田舎町にも足を運んでいるので、山奥の村などから寄せられる信頼は熱い。果谷のとある山奥に住んでいて、冬など外出が厳しくなると家に篭ることが多くなる。
【夢・目的】世界をこの目で見て周る事。
【生い立ち】ヨズア人とウェンディア人のハーフ。ヨズア人寄りの容姿ではあるが、ウェンディア人特有の凛々しい目付きなどを受け継いでいる。駆け落ち同然の結婚だった為か、都市からは離れた田舎で育った。その為動植物に詳しく、しょっちゅう毒草を食べては当たっていたので毒素の弱い、腹痛を起こす程度のものには耐性が付いている。ヨズア人の父からは屈強な肉体と戦士の勇ましい心を。ウェンディア人の母からは白い肌や切れ長の瞳と聖母のような人を思いやる慈愛の心を受け継いだ。
【容姿】サイドの一部が白い、黒髪のドレッドヘアー。顔の右半分と額、そして身体の各部位にヨズア人の刺青が掘られている。瞳は金色。歯が少し人間離れした尖ったもので、獣を彷彿とさせる。身長は186cmで筋骨隆々としている。顔を隠す為にペストマスクを装着していて、顔部分には黄色のラインで小文字のYのようなラインが入っている。服装は様々な文化が取り入れられていて統一されていない。動きやすいと良くしている格好は、とある親友からの貰い物である鮮やかな花柄の着物の端くれを縫い作った現代で言うアロハシャツと、動物の毛皮を加工し縫い合わせて作った現代で言うジャンパーを着ている。布製のチャップスを履いた下に黒いズボンを履き、膝丈程ある編みブーツを履いている。チャップスには幾つか紐が下げられていて、そこに鉄パイプをくくり付けたり食材を入れたボックスを縛り付けたりすることが出来る。
【地雷】ヨズア人に対する偏見
【特技】武術、交渉、釣り、自炊、肉や魚の解体/魔術適正:風
【備考】鉄パイプを一本装備している。これを竿代わりに釣りをしたり、振り回して護身用にすると言った様子から、彼自身かなりの腕っぷしのようだ。風の魔術は、空を飛んだり刃のように飛ばして相手に傷を負わせたりといった使い方が出来る。動物を捌く時などにも使用するが、それは様々な動物の構造を理解している彼だからこその使い方だろう。「吹き荒ぶ神風、山靄より降りし大鴉。雲より高く舞い上がれ、朝嵐。」「ダー・ニト・ロロイ・シュクロズア」。この二つの文中に挟まる言葉により効果が変わってくる。「我が身を巻き上げ、大鴉へと化かせ」とすれば、自身を風に乗せ空を飛ぶ事が可能。己の周りを風が覆っているので、空気の抵抗などはあまり無いようだ。空を飛ぶ時は、パラシュートや方向調整などの役割を持った大きな翼を模したマントを着用するが、殆ど雰囲気。
山葵

  ランバリオン

@Picrew @caphricina02


「優しい、かなぁ……。ん〜、はは、まぁ、ありがとう。ま、司祭だからね〜。優しくしないと。」「続けてよ。僕はねぇ、誰かが楽しそうにお喋りしているのを聞くのが好きなんだよお。それで?」「ね、ねえー?な、なん、かさ…………く、暗くない……?いやあ、ちょっと暗いかなあって思うんだけどお……。ええ?そんな暗くないっ?!」「人が″夜になる″って恐ろしいことだと僕は思うんだ。沈みかけている、太陽を、熱を、鼓動を、興奮-ランバリオン-を、僕の手で引き上げることができたのならば、司祭冥利に尽きるというものさぁ。」
【字】ランバリオン
【真名】レイモンド
【年齢/性別】18/男性
【所屈】ウェンディア聖騎士団/司祭
【性格】良く言えば人に合わせる事が得意で、思く言えば流されやすい。中性的な見た目から大人しく見られる事が多く、ランバリオン本人も特に否定はせずに「そう見られているのなら」と、流されるように「司祭らしい物腰柔らかな青年」の役割を買って出ている節があるが、もしも違った扱いをけていたならばそれも変わっていた事だろう。そんな性格から、感情を爆発させることができる熱い心を持った人間に憧れている所もあり、案外ロマンチスト。その場のノリに流され冗談を言ったり馬鹿をやったり、茶目っ気ある年相応の青年らしいところもあったり、総括して飄々としている。敬虔な太陽神の信者だと思われているが、本当は太陽の加護の届かぬ夜が怖いだけ。
【夢・目的】司祭としての使命を全うする事・己の奥底に眠る感情を引っ張り出し、自分自身に見せる事。
【生い立ち】しつけの厳しい王都の司祭の家に産まれ落ちる。粗相をする度に独房のような小部屋に閉じこめられて夜を過ごしていた事が、今の彼の人格形成に大きな影響を及ぼしている。回復治療系の魔術の才能を見出して騎士修道会に入り、司祭となった。
【容姿】送き通った印象を与える水色の直毛と青い瞳を持つ。制服の着こなしは司祭らしく、大きめのマントを羽織り太陽のロザリオをしている。大きな赤縁の丸メガネをしており、身長は低く、肌は白い。
【地雷】暗所に閉じこめられる事
【特技】気持ちのいい相槌。話術。適正魔術は回復治療系。演技。
【備考】字のランバリオンは「興奮」、レイモンドは「立派な保護者」の意味。炭酸水が好き。

「僕はいつもこそ、のらりくらりとやってるけどねえ〜……司祭の前に、僕は市民を守る聖騎士団の一員であり、みんなの守護者なんだ……。仲間が殺められて、はいそうですかってなる守護者がどこにいるっているのさあ…………ッッ!」「いいねえ……興奮してきたよ。僕は司祭なんだけどねえ……そういう手も、嫌いじゃない。夜明けのようでわくわくしてきた。」

「『立ち上がれ 舞い上がれ 其方に傷こそ似合わない 其方に負けこそ似合わない ならばこそ 其方こそ 瑕なき玉の守護者 古強者の英雄 まさしく 言葉を知る者ならんことを 我 主に望む者なり 太陽の御加護より 太陽の名の下に』……!」
・傷を治す呪文

レモネード

  オウガ

「俺はこの王国の千騎長やってる、オウガってんだ。よろしくな。」「ウェンディア聖騎士団、オウガ、只今参りました。」「駄弁るな、手を動かせ。」
「我の命は力にあり、力なくして命は持てぬ。鬼の剛力剣(ツルギ)に宿り、鎧破れて血肉を散らす。戦地に咲くは車百合。戦地に響くは凱歌の声。戦地に香るは硝煙の薫香。千を打ち砕く一鬼当千のその力よ、今この時、我が剛剣(ゴウケン)へ憑くがよい!太陽の名のもとに!」
「我の魂は炎にあり、炎なくして魂は生きぬ。鬼の業火剣に宿り、鎧崩れて血肉を燃やす。戦地に咲くは金蓮花。戦地に響くは憤怒の声。戦地に香るは火炎の馨香。千を燃やし尽くす一鬼当千のその炎よ、今この時、我が炎剣(エンケン)へ憑くがよい!太陽の名のもとに!」

【字】オウガ
【真名】リアム
【年齢/性別】41歳/男
【所属】ウェンディア聖騎士団 千騎長
【性格】熱く真面目な心と静かで明晰な頭を持つ古強者。陽気な口調をしている。人との関わりを大切にしており、家族好きで基本的に優しく人と関わり、目上の相手にはしっかり敬語を使う。大切な物事に本気で取り組み、手は抜かず、怠惰を嫌う。その時は鬼のように怖く、怒らせてはいけないと言われているほどであり、しかし彼は誰よりも力を入れているので、誰も文句は言えないのである。そんな彼でも力を抜いて休む時も。怠惰を嫌うのは、油断、怠慢すべきでない時にのみなので、打ち上げなどをするときは自らが盛り上げ役になる。ギャップが強い。年齢や性格に似合わず意外とおしゃれ好きで、服屋でどんなのを買おうか悩んでいるのを目にすることもあるだろう。
【夢・目的】戦争に勝利することはもちろん、家族にいい暮らしをさせてあげたいということ。 
【生い立ち】生まれはただの平民で、海南都にて生まれる。たった5歳の頃に類い希な剣の才能を見出だされ、とある師範によって魔術が全てのこの世界に通用するまでの剣技を覚えた。12歳の頃にはもう教えられた技を応用するまでになった。そして19年間、自らの剣技をも産み出し、自流の「技」を手に入れて、千騎士となる。その後も常に剣を極めて、極めて、極め続けて、10年間千騎長を勤めている。
【容姿】白が混じった錆色の髪と顎髭に黒い瞳、少し焼けた肌を持つ。特徴の1つとして筋骨隆々でパワフルな肉体があり、特に腕、足の筋肉が他と比べ異常に発達していて、その才能を余すことなく見せている。髪型はオールバックで、私服がスーツという渋くておしゃれな格好をする。戦闘時は制服をしっかり着こなし、腰の右には「剛剣」と鞘に書かれた大きめの片手剣を、腰の左には「炎剣」と鞘に書かれた細めの片手剣を、右腕にはかの師匠から貰った銀細工の腕時計を着けている。ある日オウガの過失で腕時計を壊してしまったとき、今の弟子である「ゼダス」に直してもらった。オウガにとってはとても大切な物で、師匠としても弟子としても師弟関係を築くきっかけとなったものである。そういった「力」が込められている可能性も…?
【武器】「剛剣」刃の腹に、剣に強化魔術をかける呪文が古いエルフ語で書かれたクレイモア。柄は赤く着色された布が巻かれており、鍔には鬼を模したルビーの装飾品が、刃の向きに付けられている。魔術を発動すると、鬼の装飾が半回転し、柄向きに変わり、刃が赤いオーラに纏われる。
「炎剣」刃の腹に、剣に炎魔術をかける呪文が古いエルフ語で書かれたサーベル。剛剣と同じく、柄は赤く着色された布が巻かれている。魔術による炎に耐えるため、炎の霊力が憑いた鉱物で作られた黒い刃を持ち、炎の魔術をかけると赤い稲妻のような紋が走る。これにより一層炎は強くなり、刃も溶けなくなる。
「魔術書」オウガの豊富な魔術が記された本。白紙はそれなりに残っている。
【地雷】手抜きで怠惰な行動。
【特技】「剣技」と「観察眼」。この世界ではあまり意味を持たないとされる、剣技である。しかしその剣から繰り出される技は、生半可なものではない。これこそ「一騎当千」である理由なのだ。銃弾を「見てから」切り、砲弾の弾頭を爆発させず綺麗に切る、という芸当を軽々とやってのける強者。
得意な魔術は、強化系と炎系の2つ。
【備考】字の意味はそのままで、「鬼」を意味する。真名は動揺しない守護者という意味で、まさに彼の性格や強さを表している。
しぃずま

イベント獲得物
【称号】ファッショニスタ

  婀娜(アダ)

「女性は皆宝石のように美しく尊い。男性もまた、鉄のように逞しい。」「誰かに苦しめられるのではない、ボクが直々に手を下すから良いのさ」「ボクは男性も女性もイケるからね…」「………お洒落は細部から。こう言うワンポイントがあると無いとじゃ随分違うよ」
【字】婀娜(あだ/意味は女のなまめかしく美しいさま)
【真名】シェーネフラウ=K・アインホルン
【年齢/性別】23歳/男
【所属】ウェンディア聖騎士団/密偵
【性格】優雅で華やか、そしておしとやかな性格。しかし自分の思った通りに行かないと取り乱してしまう不安定さがあり、更に不安になると爪を噛んだり髪の毛を掻き乱すなど何処かまだ精神の成長し切っていない子供のよう。また、感情が昂ぶると鼻血が出る。甘党の為か良くお菓子(特に甘味)を好んで食べる。洋服や和服、騎士団の制服すらも女性用のものを好んで着用したり、化粧やネイルをしているが決してオネエではなく、男らしい性格も持っている。とんでもない性豪であり、密偵をしている時にもふらり、と遊郭に立ち寄ったりもする。サディストだが、己の手で傷付けないと気が済まない。王国の民には出来る限りサディスティックな一面は出さないようにしている。
【夢・目的】戦争に勝利し、安心した状態で生活を送ること
【生い立ち】幼い頃から整った顔立ちだった少年は、一人暮らしをしていた17歳に時押し入った強盗に無理矢理襲われそうになる。咄嗟に手にした万年筆が犯人の急所を突き刺し、それが初めて人を殺した日になった。今も万年筆を握るとその記憶がぼんやりと蘇ってくる。それからはそのたった一度の武力行為での殺人はひた隠しにしてきていて、両親にすら話していない。
【容姿】金色のふんわりとした髪の毛を長く伸ばし、長い睫毛や下がった眉が特徴的。化粧を施した顔はかなり中性的。唇がぷるんとしていて魅力的。爪にはネイルを塗っている。身長176cm。意外と身体つきは男性寄りでガッチリしている。常にドレスを着ていて、ドレスでない物でも女性的で優美な衣服を纏っている。少し露出のあるもの(オフショルダーなど)も着用している。ガーターベルトなども抵抗が無いようだ。基本的に装飾品は付けないが、髪を纏める時にリボンなどを使用したりする。
【地雷】仲間を傷付けられること
【特技】裁縫などの様々な手芸、化粧、ヘアセット、ファッションのアドバイス/魔術適性:糸
【備考】糸を指先から出し自在に操る魔術。一見頼りなく見えるが、足元に糸を張って動きを制限したり身体に食い込ませ切断、なんてことも可能。しかし切断には糸を強化したものを使わなくてはならず呪文も複雑になる。時々暴走する事もある為か、こちら側が有利な場合にのみ使用している。他にも人の身体に巻き付け操り人形のように動かしたりなど、トリッキーな戦い方が可能。「太陽で編まれし金の糸よ 月で編まれし銀の糸よ 星で編まれし瑠璃の糸よ」と「そして我らに勝利をもたらせ 太陽の名の下に」の間に挟む言葉で様々な応用が効く。「我が手の上 踊らせよ 人形のように」とすれば相手の四肢に糸が絡み付き操り人形のように操作することができる。
【尊華密偵時】かんざしや鱗玉、櫛などを売る簡易的な屋台を出しながら、市民からの噂話などを聴き尊華の動向を伺う。
【容姿】片身替わりの白黒の羽織りを着用し、やはり着物も女物を着付けている。髪質は少しごわついた黒髪。
山葵

イベント獲得物
【称号】ファッショニスタ

  神音(カオン)

「んにゃ〜……わっちに飯を恵んではくれにゃかぁ?」「これ(上着)かぁ?たまたま拾っただけだがにゃ。乞食じゃけど、すっぽんぽんははずかぁ」「今日はこころも腹いっぱいじゃきぃ、あんさんに詩、奏でてもえぇんやで。好きなのいってみんしゃい」
【字】神音(かおん)
【真名】天踊 歌奏(てんよう かそう)
【年齢/年齢】29歳/男性
【所属】尊華帝國/乞食(元大将官)
【性格】一人称:わっち。二人称:あんさん・みゃーら・呼び捨て・あっちゃあ・こっちゃあなど。語尾によく、〜にゃ。〜にゃかなどがよくつく。訛りを気にして寡黙気味であり、単語をボソボソというが慣れたら喋りだす。お酒とタバコ大好き。ある事情から基本やる気がなく、マイペースでプライドのPの字もないが時より飢えた獣のようにギラついた野望が見え隠れし、獰猛さを感じられる。鋭い指摘をするところがあることから、中身は阿呆ではない可能性があるが定かではない。
【容姿】身長:174cm。前髪が長くざっくばらんに切られ、右が長く左が短いというアンバランスさが目立つ白が入り混じった黒髪。十字の模様が浮かび光の当たり具合で色が変わるアーモンド目。目下に逆三角の刺青がされている。首元に囚人の焼印が刻まれており、いつもは包帯を巻いて誤魔化している。栄養不足から肋骨が浮いており、貧相な身体。血が滲んだような汚らしいバンダナを頭に巻き、胸元は包帯グルグル。ズタボロの尊華帝國軍服の上着、死体から盗み取った白装束を左側だけ肩を通している。赤い帯。軍服のズボンを履いて、手首と足首には破壊された枷があり裸足。
【特技】音楽・ピッキング・書道・楽器作り/魔術適正:音(音を操ることを主としている。例として音波を使い地形を把握したり、無音にしたり、音を出したりなど)
【夢・目的】先代元帥と再会すること・自由に生きる
【生い立ち】神に音を捧げる神楽師(音楽信仰)を生業としている閉鎖的な村の出。魔術の強さは音の美しさで決まる。彼は歴代神楽師の中でも一位二位を争う音色を持っており、軍に入った後も言葉と共に奏でられる音は戦場で嘆く兵士達を奮い立たせる軍歌となり、数々の戦果を挙げ大将官まで登りあげた。彼が詩を捧げていたのは神であり軍の中でも元帥の為で国の為に舞っていた訳ではない。何も言わずに立ち去ってしまったかの方の代わりについたは、性格が似つかない妹君。自分が捧げていた人がいない軍にいる価値などないが、かの方が護ろうとした場所だと思い歌を紡ぎ続けた。そんな努力など意味はないと新たな体制を作るという欲望の為濡れ衣の罪を課せられ、冷たいコンクリートの中に死を待つのみの鳥。そんなものなるぐらいならばと、唯一の武器を取り返し逃げ続ける道を選んだ。罪人を隠し、音を隠し、弱気者のふりをして貴方に《ご飯をください》と媚びを売る乞食として生きていく
【地雷】尊華帝國元元帥の悪口・音楽を蔑ろにすること
【備考】 立場上転々と移動する形だが、尊華帝國軍人を見かけると隠れたり逃げようとする。ご飯をくれたものに対して気まぐれで音楽を披露するものの大抵は美味しいご馳走さま〜で終わり。動物は好きで、もらったご飯でも野良犬や猫が近くにいたら渡す。故郷から離れる際に授かった《音祈(とき)》と呼ばれる十字架の形をし真ん中に陰陽太極図模様が描かれ、白い帯が巻きつけられた杖は手放すことはなく、振るうことで音を奏でることが出来るがどのように持ち、振るえばいいかは持ち主以外分からない。

字……神の音色との意味で、神音
真名……天(かみ)に踊りと歌を捧げるとの意味
餡団子

  糸蜘蛛(イトグモ)

「花より戦、戦より美女。花を愛でるも人を斬るも女子を抱くも、俺から言わせれば等しく戯れ。なぁに、浮浪者の戯言よ。聞き流し、水に流して忘れておくれ。」
【字】糸蜘蛛 「俺の刀の錆となった兵が、最期に俺に遺した言葉よ。まるで蜘蛛のようとな。」
【真名】狩夜 黎明(カリヤ レイメイ)
【年齢/性別】26歳/男性
【所属】無所属 「俺は流れに逆らわない。せせらぎが留まることを知らぬように、どこまでも流れ、流されて征くだけよ。」
【性格】「まずは他者を知ることから。いくら鋭かろうが、心宿らぬ刃は容易く錆び付き手折れるぞ。」
一人称:俺 二人称:お前、貴様、汝、呼び捨て等。
その生き方の示す通り、流浪の流れ者らしく飄々とした掴みどころのない性格。
少しばかり古めかしい言い回しを好み、何よりも他者との対話を好む。
ただの語らいだけでなく、力をぶつけ合って語り合うと言う荒っぽいことを行うのも吝かではないと語る。
花より戦、戦より美女に目を呉れる無類の女好きで、行く先々で様々な女性にちょっかいを掛けているとかいないとか。
何事も「愉しむ」ことを最優先としており、戦もまぐわいも、彼にしてみれば“遊戯”や“狩り”の一環。
【夢・目的】「ふむ。まあ無いわけでも無い。俺とて流れ者である前に人故な。志も夢も、数え切れぬほど抱いたものだ。」
・婚約相手を見付ける
そろそろいい歳であるため、最近の彼の夢と言うか目的は専らこれ。
ちなみに彼の理想は「清らかで美しく、畔に咲く花のように淑やかな女性」であるらしい。金持ちだと尚良とのこと。
・愉しいと感じる戦の場
元々血の気が多い性格であるため、自身の愉悦を満たしてくれる戦いの場、相手を探している。
もしも彼のお眼鏡にかなう可能性のある相手を見付けたのなら、彼は鯉口を切ってこう言うだろう。
「俺に抜かせてみせろ」と。
【生い立ち】「俺の昔話なぞ、聞いても面白くは無いだろうに…物好きな奴よ。」
尊華帝國の中流程度の階級の家系、「狩夜家」の長男として生を受けた。
昔から落ち着きがなく、気付いたらふらふらと一人で出歩く癖のある危なっかしい幼少期を過ごした。
武の心得、魔術への適性を幼い頃より発揮し、将来は帝國軍の中将官くらいまでなら上り詰められるだろうと期待を受けていた。
が、18の時にそんな周囲の期待をあっさりと裏切って家を、果ては国までもを飛び出して気の向くままに流浪の旅を始める。
以降、どこに留まることもなく、この世界中の各地をふらふらと彷徨っているとのこと。
生活資金に関しては傭兵や護衛の依頼などを請け負うことで賄っており、一応生活には困っていない。
「金」にうるさいが、金を積まれれば傭兵でも人斬りでも荷運びでも、基本的に何でも引き受ける半便利屋。
そんなこんなで、世界中を渡り歩いているために三国の中でも割と顔や名前が知れており、別の国の人間とも親しみ、相手が女性であれば些細な下心も持って接する。
【容姿】「見惚れるのは構わんが、俺を熱く想いすぎて火傷などせぬようにな?」
銀髪金眼、左目に小さな泣きぼくろ。狩夜家の子供は皆、元来銀色の髪で生まれてくるらしい。
耳に赤い耳飾りをしており、服装は黒や白を基調とした着物に下駄。戦いの場に赴く際に、白い着物を羽織ることが多い。
腰に一本、白い鞘に収められた日本刀を拵え、反対側に他国で手に入れた銃を携えている。
【武器】・銘刀 雪走 名の通り、雪いだように真っ白な刀身を持つ日本刀。鍔が雪の結晶を模した形をしている。
刀身には刃こぼれも錆び付きもなく、付着した血液すら、一振りで雪ぎ落ちていく。
・拳銃 他国で手に入れた拳銃。普通の拳銃のように銃弾を放つことはできず、彼の魔術の関係上、放たれるのは糸で作られた銃弾となる。
【地雷】・年寄り扱い、それに近い呼称など
口調などのせいで年寄りみたいだと言われたことが少なからずあるらしい。
「おじいちゃん」は禁句、「おじさん」は妥協点で、「お兄さん」と呼ばれると気を良くする。
・手を抜かれること
何においても手を抜かれることを嫌う。戦いの場などでそれをすれば、彼は激昴することだろう。
【特技】・剣術 魔術師であり武の道も究めんとしている彼にとっては必要な技術。 ・射撃術 これもまた、彼に必要な技術。特に、彼の魔術を有効的に扱うのに必要。 ・魔術 鉄鋼の四倍の強度と言われる蜘蛛の糸。それを射出する魔術。物質を母体とする必要があり、彼の母体は銃。速度は銃弾ほど早くなく、形状は自由。弾状となった糸が銃口から放たれ、対象に近づいた後望んだ形に変形する。
【備考】・喫煙者。煙管を好み、自分用の煙管を持ち歩いている。 ・飲酒者。極上の酔いに入れる強い酒が好みで、お酒には滅法強い。 ・戦いの際には非情で傍若無人な一面が顕になることがあり、気に入った相手を焚き付けるためならば手段を問わない。戦意が消えようものなら家族を殺すと脅し、怯えを見せれば皮肉や侮辱をぶつけて逆鱗に触れる。 ・女子供は斬らないと言う彼なりの矜恃を持っており、それは戦場であれど例外ではない。
「我は糸蜘蛛。貴様の戦意を糧に生きる蜘蛛。
 ようこそ、この素晴らしき惨殺空間へ。
 もう逃げられはせん。お前も、とっくに俺の糸巣の中。」
あくび。

  ソウ

「えー。僕ですかぁ。えぇめんどくさ...はいはい。やりますよ!」「俺はスイーツのために生きてるんで。」「嫌だよー。え?プリン?あげるって?仕方ない。今回だけだからな?」「べべべべ、別ににに、嘘な、何かついてないよ?」 
【字】ソウ 
【真名】 カーネイジ(carnage)
【年齢/性別】18/男
 【所属】ウェンディア聖騎士団/副団長
【性格】常に眠そうで、やる気なし。歴史上一若い副団長だと言うのに人から言われないと動かない。しかし、友や、家族をバカにされると許さない。決して努力家ではなく天才肌。誰に対してもためを使ってしまう、驚異の甘党。甘いものには目がない。見た目が若く見えるため、皆に可愛がられることを嫌っている。
【夢・目的】世界中のプリンを食べる。
【生い立ち】王都の外れに3人兄弟の一番上の兄として生まれてきた。小さい頃から、能力が強く大人をも驚かせるほどの魔術野の強さを持っていた。12歳の時、夜空を見に近くの山まで行き、帰ると両親と弟と妹が何者かに刺されて殺されていた。近く紙に(大虐殺)と書かれており、その後は祖父母に引き取られた。そのような暗い過去もあるがずっと落ち込んでいると、祖母に「辛い時は笑顔で」と言われたことから前を向くことができた。
その後はその魔力の強さから15才の時に騎士団に選ばれ、17歳の時に前代未聞の若さで副団長抜擢された。性格にすこしばかり難があるが、可愛らしいと言うことで周りの大人から小バカにされる。今では立派な組織を引っ張る副団長として活躍している。
【容姿】180cmという高身長のわりには顔が若いため15歳ぐらいに間違われる。
【地雷】子供だとバカにされること、デザートを粗末にされること。
【特技】風や水のような自然魔法。
ゆう

  ヴァンジャンス

「ウェンディア聖騎士団、騎士団長だ。……必ず勝て。以上だ」「私の言ったことを忘れたのか。勝てとそう言ったのだが。……嗚呼、もう良い。勝てないような奴、失敗するような奴はこの団には要らん。失せろ」「此に貴様如き触れるな。貴様のような薄汚い手で触れて良いものでは無いのでな」「我が心は主の元に在り。其の御心のままに、其の御心が示すままに──永久に凍てつけ、太陽の名の下に」「……お前はこれを望んでいるのか? いや、望んでいなくとも……もう、戻れん」
【字】ヴァンジャンス
【真名】ジェンティーレ
【年齢/性別】24/女
【所属】ウェンディア聖騎士団
【役職】騎士団長
【性格】一言で言ってしまえば無愛想。常に表情の変化が少ない。しかし、無口なのかと思いきや飛び出してくるのは高圧的な言葉ばかり。“失敗”というものを許さず、それをしてしまえば彼女は容赦なく切り捨てるだろう。“必ず勝て”が彼女の口癖。まるで“失敗”を過度に恐れているようにも見える。彼女のその様は冷酷にも見えようが、彼女は“人と接する”事にあまり慣れていないらしい。故に会話なども、必要最低限以上の事は嫌がる素振りを見せるも、そのまま会話を続ける事は可能である。それを冷酷だと勘違いされる事もあり、あまり好かれては居ないようだが……。
【夢・目的】戦争勝利、それだけ。彼女が望むものはそれだけしかない。
【生い立ち】──『常に正しくあれ』。
彼女はそう言われ続けて育った。彼女が育ったのは裕福な家庭ではあったが、教育が過度でだったのだ。母親からの過度な束縛など、自由を許されぬ場所で育った彼女は果てには心を閉ざす。友人も作れず、孤独のまま彼女は生きていた。言うがままに剣の腕を磨き、魔術の腕を磨き、そして聖騎士団へと入団した。そこでも孤独なのかと思いきや数年前、彼女には友人たる人物が初めて出来たのだ。友人の前では少しであれど自分をさらけ出すことが出来た。彼は同じ、聖騎士団の騎士だった。彼が居たからこそ、騎士団でも周りを鼓舞出来るよう、周りを支えられるようにと努力する心が生まれた。けれど、友人もまた亡くなってしまう。絶望の中、彼女はそれまでの行いが評価されたせいか騎士団長へと抜擢される。──その瞬間、彼女は豹変したのだった。“失敗”をするな。勝て” 全ては、友人を亡くしてしまった事からの豹変。友人の様に、もう何も無くしたくない。“失敗”したくない。だから彼女は今日も、心を殺しながら生きるのだ。
【身長/体重】168㎝、52㎏
【容姿】所々金色が混じる純白の髪を肩の辺りで短く切り揃えている。前髪はM字分けに、横髪は胸元の辺りまでと、後ろ髪に反して横髪が長いのが特徴的である。つり目気味の金色の瞳を持っており、その中には光が一切無い。制服を着崩す事もなくきっちりと着ており、僅かな女性らしさを表すかのように、頭部の右側、そこに青のリボンを付けている。
【地雷】友人の形見であるリボンに触れられる事。 “失敗”。
【特技】彼女に剣術以外の取り柄は無い。そう言われ続けた。しかし、どうやら氷の魔術が得意らしく、剣よりも魔術を使用する姿も見られているらしい。
【備考】かなりの実力者。剣術は言わずもがな、得意の氷魔法を剣術と組み合わせて扱うその技量が良いと言われている。しかし、本人はまだまだであると自嘲している事が多いらしい。誕生日は3/29。
大和守

  サーマキス

「いらっしゃいませーい、2名様でよろしいでしょうか?…はい、それでは5番テーブルまでどうぞ〜…」「了解致しました、この虚鼠、見事任務を遂行して見せましょう。……迅速に。」「俺は嘘ってやつが大好きでね。騙し騙され恨み恨まれ…そういうドロッドロでズブズブの血生臭ぇ争いを見るのが堪らなく楽しいんだよ。」「……酒が止まらねぇ。度数の高い奴が…喉に来る奴が飲みてぇ…!」「偉大なる虚構の神よ、ヘンムスよ。どうか、我が祈りを聞き届ける事なかれ。此度見せましは遥か蒼き森の童話。嘘も誠も真も偽も、その全ては我が手管にあり。世界よ惑え。ダー=ニト=ロロイ=シュクロズア」
【字】サーマキス
【真名】ヴェラト
【年齢/性別】21/女
【所属】シュクロズアリ旅団(ウェンディア)(尊華)
【役職】三重スパイ
 【性格】気分屋。仕事はそれなりに熟すが、細かいところを誤魔化したり雑に処理したりする癖がある。自分が面白そうだと思ったことには気合を入れる。嘘つきで天邪鬼な性格の為、他人の嫌がることに熱中しがち。誰が苦しもうと悲しもうと自分が楽しければそれでOK。誰に対しても馴れ馴れしく接するが、相手側から来られると警戒する。趣味はボードゲームとギャンブル。チェスにオセロ、将棋に囲碁もこれまで無敗を貫いてきた。特に賭け事は彼女の至福の一時らしい。負けようが勝とうが、そこで得た幸福は何物にも勝るのだとか。
【夢・目的】戦争をできるだけ長引かせること。自分の娯楽をこの世から根絶させないこと。
【生い立ち】平凡な家庭に生まれ、16まで平和に暮らしていたが、その年にヴェラトの両親がどちらも不倫していたことが発覚。家族会議が勃発し、「こんな家いられるか!俺は彼女の元に帰る!」と言って父は家を去っていった。人肌恋しくなった母は男を求めて風俗で働き始めた。結局、ヴェラトも家を去り、「家族もいない、愛すべき人もいないこの世で精々娯楽に満ちた一生を過ごそう」と考え、今日を過ごす。
【容姿】薄い金髪は後ろで雑に結ばれていて、前髪は視界の邪魔になるためか取り払っている。瞳の色は黒、少々険しい目つきをしているが、基本ヘラヘラして笑っているため無表情でいる時が極めて珍しい。大笑いすると小さな八重歯がきらりと光る。三重スパイな為服装は基本的に毎日取っ替える。
【地雷】 見透かされたようなことを言われること。
【特技】 人を騙す魔術、偽装魔術。剣術もある程度はこなせる様だが、本職の人間と比べるとやや力量不足。
【備考】  ウェンディアの内情を調べる為、尊華が送り込んだ密偵…と尊華内では考えられているが、実際はシュクロズアリ旅団の一員として暗躍している。ウェンディアの内情を知りつつ、尊華の内情を知りつつ、シュクロズアリ旅団の内情を知る人物。シュクロズアリ旅団に手を貸すのはあくまで三重スパイという立場を楽しむ為に過ぎず、尊華の密偵としての給料やウェンディアにある王国騎士御用達のレストランでのバイトの給料などで毎日を生活する非常に自由奔放な人間。戦争を終わらせない為に嘘の情報を流したり、どちらかの国が必ず不利になるような状況に仕立て上げ、どちらかを攻めさせようとする。シュクロズアリは自らの暗躍がバレた時用の時間稼ぎ、盾として考えており、その気になればヴェラトの持つ偽装魔術によって様々な顔にすり替わる為、彼女を追跡する事は極めて困難である。尊華の密偵として名乗っている文字は『虚鼠』(うつろねずみ)。ウェンディア内では『ギルバート』を名乗る。

  ライラ

「あらお兄さん良い男ね、私と遊ばない?……え、お金ないの?……ちっ、この醜男!」「……私が、綺麗って?…んふ、ありがとー。知ってた!」「星墜の裁きよ 今ここに ダー・ニト・ロロイ・シュクロズア」
【字】ライラ
【真名】ヤファ
【年齢/性別】26/女性
【所属/生業】シュクロズアリ/構成員/踊り子 
【性格】せっかちで短気、勝気で死ぬほどの負けず嫌い。男性に対してはまず甘い言葉で近寄り、金目のものを搾取できないか画作し(興味を持てばそれ以外のアプローチも)、女性に対しては基本的に世話焼きで、ついつい先読みをして口を出しすぎてしまうようなところがある。人間的価値を誇示したり推し量る唯一の手段がいくら稼いだか・いくら貢がれたかだと思っている為かなりの拝金主義であるが、入ってきた金に執着はせず使い方も豪快。男性からの愛情は金額で図るが、案外真っ直ぐに来られると弱かったりする。
【夢・目的】数え切れないほど沢山あるがその殆どが大層な野望である。一例を上げるとヨズアの国を取り戻し大陸一の富裕国にし、自分より強く金持ちの男と結婚しこの世の美味という美味、絶景という絶景を余すことなく堪能しながら何不自由のない暮らしをする事…などかなり具体的である。中でも常日頃から言っているのは、魔術師になるきっかけとなった謎の魔術師(私のシュクロズアと呼んでいる)に会うこと。
【生い立ち】一夫多妻の少し複雑な家に産まれ、男尊女卑的な構図や奉仕的な家事労働にうんざりして12歳の時に出る。 ヨズアの民の言うところの『踊り子』というのはいわゆる『花売り』に該当する言葉であり、ライラは各地を放浪しながら男性を相手に『踊り』を売って生計を立てていた。14歳の頃にとある戦争に巻き込まれるが、偶然降ってきた隕石によって助けられる。朦朧とした意識の中で誰かの手によって運ばれ戦場から逃れることが出来、その時の人物が男性か女性かも解らぬままであるのにも関わらず『私のシュクロズア』と呼び、以来崇拝している。数年後、現在の魔術の師であるアスランと出会い、戦場に居るはずの『私のシュクロズア』と再開したいという下心から魔術を学び始める。はじめの頃は「身体で払う」と言っていたが、あしざまに断られたことで負けず嫌いに火がつき彼の元へ通いつめること10余年、とうとう一番弟子と言って差し支えない程の技量を身に付けるに至った。アスランとは本人曰く腐れ縁であり、今のところ恋愛対象ではない。なお、こんな生業をしていながら隠し子などは居ない。一人だけ産むことが出来なかった子供がおり、その際に子を成す事が出来なくなった。亡骸はシントにあるためシントを荒れ地にした帝國に対しては強い憎悪を感じており、それも彼女を戦争に駆り立てる理由のひとつである。
【容姿】浅黒い肌にすらりと伸びた手足がヨズア人らしく、黒く長い髪は大切に手入れされている。本人は美貌に絶対的自信を持っており、その自信に満ちた三白眼は受け手によってはミステリアスでアンニュイな印象を与える。口元には黒子がある。服装はゆったりとしたローブを纏っているが、その下は妖美な踊り子の衣装や装飾品を着込み、頭には宝飾のついたベールを被っている。刺青の位置は胸元と太腿の内側。
【地雷】安く見られる事、女として恥をかかされること、待たされること・子供を傷つけたり働かせたりする事。
【特技】踊り、言いくるめ、誘惑(自称)
【備考】 彗星神信仰の魔術を使い、隕石を降らせて戦うが星のある夜にしか使うことが出来ない。隕石の大きさは数センチ〜2,3メートル程。  真名は「美」、字は「夜」の意
〆鯖

  ラヴィス

「わたしですか。そういえば自己紹介もまだしていませんでしたね。──こほん、ウェンディア聖騎士団付きの司祭、ラヴィスといいます」「……あ、今わたしのこと子供って言いましたか? 聞き捨てなりませんね」「えと、紅茶ですか。ん……その、砂糖とかあります?」「大陸が戦火に包まれたとしても、わたしにできるのはこれくらいですから。それで頼りにされているんですし、わたしは別に嫌じゃありません」「あの、すみません……このお野菜だけ食べてくれませんか? ──ああほら、わたしは司祭ですけど、騎士の皆さんは少しでも滋養のある食事を摂らなければならないですし、ねっ?」「──わたしの手が血に塗れたとしても、それでもわたしは、わたしにできることを貫き通すだけです」
【字】ラヴィス
【真名】アンジェ・ド・シャルマン
【年齢/性別】16/女
【所属】ウェンディア聖騎士団/司祭
【性格】同年代と比べてやや大人びた面と、それに相反するように精神的な未熟さが混在する。尤も、前者の姿は後者の姿を隠すため、悟られないため、或いは自身が“優秀”であると周囲に映るように作り上げた姿である。育ちの良さから豊富な語彙を保持し、それ故に歳上との会話などでは適切な言葉遣いを用いることができる。そしてそれは魔術の才能とも直結し、またそれを貶されることを酷く厭う。総じてネガティヴな思想、浅はかで単純な思考、自身に対する侮辱、或いは自身の優秀性を否定されることを毛嫌いしており、それらを前にすると装っていた平静が柔らかに崩壊していく。負けず嫌いであり、チェスなどを得意とするが、しかし負けた場合などには“もう一度お願いします”と要求し、軈て勝つことがなかったその時には若干の涙目で“もう結構です、ありがとうございました”と立ち去るなど、普段繕った仮初めの姿のその下を垣間見れば、歳相応の幼さが残っていることがわかる。一方で人付き合いが悪いわけではなく、何らかの誘いにはある程度の文句などを口にしつつも、結局はしっかりと最後まで付き合ってしまう。自身の魔術の研究に没頭するあまり友人関係を疎かにすることはなく、それ故に多くはないが友人はいるようだ。
魔術の才能を買われ騎士団付きの司祭となった経歴もあり、彼女自身自分の才能そのものを自覚しているが、しかしそれに驕ることはなく、日々努力を続けることができる。行動原理は“人の役に立つ”ではなく、“自分の才能を認めてもらう”ため。仮に自分以上の癒し手が現れたとすれば、その本人に教えを請うことも厭わない。子供っぽい一面も否めないが、しかしそういった努力家な姿は騎士団も把握しているようだ。
【夢・目的】自身の魔術の極致を探し求めること、子供扱いされないような大人になること、いずれ戦争が終わったその日に世界を巡ること、偏食を克服すること
【生い立ち】ウェンディア王都に暮らす良家の出身。同年代と遊び暮らすような経験は少なく、ひとり屋敷で魔術のその基盤、言葉に触れる機会が多かったためか魔術に優れ、両親の推薦もあり騎士修道会へ入会。指示に対する理解、信仰心、魔術の才能などはどれも高水準であるが、得意とする治癒魔術以外はなかなか扱えないことから騎士団付きの司祭に就任。
【容姿】
《身体的特徴》
身長147.2cm、体重不詳。痩せ型ですらりとしている。髪色は真白く、前髪は右目側へ流し、横髪は右が長く先がくるりと巻かれ、左は短い左右非対称。後ろ髪は非常に長く、首元でリボン状に結び、左右それぞれ1房を下ろす。毛先の方でピンクのリボンを用い結んでいる。耳の前辺りの頭頂部に向けて髪をカチューシャにように編み込む。瞳は右が青く、左が黄色い。それぞれ7月の蒼穹と8月の満月を思わせる色合いで、光をよく反射し輝く。化粧っ気はなく(曰くしたこともない)、度々お洒落好きに捕まり玩具にされていたり。
《特記事項》
猫の特徴を持つ獣人とのハーフであり、人間の位置に人間の耳はなく、頭頂部に猫耳を持ち、また腰に尻尾を持つ。
《軍服》
襟元:ネクタイからリボンに変更
袖元:普通
腰:ベルトからコルセットに変更
裾:横から後ろにかけて脹脛程度までのロング丈、前は膝上のショート丈でボタンの数がやや多め、左側サイドの裾に生家の紋章有
脚:タイツから口ゴムが斜めにカットされ金の装飾が施されたニーハイソックスに変更
足元:金の厚底のショートブーツに変更
特記事項:ケープ(正式場面着用)のフードに耳を出す穴、軍服腰元に尻尾を出す穴を用意。手袋をグレーから白に変更。
【地雷】子供扱いされること、自身の魔術を小馬鹿にされること、野菜や苦いものを無理やり食べさせられること、ネガティヴな思考、しっぽをぎゅっとされること
【特技】一定の範囲内に継続して回復効果をもたらす結界魔術、戦術理解、指揮、菓子作り、その他家事全般(騎士修道会に入るため身につけたらしい)、チェス、細剣技
【備考】
・CVイメージ:小倉唯/イメージソング:白く咲く花
・字は“うっとりするような”、真名は“誓い・敬称・魅力的”の意味合いを持つ。
・ラヴィス+アンジェで仏語“Ravissant Jurer(ラヴィサンジュレ)”の捩り。スとアンを繋げるように、サに近い音として発音してみるとスパッと伝わるかもしれません。
・アルファベット表記の名前は字が“Raviss”、真名が“Antjurer・de・Charmant”。
・魔術詠唱は“清らかなる生命の風、天上に御姿(みすかた)の煌めく太陽よ、邪を退け命分かち、その鼓動を刻め、我らが主の名の下に”。
・一人称:わたし(平仮名)/二人称:あなた(平仮名)
・血糖値がかなり高いらしい。王都の医者などには糖分を控えるよう言われているが、偏食を克服せねばどうにもならないようだ。
・命脈の礼剣を用いた剣技などはある程度身に付けており、また魔術の発動の際の起動点としても扱う。
・魔術はヒーラー型、予防・脈動治癒系統。前述の詠唱の後に、儀礼剣を振るい地面へ突き刺せば、そこを中心として一定範囲内に青白いオーラでドームが形成される。その範囲内で活動する同行者に、継続的な回復効果をもたらすが、ダメージを受けたから即座に回復!といったことはできず、長時間少量の回復力でのヒールを行うことにより能動回復に匹敵する回復量を発揮する。また、詠唱を省略する“略式詠唱”では1人に対して脈動回復を行うため、後方での負傷者の救護などを行う場合にはこちらを用いる。
※全身画などはキャラクター作成掲示板を参照
ひよ。

イベント獲得物
【称号】ファッショニスタ

  ファラーシャ

@Picrew @aerobe10

「ヒッ……。すみません。すみません。すみません。あたしの名前は、あ、その、ファラーシャと、申します。あ、あ、あたしのこと、なんかより他の、ヨズア様に聞いた方が……」「ひ、ひどいです。あたしは、ただ、虫の知らせがあったからつたえにきただ、だけで。グスッ、どう"じで無"視す"る"の"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"っっっ!!!!」「……アハァ♡虫さん達は、貴方様を食されたいと申してます。どうして怖がるのですか?あ た し 達 と 一 緒 に な り ま しょ ?」
【字】ファラーシャ
【真名】ハシャラート
【年齢】33歳
【性別】女
【所属】シュクロズアリ/構成員
【性格】一人称:あたし/二人称:(同族)○○様・(その他)見た目的呼び名+様・(虫)○○さん。彼方(其方/此方)様・(国名)方など。泣き虫で弱虫、寂しがり屋。第六感、虫の知らせに特化しすぎたせいで、何事もにも悲観的で怖がりで、ちょっとしたことで悲鳴を上げすぐに弱音を吐く。が、自分の魔術や虫に関してのみ悲観的な発言をすることは絶対にしない。虫コレクターであり、昆虫食家。
【容姿】身長:155cm。右横髪を三つ編みにし、胸の長さまである唐紅色の髪。眉毛はハの字に下がり、青緑色のアイシャドウが塗られ、睫毛が長く水色の垂れ目。右目は襲撃された際になくし、虫のような複眼を義眼とし、眼帯で隠している。性格通り頼りげがなさそうな顔立ちをしており、左の鎖骨部分にホクロが2つついている。胸は谷間ができるぐらいの大きさで美脚。耳には、玉虫の翅が使われたピアス。頭に黒い花のカチューシャ。背中と胸元が開いたロングドレスに骨に見立てた飾りが施されたピンヒールを履いている。黒マニキュア。刺青は足全体と舌。
【特技】虫に纏わる魔術・第六感(虫の知らせ)・植物を育てる事・虫アクセサリー作り
【地雷】虫を虐める・無視される事
【夢・目的】世界中の虫を記載した図鑑を作ること・復興したヨズアで静かに暮らす
【生い立ち】代々虫に纏わる魔術を引き継いでおり、元家は、緑がいっぱいで虫を展示する博物館。ハシャラの周りにはいつも虫だけ。虫だけが、遊んでくれた。ウェンディアと尊華が文献を、家を、多くの虫達を火の海に投げ捨てた。燃え盛る灼熱の花に苦しむ虫達は、苦痛の悲鳴をあげていたのを鮮明に覚えている。多くの書物や虫を助ける為に両親は、火の中に飛び込み虫と溶け合う。孤児となり、拾ったのが、シュクロズアリ旅団。いつか、また緑が生い茂った博物館で虫の楽園ができる日を夢見ている。
【備考】世界は虫によって生かされていると信じている虫信仰。虫の加護を得るために、虫に纏わるモノを体に身を纏っているのが特徴。家が学者関連だったので、歴史や文化などにも詳しい。喪女特有の冴えなさと、性格的問題、そして昆虫食家という奇抜さで今まで恋人どころか告白もされたことがない。魔術に関しては、虫に纏わるモノであり虫を召喚・使役したり、キメラにしたり、虫が見ている世界を共有したりと虫に纏わることなら可能。
字……「蝶々」
真名……「虫」
餡団子

  アスラン

「お前に教える程、俺の魔術は安く(易く)ねえ。悪いが他を当たってくれ。」「シュクロズアはヨズアの夜を確かに照らした。あの星に夢を見てシュクロズアリは輝かんとしてるんじゃねえかな、きっと。」「⋯暁星のアスラン。巡り合わせがあれば、お前とはまた会うかもな。」「星墜の裁きよ 今ここに⋯⋯ダー・ニト・ロロイ・シュクロズア」
【名前】アスラン
【真名】ハロム
【年齢/性別】30/男
【所属】シュクロズアリ/構成員
【性格】口が悪くぶっきらぼう、冷めている訳では無いが初対面の相手にはそう取られる事も多い。感情も読み取りやすく寡黙という訳では無い。人を見る際は相手の輝きを見る。すぐ諦めたり心に何も持たない人間は好まず、内容に問わず夢や目標を持っている人間を好む。彼曰くそれが『人の輝き』である。ただし子供に対してはその限りでは無い。戦争の場においては冷酷で、容赦無く敵は殺す。だが冷酷になり切れない節もあり、特にどうやら無関係の人を巻き込むのは好きではないらしい。冷静に物事を考えられるような頭が切れる男と勘違いされる事も多いが、本質は無鉄砲で熱情的な人間で、思うがまま考え無しに行動を起こすタイプの男。
【夢・目的】弟子の夢の果てを見届けること。多くの人の輝きを眺めること。ヨズアの領土を取り戻すこと。
【生い立ち】シントにて古代ヨズアの占星術を受け継ぐ純粋なヨズア人の家系に生まれ、12歳の頃に出会ったとあるシュクロズアリの男の輝きに魅せられ、15歳には魔術師となる事を決意し旅に出た。その男と再び出会う事は無かったものの、シュクロズアリの一員として命を賭けヨズアを取り戻す事を目的としている自分が酷く眩しく、自分に心酔しながら戦った。この頃は今よりも更に自信家であり血の気も多く、隕石の魔術を振るい戦いながら、眩しいと思える人に多くの恋をした程。しかし18歳の頃に戦場で冷徹になりきれなかった事があり、その日から自分の生き方がぐらついてしまい、少しずつ今の性格へと変わっていった。20歳の頃、主に生活のため独自に魔術教室を始め、何人かの弟子を持ったがその多くが中途半端に消えるか辞めてしまい、今でも残っているのは最初の弟子、ライラ一人である。10年間もの間時間を共にしているが、その関係は本人曰く腐れ縁であり、今のところ恋愛対象ではない。
【容姿】うねりのある癖毛の黒髪で、額には紺色のバンダナを巻き、代々伝わる飾りを付けている。肌は褐色であり、顎には短めのを生やしている。黒瞳は三白眼であり、眉は太い。黒いインナーに紺色メインのキャプテンコート、深緑色の長ズボンを着用。身長は183cmと高めで、体格も身長相応にしっかりしたもの。総括して人相はとっつきにくい壮年の男といったイメージ。入れ墨は右肩。
【地雷】魔術師として軽んじられること。目標や夢をすぐに諦めること。しつこく付き纏われること。
【特技】占星術(星占い)、倹約
【備考】弟子を持つまでは星占いなどで生計を立てていたようだが、現在はそれも少なくなっている。星を見るのが好きらしく、家に合った古臭い望遠鏡を今でも大事に使っている。彗星神信仰の魔術を使い、隕石を降らせて戦うが星のある夜しか使うことが出来ない。隕石の大きさはリアル準拠で、数センチ~2、3メートル程。真名は「夢」、字は「夜明け」の意。
クノ

  静香(シズカ)

「私の名前?…私は静香って言うの。じゃあ私は名乗ったから、次はあなたの番ね。あなたのお名前はなぁに?」「幸せとか愛を欲しがる人は沢山いるけれど、幸せや愛を与える人は少ししかいないでしょう?…だから、私は愛を与えられる側の人になりたいの。」「手を離して、ねぇ。…ねえ。お願い!」
【字】静香 (しずか)
【真名】雨屋 翡翠 (あまや ひすい)
【年齢/性別】19歳/女
【所属】尊華帝國軍/巫女
【性格】穏やかで献身的。常に柔らかな笑みを浮かべており、そのせいで馬鹿にされたり気味悪がられたりすることもしばしば。世間知らずであり、また、相手が誰であろうと声を掛け、時に刃を向けてしまうような身の程知らずでもある。幼い頃に家の外に出たことがないので、家を出てから数年経った今も好奇心は底を尽きない。自分が正しいと思った事は疑わず、他人から何かを言われても意見を変えることは滅多にない頑固な一面もある。
【夢・目的】もっと色々な世界を知ること。
【生い立ち】比較的裕福な家に生まれ、蝶よ花よと可愛がられてきた。しかし、かわいがるあまり家の敷地外に出る事が許されず、外の状況を何も知らずまま育ってしまう。16の時、家の決まりや親の期待に嫌気が差して、止められはしたものの、理由をつけて半ば無理矢理に家を出る。外に出れば知らぬ事ばかりで、今までの人生はなんだったのだろうか?と疑問を抱き、知らないことを知るために帝國軍へと身を置いた。
【容姿】腰上辺りまで伸びた黒髪を三つ編みに束ね、右前の方に垂らしている。二重の目に、色素の薄い茶色の瞳。身長は160cmと少し。指定の軍服には膝がギリギリ隠れるくらいの丈のスカートを合わせて履いており、帽子の有無は関係無しに赤い菊結びの紐を横髪につけている。
【地雷】偽善者と言われたり、夢を否定されること。
【特技】 絵を描くこと、料理作り(料理とお菓子は別らしく、お菓子作りは苦手としている。)
【備考】魔術適正は回復治療系

イベント獲得物
【称号】薬物中毒

  雷鏡(ライキョウ)

「俺の名は雷鏡。ウェンディアの為に戦うことを決めた傭兵だ!」「いらっしゃいませ。依頼内容を聞きますよ。」「今日は猪肉の鍋にするぜ。」「チビ言うな。チビでも努力すれば大抵の事は出来るようになるんだよ。」「俺の決意はもう、揺るがない。」「従業員、どうしよっかなあ…」
【字】雷鏡(らいきょう)
【真名】クロノ・ノヴァ(Chrono Nova)
【年齢/性別】16/男
【所属】ウェンディア(ヨズア人?)
【性格】仕事に対しては、とても真面目な性格で、常に最善を目指し、妥協を許さない。それが彼なりの仕事の仕方だ。しかし、少し面倒くさがりな性格もあるが、それは普段の姿でしか見せないという。しかし、自らを高める為に鍛錬は欠かさずに行っている。
【夢・目的】これは希望的観測ではあるものの、いつか戦争が終わって、万事屋としてやっているときに、平和な依頼しか来ないようになってほしいという彼なりの願いがある。
【生い立ち】正確なことは本人ですらわかっていない。ただ、ぼんやりと自分には生き別れた兄がいたと言う記憶はあるそうだ。しかし、本人でさえ詳細な情報を持っているわけではないので、半分諦めている。
【容姿】赤髪と黒髪のメッシュをうなじが隠れるまで伸ばしており、目は赤と黄色のオッドアイ。身長は150cmと小柄であり、本人もこれをコンプレックスとしているようだ。服は土色と葉色のフード付き。黒色のズボンと、かなり目立ちにくい格好をしている。また、腰には一本の刀を下げており、これに後述する魔術を付与して戦う。
【地雷】身長のことでバカにしたらガチギレする。
【特技】3つの国のすべての言葉を巧みに操る。まるで彼の母国語のように。 また、雷の 魔術を操り、敵に落としたり、刀に付与して戦う。 それと、目にも止まらぬ抜刀術と、一刀流。サバイバル。そして、彼は最近、野草についての知識を手に入れ、薬草の知識も手に入れた。これで彼は生き残りやすくなる。
【備考】彼はついに自分の家と拠点をウェンディアに持った。名前は「万事屋 雷鏡」どんな事でも承る何でも屋である。もし何か困っていることがあれば、彼が助けてくれるだろう。彼は仕事には妥協を許さない人間なのだから。
グレー

  フルーリア

「わ、わわ〜〜〜!!ごめんなさい、怪我しませんでしたか…!?」「お花、とっても素敵ですよね!宜しければ…貴方の大切な方に、送ってみませんか?」「看板娘なんて身の丈に合いません…!私はただのお手伝いさんです!」「誰かを守れる力なんて、わたしは、そんな…誰かを守るという言葉さえも、わたしには…口にはできない、です…」
【字】フルーリア
【真名】キルシュブリューテ
【年齢/性別】17/女性
【所属】なし
 【性格】彼女は無邪気で、天真爛漫で、子供っ気のある少女です。達観なんて言葉はまだまだ彼女には合いません。ミステリアスでもなく、至ってわかりやすく、当たり障りなく、誰にでも笑顔で接することのできる…太陽のような、明るい笑みを浮かべてくれます。彼女は時に雪を溶かす暖かな太陽のようだったり、はたまた夏の木の葉から覗く木漏れ日のようだったり…違う笑顔を沢山見せてくれます。彼女が好きなのは花。特に、チェリーブロッサムやピンクの花がだぁい好き。
そんな明るく優しい彼女だけど、どうしても苦手なものがあるみたいなの。それはね、自分を笑って、嗤って、咲う人達。確かに彼女は鈍感で、ドジで、お馬鹿だけれど…自分を評価されるのが苦手みたい。特に、周りと比較されるなんて以ての外。私を比べないで、何もできない私を見ないで、私を出来損ないだって言わないで、って。
だからフルーリアは何も言わずに爛々と咲く、宝石のような花が大好きなの。花が綺麗に咲いてるのって、評価も何もせず、優しく此方に笑いかけてくれているみたいじゃない?
【夢・目的】私の夢は、多くの人に幸せになれる花を届ける事。戦争なんて関係ない、誰にだって美しい花を持つ権利はあるはずです。だから、だから…花を贈ることしかできないけれど、私も平和のためになれたら…なんて…ちょっと、烏滸がましいですかね?
…えっと、実は本当の夢は…その、優秀な父と母を超えてみたいな、なんて。
【生い立ち】母も父も優秀な魔術師、家系にも魔術師がちらほらといる恵まれた家庭に産まれた一人の女の子。…女の子は、ごく普通の家庭よりもしあわせな日々を送るはずだった。だけれど、ある日から優秀な両親と比較されるようになって彼女は少し変わってしまったようだ。ちょっとした失敗も赦されない。失敗したら嗤われる、そんなのは嫌だ。完璧でなくちゃ、成功しなくちゃ。それだけ、たったそれだけのこと。なのに、なんで、なんでうまくできないの?なんで、なんで、なんで。…ほら、こんな私の事、貴方も嗤うんでしょう?
優秀な両親と魔術師として比べられることが怖かった。本当は民を守れる力が欲しかった。だけど、だけど私は結局、自分のために他人を守る夢を諦めたんです。嗚呼、なんて格好悪い。
【容姿】ふわふわとした桃色の髪に、大きな瞳。前髪は真ん中でクロスし、それ以外の毛は外側に跳ねている。後ろ髪は脹脛程までの長い髪を下の方で二つに分けて結っている。頭には×の模様がついた薄い茶色の三角巾をつけ、服はピンクを基調としたエプロンに赤いリボン。エプロンの下のシャツの襟には花の刺繍が薄いピンクで縫われている。靴は三角巾と同じ色のショートブーツを履いている。全体的にふんわりとしたイメージを持つ、まるで花のような服装。
【地雷】誰かと比べられる事、花をぞんざいに扱う人。
【特技】 幼い頃からバレエや運動などを嗜んでいたため、身体が柔らかく運動神経も並みよりは高い。が、そこまでずば抜けて高くもない。
【備考】  祖母がそこそこ名のある花屋をやっており、そこで手伝いをしている。小鳥の囀りのような声、柔らかい曲線で出来た女の子らしい風貌から看板娘と呼ばれる事もしばしば。
盛岡冷麺

  獅子唐(シシトウ)

「ほう……それはそれは…」「ははあ……なるほど。そういう事か」「比翼連理とはよく言うね。…仲が良いのは良い事じゃないかな」「…世の中を上手く渡るコツ…。罵詈雑言を歯牙にも掛けない事かな。…先人の教えは大切にする事も大事だけれど」「……座右の銘?…色気より食い気、花より団子、心中より饅頭…」
【字】獅子唐(ししとう)
【真名】法華津 周(ほけつ あまね)
【年齢/性別】20歳/男
【所属】尊華帝國軍/兵
【性格】二十歳丁度にして既に人生悟りかけの男。ぼんやりしていて人の話も聞いているのやらいないのやら。常に俯瞰的で寡黙なのかと思えば唐突に冗談を混ぜ込む一面もある。しかし彼が此処まで寡黙でぼんやりしているのは彼なりの処世術で、必要最低限の言葉を喋る事で「言葉の綾」から来るトラブルを無くそうとしているのかも知れない(あるいは普通にボケているのかも知れない)。好物は辛い物。辛い物には目が無いが、周りに配慮してか自炊することが多い。時折昔の自分との葛藤により悪夢に魘されているようだ。味音痴なのか慣れなのか、常に生の山葵か唐辛子を持ち歩いていて、口寂しかったり気分が昂った時にかじりついている。
【夢・目的】表向きには戦争勝利だが、本当の目的は穏やかに暮らす事。
【生い立ち】両親は自身が15になった翌日に殺された。元々口がよく回りユーモアのある人物だったが、たった一言の失言が人の恨みを買い殺されてしまった。両親の訃報を聞いた時、獅子唐は自然とこう思った。「言葉は、毒にも薬にもなる。なら、どちらにもならなければ良い」と。それからと言うもの元々あった活発的でユーモラスな面は押さえ込み、最低限の言葉を使い話すようになった。とは言え素の性格全てを押さえ込むのは難しい為、今もユーモアを含んだ言い回しがちょくちょく出てくる。
【容姿】天然パーマのもじゃもじゃ髪を肩まで伸ばし、何時も無愛想な仏頂面をしている為に少し近付き難い印章を与えている。痩せ型で猫背気味で身長が低そうな印象だが、キチンと背筋を伸ばせば169cm程ある。大きめの丸い色付きの眼鏡(サングラス)を掛けていて、眼鏡チェーンを付けている。其処にも唐辛子のモチーフが付いている。何時も帝國軍の制服を着ているが、髪の毛の量が圧倒的に多いので帽子は手持ちか乗せるだけになっている。二本の刀を持ち歩いているが一本は刃が真ん中で折れている。普段使いしている刀には唐辛子と山葵のモチーフが付いている。
【地雷】両親を馬鹿にされること
【特技】 自炊、意識を何処かへ飛ばし話を聞き流す/魔術適正:影
【備考】影を操る魔術。基本的な定型文は「光煌く所に闇蔓延り、咲かすは逢魔時、散らすは黎明。雲は低迷、空は曇天。今こそ影が地を覆い尽くす時。」。この後に続く文で効果が変わる。例えば「我が身を隠し現世より隔離せよ」と唱えれば影に身を隠し影の中を移動する事ができ、「我が身を覆う鎧となれ」「我が身を護る盾となれ」とすれば鎧や盾に、「振る悪意を刻む剣となれ」とすれば剣に変化する。他にも様々な活用法がある。影で生み出したものは基本真っ黒で、食べ物などは形だけしか生み出せない(食べたり飲んだりは不可能)。触ったり握ったりした時の感触はしっかりとある。
【サンプルメッセージ(罵り)】「有象無象の馬の骨が…。口を慎むと言う事を知らぬのか?」「ほう……君は随分と世渡りに長けているようだね…?」「ふむ…。随分と個性的なご趣味をお持ちなようで。」「衣冠禽獣…君にはピッタリな言葉だろう?」
山葵

イベント獲得物
【称号】薬物中毒藪医者着道楽

  スティーラ

「隣座ってもええ?? ……ああ、この頬の痕? それが聞いてくれん??? さっき出会った綺麗な姉ちゃんにバチィン!ってひっぱたかれてもて。何があかんかったんやろなぁ、ええ髪しとるなぁ思てちょっ~と弄ったっただけやのに」「アカンアカン!! 女たるもの髪は命なんやで??? ほらおいで、可愛くしたるから。ほら、ウチはこないな格好やからさ?? 元々髪質あんまり良うないし、他の子の髪弄れるんが楽しくてしゃあないのよな! ………さぁほら結べたで、三つ編みや!上手にできとるやろ~?」「ウチ、とんでもない人殺しでな?? 今もキミが幸せそうにしとるんが憎うて憎うてしょうがないんよ。はは、最低やな……でもな、もっと許されへんのが幸せを潰そうとするクズやのよ。やからな……キミ以前に、こんな醜い自分自身を殺しとうてたまらんのや」
【字】スティーラ
【真名】アガット
【年齢/性別】24歳/女
【所属】ウェンディア聖騎士団/騎士
 【性格】ウェンディア聖騎士団に所属する一介の騎士であり、純粋なウェンディアの人間。初対面の人間であれば、訛りの強い独特な言葉遣いとおちゃらけた雰囲気がまず印象に残るだろう。人との距離という言葉を知らぬが如く、誰と喋っていてもまるで旧友同士であるかのように接する。礼儀は一通り心得てはいるようで、適所では拙いなりにも敬語や標準語を使っているのも見かけられる。
一応ウェンディアの勝利を願ってはいるものの、ぶっちゃけ戦争の勝敗は早く収束すればどうでもいい派らしい。
髪は乙女の命!と豪語しており、聖騎士団に居る女性の髪を弄るのが趣味というとんでも迷惑な野郎。しかし実際、髪を結ったりケアをするのは御手の物で、彼女にヘアアレンジを頼めば喜んで受け入れてくれるだろう。……途中余計な動作が入るのは容易に想像できるが。
方言故に性別が判別しにくいがれっきとした女性である。しかし本人はレディ扱いされるのを嫌っており、『男とか女じゃなくて、スティーラという一人の人間として接して欲しい』と事あるごとに言っている。
他人とつるむことが多く人好きであるように見られるが、実際はそれほど人好きな訳ではなくスキンシップも髪のことを除けば必要最低限。人と接することが楽しいのは確かなのだが、過去の体験から誰であろうと信用はそれほどしていない。他人からの詮索を恐れて自分語りは殆どせず、自分に話題が振られると上手くはぐらかしてしまいがち。
感情が昂った時や動揺している時にに限るが、自分を『人殺し』と称し卑下することがある。感情を偽ることや嘘をつくことには長けているので動揺を露にすることは少ないだろう。心の奥底で他人の幸せを妬んでいるが、良心も常識も正常に働いている為、憎悪を抱く自分が嫌な人間であることもちゃんと理解している。
人と接することに特に抵抗はないものの、男性と二人で個室或いは狭い空間に居ることに対して強い恐怖を抱いている。しかし男性自体が嫌いというわけでも女性好きというわけでもない。
【夢・目的】トラウマの克服/真っ当に生きること
【生い立ち】尊華の人間である両親の間に生まれ、三つ下の妹との四人家族。スティーラが18になった時に妹が他界、そのタイミングで突如とし自立し字を『スティーラ』と改める。聖騎士団へと入ったのは自立した翌年のこと。彼女の真名を知っているのは両親のみ。字の由来は『still』からきており、『歩みを止めた者』という意味合いを持つ。
【容姿】腰まで伸びた赤毛にも近い茶髪を、ワイン色のリボンがついた網のようなもので乱雑に纏めている。元は栗色である髪を染髪している為に髪質は綺麗とは呼べず、跳ねが目立つ。しっかりと手入れさえすれば幾らか端麗にも見えるだろうが、本人にその気はない模様。前髪は目の上辺りで適当に揃えている。コロコロと動く翡翠色の瞳に健康的な色の肌。髪は定期的に自分で染めている。白のシンプルなブラウスに、サスペンダーの付いた留め具の付いた茶色のズボン。暗めの赤地に緑と黄の差し色を使ったタータンチェックの布を腰に巻いている。身体の前で結んで固定しており、丁度上着を腰に巻いたような具合になっている。よくある革靴に踝丈の靴下。身長は167cm程度、直線的な体つきで髪さえ切って格好を弄れば男に見えなくもない。あまり派手だったり細々とした装飾は嫌いなようで小物は少ないが、首にはいつも若干エスニックを噛んだようなデザインのネックレスを付けている。お洒落に疎い訳でないがスカートは滅多に履かない。騎士団の制服に関しては、男物を着ているものの特にアレンジは加えていない。
【地雷】他人の幸福を壊そうとする人間
【特技】ヘアアレンジ/動物に好かれること/話術
【魔術】液体の蒸発。
言葉そのままに、この世に存在する液体を蒸発させることができる。蒸発可能な液体の定義としては、常温における物質の状態に基づく。常温で液体でないものは、その場に液体で存在していたとしても蒸発させることは不可能。加えて、常温で液体である物体でも、温度を変えられ個体や気体になっていればそれも勿論どうすることもできない。
魔術の及ぶ範囲は彼女の視界の中のみだが、言い換えればどれだけ遠くにあろうとも視認さえできれば魔術で干渉が可能ということになる。
蒸発の際、一般的な自然現象としての蒸発は熱を奪っていくが、彼女の扱う魔術では逆に熱を発生させる。戦闘の際は主にこの熱を利用しており、ガラス瓶に入れた水を蒸発させ、熱で破裂したガラス破片による攻撃等を行う。魔術により発生した熱はスティーラ本人には影響がないものの、あまり能力を使用し過ぎると時間差で熱を出してしまう。

「人が辿るは今際の際(いまわのきわ)、彼は誰時(かはたれどき)にぞ世を紡がん。騎士仕えしは天(あま)の灯火、巣食うあくたに救いなし。のべつ幕無き舞台にて、我は今こそ魁(さきがけ)なり!」
ぽぺ

  クライス

「大切なものを護るために騎士になりました。ですから、大切なあなたの事もお護りしましょう。」「こんな奴のために貴方が手を汚す必要はない。僕がここでカタをつける。」「知らなかった?元から僕はこんな人間だよ。それを知らずに勘違いするお前が悪い。」「__僕が知る教えと本来の草木信仰の教えが違う事くらい知っているんです。でも育ての親である叔父を悲しませたくはない。」
【字】クライス
【真名】ステビア
【年齢/性別】23歳/男
【所属】ウェンディア/騎士
【性格】掴みどころが無いと思えば掴みどころが無く、分かりやすいと思えば分かりやすい。人により態度を変え好かれたり良く見られようとする傾向があり、それが本来の性格、彼そのものを隠そうとしている事と同時に、他人に嫌われたくはないという切なる願いと臆病さをわかりやすく物語っているだろう。自分の事より他人の事を優先し積極的に人を助けようと行動するが、それは単に人助けを目的としているわけではなく、人を助けている“優しい自分”に対する自尊感そして優越感に浸るためである。これらの事をまとめて良く言うとしたら、彼は自己肯定感がとても低い人間だ。それ故に騙されやすく扱いやすい。人一倍信仰心が強く、間違えていると知りながらもそれを否定することが出来ない彼にとっての神は、ウェンディアの信仰の基本となる“太陽”や、草木を司る“精霊”ではなく、育ての親である“叔父”のようだ。叔父に限らず心を許したものにはとことん甘く、犬のように懐き、時に下僕のように従うだろう。
【夢・目的】平和な世界を作ること、両親と離れなければいけなかった理由を知り、両親と再会すること。
【生い立ち】産まれてすぐ何らかの事情により両親の側から離れ、叔父と名乗る人の元に引き取られた。叔父は太陽ではなく草木を信仰の対象としているようで、幼いステビアに教えなるものを時間も惜しまず一から丁寧に伝えていった。「草木は太陽が無ければ育つ事は出来ないが、太陽の有無以前に生命力がなければ育たないだろう?」彼の言う事は滅茶苦茶で、本来の草木信仰とは大方別のもののようだった。その後普通の学びを受け育ち、その中で自分が大多数の人とは違ったものを信仰している事を知り、他人を助ける時に湧き上がってくる不思議な感覚に惹かれた。もっとたくさんの人を救いたい、他の宗教についてもっと深く知りたいと言う願いから「良い案はないですか?」と叔父に相談をしたところ、騎士団に入れば良いと提案され、幾ばくかの努力の末騎士団へと入団した。
【容姿】綺麗なブロンドの髪。目が隠れる程の長さの前髪をM字に分けて目にかからないようにし、後ろ髪は肩の辺りまで伸ばして結ばずに好きにさせている。猫目に緑色の瞳。服は軍指定のものを着崩すことなく着用している。身長は173cmと決して低いわけではないが、見た目によらず低めの身長だと言われることを気にしてか、5cm程厚みのあるブーツを履いている。
【地雷】草木信仰を否定されること、両親・叔父を悪く言われること。
【特技】物を隠す、人助け/魔術適正は光。光属性以外の魔術はあまり詳しくないが、代わりに光を使用する魔術の腕は非常に優れており、光による錯視を利用して一時的に簡単な錯覚を見せる事が出来たりする。だが非常に多くの光を必要とする為に強い光の下でしか使用することが出来ない。

  糸依(シイ)

「本日はお日柄も良く……こんちは。…………この後、なに話せばいいんだっけ」「知識はどれだけ身に付けても重くならないけど、人間関係は重いよ……。元々自分と違う存在である他人のことなんてわからないし、何より、本と違って相手が生きてるもん」「……アンタ、現実と物語の違いもわからない人みたいだね。『現実は小説より奇なり』とは言うけれど、誰がハッピーエンドに向かえると言ったの? ……この先綺麗事だけじゃ、生きてけないよ。決別、しなきゃ」
【字】糸依(シイ)
【真名】朱依(スエ)
【年齢/性別】21歳/女
【所属】尊華帝國軍/兵
【性格】彼女を簡潔に表すならば、悲観的で論理的な性格をしているものの、決して非情ではない引きこもりチックなヘタレである。自ら群れることはあまりなく、古い書物を抱え人気の少ないところにいることが殆ど。しかし人嫌いをしている訳ではなく、単に『どうやって他人と関わればいいのか忘れてしまった』だけ。しかし勇気がなく、友達作成計画の実行は妄想止まり。古い書物や文化に興味を持っており、特に今興味があるのは一昔前に流行したウェンディアの服装事情である。尊華の人間なのに風貌がやたらと洋風に近いのにはこれが絡んでいる。が、仕事の時には軍服を特に着崩さずにいる上、あまり外出するたちでもないので本人はそれほど気にしていない様子。他人も自分も卑下する癖があり、『尊敬してます』だとか言ってる時に限って心の中では愚痴や批評がマシンガンのように発砲されている。これは猫被りではなく礼儀形式の一つ、らしい。感情が顔に諸に出る為考えていることは筒抜けだったりする。皮肉は得意なものの感謝を述べるのが下手くそ……というか、なんかぞわぞわするとかいう人間として決定的な欠点を持つ。猫を被るのが嫌いだが嘘をつくのは構わないというよくわからない基準を設けている。彼女曰く『性格を偽るのはできないしやりたくない』とのこと。起こりうる未来の最悪を考えたり割と心配性だったりと用心深くはあるのだが、結局その殆どは取り越し苦労に終わっている。基本自分の興味のあること、それを拗らせ自分に影響があること以外に関心がなく、割と戦争だとかはどうでもいいと思っている、らしい。ただ自分が参加する戦においては『死にたくない』から頑張る、らしい。……本当は、己のミス一つで事態が一変してしまう戦にはかなり神経質になっているのだが、本人は頑なに否定している。人を『興味ある』と『興味ない』の2つのカテゴリーに分けているが、殆どは『興味ない』のうちに留まっている。戦における犠牲に一喜一憂はしないものの、半端な覚悟で挑む者や命を軽んじる者は軽蔑している。
【夢/目的】慎ましく目立たず傲らず、そして楽しく生きること。
【生い立ち】普遍的な両親の間に生まれた一人っ子で、生粋の尊華の人間。特筆することもなく平凡に生きていたが、16の時に文字の持つ力や文献そのものに惹かれ突如として自立。それから二年ほどウェンディアや尊華のあちこちを放浪し、18の時に尊華帝國軍に入る。因みに字は適当に一文字引っ張ってきただけだが、糸のように細く頼りない人々が寄り合い助け合うという意味を持つ……と、本人は主張している。真名を知るのは現在両親のみ。
【容姿】左に向かって長くなっている前髪を持ち、右側は後ろに流して一緒に一つに纏めている。横髪は左側だけ垂らしており、毛先の方で青いリボンを結っている。髪質は少し癖がある細い黒髪。青の伏せがちな瞳。表情は豊かとも言えないがころころ変わる。身長は165cm、体つきは年相応のもの。細かなフリルの付いた白いブラウスを着用し、その上に表は白、裏は群青のマントを羽織っている。マントの右胸には牡丹のコサージュが取り付けられ、マントをぐるりと一周するように金の編み糸が装飾されている。黒生地の上に金のリングと二本の細いベルトが付けられたコルセットを付け、袴のようなデザインをした紺の膝丈スカートを穿いている。赤ラインの入った白の靴下にあまり高くない編み上げブーツ。全体的に和と洋、軍服と中世ヨーロッパを組み合わせたような、奇抜といえば奇抜な格好をしている。因みにこの格好は放浪期、なけなしの金を叩いて買ったもの。制服については、マントを表裏を返して羽織ってアレンジしている。上記のものがよく見る容姿ではあるが、タイツを着用したり帽子を被ったり結びかたを変えたり等はある。
【地雷】裏表の激しい人物/中立者、曖昧な覚悟を持つ人物【特技】速読/朗読/暗記もの
【魔術】物体の凝固、及び砂化。液体を固体に、固体を液体に……ということではなく、粉末状のものに形を与えたりコップから水を形そのまま浮かせて取り出したり等。物体の状態を変化させるのではなく、あくまで強度や繋がりを弄る魔術。手で触れたものにしか効果は及ばないが、一度変化させてしまえば効果は暫く続く。
「吾(あ)が無知連れるは我が配地。身の耽溺(たんでき)に慈悲は亡し。今宵拝むは砂上の楼閣、遍くものに審判を」
ぽぺ

イベント獲得物
【称号】藪医者癒術師

  咲夜(サクヤ)

「ひとふたみ、ゆらゆらと……」「御逢いできて嬉しく思います、お帰りの門は彼方に」「わたしの性がどちらかなんて、貴方には関係のないことでしょう?」
【字】咲夜(サクヤ)
【真名】香々夜 十種(カガヤ トクサ)
【年齢/性別】??歳/尊華帝+15歳(後述)外見14歳ほど/半陰陽
【所属】尊華帝國軍/中将官
【性格】落ち着いた性格で和を重んじる、帝國軍きっての穏健派で知られるが、戦いが嫌いというわけではなく、必要とあらば前線に立ち、自分の手を汚すことも厭わない気概を持つ。本家の嫡子として育てられたことから性自認は男性側に寄っており、自分の女性的な部分を酷く恐れている。高貴な血筋ゆえ無意識に自分を上に置いたものの言い方をする。
【夢・目的】嫁を貰うこと。
【生い立ち】現尊華帝の母君の生家でもある、由緒正しい貴族の名門に生を受ける。香々夜家は星神を崇拝する一族であり、死者蘇生の言霊を操るとされ、死人さえ生き返らせるほどの呪力を持つと噂される。男子が産まれなかったことから、嫡子として育てられ、『高貴な義務』を果たし、一族の発言力を増すために帝國軍へと入隊する。軍はあくまで腰掛けであり、戦況が落ち着き次第、名誉除隊し、政界に進出することを一族からは求められている。
【容姿】床を引きずるほど長い豊かな白髪、長い睫毛に縁取られた伏し目がちな銀灰色の双眸。肌は白く、唇は紅く、女性というには丸みがたりず、男性というには幅が足りない、どこか人形めいた細身の身体。まさに中性的な容姿をしている。普段着には着物を好み、長い髪はひとつに纏めている。女物の服を嫌っているわけではないが、どちらかといえば男性寄りの服装をすることが多い。身長は157cmほど。
【地雷】成長、妊娠、母親、子供。裸体をみられること。
【特技】生命力と空間を操る魔術に長け、初潮を迎えないよう自分の体の成長を14歳ほどに抑えている。戦闘時には門から骸骨を召喚し使役することが多い。この空間を繋ぐ門であるが、生者は通ることができず、門より大きいものもまた通ることが出来ない。道具を取り出すことはできるのだが、本人はもっぱら人に命じる方が早いし、人に仕事を与えるのも上に立つ者の役目だと言って魔術を使うことは少ない。
【備考】 香々夜とは『輝く夜』の意。咲夜という名は、香々夜家の魔術師が襲名する『夜』の文字を使い、実を為さず苗木でのみ繁栄した『桜』を羨んで名付けた。 国母は双子の姉であり、15歳で子をなした彼女の存在が『女』という性への恐怖に駆り立てた。
骨牌

イベント獲得物 
【称号】曲水の彦藪医者癒術士

  雅螺(ガラ)

©Picrew @skmw_i

「いやねぇ?面白いって良いじゃないか。そう思わないかい?僕は大好きだ。愛憎劇でも茶番でも悲劇でも構わない。──嗚呼、判らない?其れで合ってるんだよ、おめでとう」 「さぁね。僕は何が入っているか判らない匣さ。如何する?決めるのは僕じゃない」 「要らない期待はもう散々だ。止めろ、止めろ──我儘にさせてくれ、僕はもう疲れたよ……」「清き流れは我が手の中に。濁る者よ 猛き神の名に於いて命ず。皇(すめらぎ)たる蒼に消えよ。怨敵の汚濁を我は許さず。──故、清涼たる力を我に」
【字】雅螺 (がら)
【真名】蘭 白鶴 (あららぎ しらず)
【年齢/性別】35歳/ 男
【所属】尊華帝國軍/隠居(先代元帥)
【性格】きっぱりと言ってしまうなら"変人"。人を茶化す態度を崩さず、直ぐに話の腰を折り、その癖先程まで何を話していたのやらは早々と忘れてしまう。真意の読めないにやにやとした笑みを常に浮かべ、面白い事、興味のある事が大好き。周囲を振り回して其の儘空の彼方まで遠心力で吹っ飛ばすタイプの自由人。尊華人らしいといえばらしいのだろうが、直ぐには的を射ない言い回しが特徴的だ。其処に彼自身の性格が加わり、更によく分からない言い回しになってしまう事も多々。感情の起伏は緩やかで、死んだ、生きた、怪我だ、──そんな話題にも「ふぅん」といった反応。激情や激昂も滅多にせず、死に掛けの兵士は捨て置く死生観の持ち主と言えるだろう。但し親しい人には其の限りではなく、大切な人が傷付けば延命措置をしたり、生きる事を祈る一面も。大事な人を前にすると言い回しがやたら詩吟のようになってしまうのは出来るだけ綺麗な言葉で会話してみたい、と思っての事だろう。
そして、頭の回転が非常に速く、博識でもある。巫山戯た態度でいながら周りをよく見詰め、問題点を洗い出す事や要点を纏める事も得意とする。ぞっとする程の観察眼を持ち、口元を三日月に歪めて放つ的確な一言は彼の武器の一つだ。悍しいまでの観察眼で他人の才能を見出し、適切な指導を行う事も得意とする。人の意や心を見抜く術にも長けるが、其れを他者に伝えてアドバイスとする事は殆どない。
酷く我儘で愛国心などないようにも思えるが、其の実、尊華帝國の魅力に関して結構語れてしまう方。彼もまた尊華の人間、激情こそしないが、自国を貶される事は好いていない。先述した通り面白い事ならば大概の事を好み、其の"面白い"の感覚は理解者がいなくて当然のもの。本人も其れを受け入れているようで、僕の感性は理解しなくて正解だ、と常々口遊んでいる。一人称は気分で変える事がある。軍内での上下関係にもほぼ頓着せず、というか隠居しているのでけらけらと「おーまたやってる」なんて言っている事の方が多いようだ。戦争の終結にはあまり興味がないのか、自分の為に我儘に生きられれば其れで良い。そう本気かも判らぬ歌うような声音で囁く事も。
【夢・目的】"我儘"に生きること
【生い立ち】生まれは相応に良い家柄で、そんな家に生まれた彼は、他の一族の者に身勝手に役割を与えられた。──家の名を轟かせよ。お前の目的はただ其れだけだ。
我儘に生きる事は許されなかった。
只管に与えられる課題を熟し、幸いにも生まれ付き持ち合わせた才能もあって元帥に抜擢。──23歳の時であった。
有象無象を見るように兵を見詰め、生きた操り人形を手に載せているような助言を与え、そうしてそうして────
嗚呼、つかれてしまった。
元来自由を望む気質は耐える事が出来ず、ある日突然異父母兄妹の彼女に次期元帥を押し付けるようにして元帥の座を退き、隠居して今に至る。因みに家から咎めはなかったが、殆ど絶縁状態。
【容姿】黒い髪は、適度な長さまで伸ばし、無造作な髪型に整えてある。適当に調整された前髪は右目を僅かに隠すような位置にあるが、何故なのかは不明。紅く赤く朱く染まった、血の滲んだような赤い瞳が特徴的。肌は白く、ある種、精巧な雰囲気すら持つ、非常に端整な顔立ち。細身でしなやか、かつ無駄のない、均整のとれた体付き。
微かに濃淡のついた美しい黒の着物を纏い、白い帯を簡素に締めている。着物には翼を広げて羽ばたく鶴が一羽。寒冷期には濃紺の羽織を着る事もあるが、面倒なのか袖を通さずに、前に紐を結んで留めているだけ。両耳には金糸を束ねたような耳飾りが揺れ、両手は黒の手袋に覆われて見えない。白板に黒い鼻緒、小さく鶴が描かれた下駄を合わせ、気分で足袋も履く。黒い鞘に納刀された刀を携えているが、滅多に使う事はないので家で置物になっている事も多々あるようだ。
【地雷】自分の我儘(自由)を阻害する事、拘束行為全般、家柄の事を言われること
【特技】軽い裁縫、掃除、剣術、居合斬り
【魔術】水を生成し、操る魔術に長ける。激流や、水を素早く振るって生み出す刃で攻撃、はたまた敵を押し流したりと攻撃手段が多彩な事が特徴。
【備考】現在は隠居しているが、其の正体は先代元帥。現在の元帥の異父母兄妹でもある。
突然隠居した事から様々な噂が流れているが、本人は全く気にせず飄々と過ごしている。基本的に一人称は「僕」だが、「俺」と言ったり「私」という事も。まぁつまり、基本的に「僕」というだけで一人称はあまり定まっていない。二人称は「君」だったり「汝」と言ったり矢張り不定。透き通った美しい物を好み、掃除も好む。逆に散らかった場所は嫌い。
35歳という割には見目が若く、20代前半程度にしか見えない。
極夜

イベント獲得物
【称号】藪医者

  ゼダス

「…ものは大切にとあれほど注意しましたよね。…何故壊すのです。長期に渡って使い続け壊したのなら未だしも…。…短期間の内に壊しすぎです。今回はとっっっっくべつに許しますが…次があった場合は覚悟してくださいね…。」
【字】ゼダス
【真名】ハーメルン
【年齢/性別】15歳/男 
【所属】ウェンディア聖騎士団/機械技師
【性格】《基本的に自分勝手な面が目立ち、他人に何かを頼まれようと重要度の低いものの際は後回しにし、自身の開発に時間を費やす程。重度の機械オタクであり外に出歩く事など先ず無い。連れ出されるか開発が上手くいかな過ぎた時しか外には出ないだろう。それ以外は引きこもり、自身の技術と機械に没頭している。…一応人と会話などは行うものの心を開く事はあまり無く、表情も顔には全くと言っていい程出ない。言わばポーカーフェイス。そのせいもあり‘変人’‘何を考えているか分からない。’なんて周りから噂される始末である。そんな彼だがメンタルはあまり強くなく、そのような事が耳に入れば己のハートには案外グサッと来ていたりする。そのため近くで噂されたならば足をわざと踏んでやったり、1対1での対談の際に直接言われたなら思いっきり口喧嘩上等で言葉を荒くするだろう。…そういった所、子供なのだ。》
【夢・目的】父の命題、魔術を凌駕する機械兵器の完成
【生い立ち】『…僕は昔からウェンディアの聖騎士団に支えられ生きてきました。…それも僕をひとつの手で育ててくれたパパのお陰ですけどね…。パパは聖騎士団の機械技師でした。物心ついた時から僕に機械の基礎、応用。…魔力との反応。機械兵器を用いての戦闘。…全てを包み隠さず教えてくれたんです。僕にとってそれは遊ぶのと同じくらい楽しい時間でした…。僕の手で完成していく作品達を見て1日を過ごしてしまうくらいに。自ら進んで訓練をするくらいに。そうして何年も時を刻みました。…でも、14歳のある日。…パパは機械技師としての作業中に大きな怪我をしてしまいました…。機械技師にとって腕は命と同じくらい大切。…でも、…“生涯…腕を満足に動かす事はもう不可能だろう。”…そう言い渡されました。…でも、そんな事を言われたのにパパは悲しい顔ひとつ見せませんでした。…『俺の命題を託した後継ぎが既にいるから。』…後継ぎ、それは僕でした。…幸いな事に、僕は技術面だけで言えば早くも父を凌ぐ程だったようです…。そうは思いませんが。…けど、そうして後を継がせてくれた人は僕の大切な人です。……だから、命題と一緒に。…こうして今、聖騎士団の機械技師を勤めさせて頂いてますッ…。』
【容姿】身長141cm、体重34kg…《青の上下同じ作業着を常に着ているものの、作業の際は邪魔になる+暑いと言った点から上着は脱ぎ、腰にて雑に縛り上げ基本的には“黒のタンクトップに青い作業用ズボン”なんて言ったところ。ちなみに靴は黒の運動靴のような歩きやすいものを採用し、腰には作業用ベルトとポケットを巻き付け機械の作成に必要なツールと護身用の特殊な魔術砲を常に備えている。…銀髪であり左目を隠すように半分だけ前髪を伸ばしているものの、特に髪型に気は遣っていないらしい。眼は両方紅く、顔は童顔。…口の中にはいつも特別な瓶詰めの飴を放り込んでおり、口は常にモゴモゴしているだろう。……普段はこのような格好なものの、遠くへの外出基、“非戦闘員でも戦闘は避けられぬ”と言った事態の際は自身が搭乗するために作成した大型専用モビルドールを駆り戦場へ赴く。》
【地雷】自身・父を馬鹿にするような発言。機械を馬鹿にするような発言。苦いものと臭いものと辛いものを食べさせられる事。
【特技】武器製作、機械製品の開発、掃除洗濯
【備考】機械技師として技術や知識は天才の域に達しているものの、それの代償としてか魔力に関しては一般の兵士に比べても更に大きく劣っている。…魔術砲を放つにしても最低火力しか出せぬ程に弱い。…そのため現在は埋められぬ穴ではあるものの、機械によって実力の差を何とか少しでも縮めようと模索している。好物は甘い物(極) お話を理解してくれる人 物を大切にしてくれる人 臭くなくて辛くなくてしょっぱくない柔らかい食べ物、イメージBGMは進出ス
機械詳細補足は掲示板参照
ガエリオ

イベント獲得物
【称号】藪医者

  梟(フクロウ)

「俺には、理想も希望も、何も無い。そいつらは、俺が背負うには重すぎる。なんでかわからねぇが、胸が苦しくなるんだ。」
【字】梟(フクロウ)
【真名】養花天(ヨウカテン)
【年齢/性別】28/男
【所属】尊華帝國/兵
【性格】彼は人に好かれるような人間ではない。独特な言い回しは嫌味を含み、何事にも否定的。俺なんて、と自分を卑下する態度をとるくせに、変なところで小さなプライドを見せる。酒と煙草に目が無く、職務中でさえ気がつけばどちらかを嗜んでいることが多い。ひねくれた面も多く、非常に扱いづらい人間だ。尊華の人間らしからぬ、誇りもクソもないような、出来損ないと揶揄されることも多い。だが、彼はそんな自分に対する侮辱は気にも留めず、他の兵士や自分の所属する国でさえ、皮肉と嫌味を唾で纏めて吐くような輩なのだ。だが、そんな堕落した彼が本当に生きる場所とは戦場。一度血の香りをその鼻腔に留めれば、彼の意識は夜を迎えた吸血鬼のように迸る。その気配は鬼の如く、鋭い眼光は狡猾な狼の様に、研ぎ澄まされるだろう。無鉄砲に魔法を振るい、無慈悲に命を刈り取る。そしていつも血塗れた姿で帰還する。そんな冷徹さを見せる彼を同僚は畏怖を込めてこう呼んだ。『紅翼の蒼』と。
そして、彼は孤独を好む。もう、友は失いたくないと。得なければ、失うことは無いのだから。
【夢・目的】彼に夢や目的等という大層なものは無い。強いて言うのであれば、平和を迎え、兵士という足枷を解き、孤独と安寧に満ち足りた静かな生活、だろうか。朝日も登らぬ早朝から、やることもなく自室の窓際で強い酒と煙草を喫する。そんな、適度に堕落した人生を彼は望んでいる。
【生い立ち】彼は貧しい家庭に生を受けた。両親が献身的で働き者であった為に、18歳まで2歳下の弟と共に多少の不自由を感じようと、世間から見ればまともに生きてきたと言えるだろう。だが、その年が平和で居られる最後の年だった。父親は仕事帰りに路上強盗に襲われ、死亡。母はショックも相まって持病が悪化、病床に臥す事となる。多額な医療費を稼ぐために志願し従軍する事となるが、その翌年に母は絶命。路頭に迷う彼はついに生きる目的を失い、父の命を奪った人間を信用出来ず、母の命を奪ったこの世界の無情さに絶望した。唯一の家族である弟とも生き別れ、それから10年。友人さえ失い続けた彼は心を閉ざし、現状を変えようともせず、なんの目的もないままずっと同じキャリアに留まり続けている。この生活を辞めようと思えば辞めれるのだろう。だが、この仕事を続ける事で、いつか戦争を終わらせ、平和を得られるのでは、と心の深層にそんな願いがあるのかもしれない。
【容姿】黒く天然パーマのかかった、目元下ほどまでに伸びた髪。全体的に整った顔立ちではあるが、目つきは悪く、顎には髭を生やしている。体躯は良い方で、身長は178cm程。上半身は支給された軍服を見に纏い、下半身は緩めのズボンを使い古されたブーツに裾を入れ込んでいる。服によって隠された部分や、腕、首元には戦地で負った傷跡が多く残る。
【地雷】戦争に対する肯定的な発言、又は偽善的な発言。
【特技】基礎として覚えた体術は彼の数少ない誇れるものの1つであり、『二の打ち要らず』と称される程に卓越していた。素人であれば一撃で沈める拳も然る事乍ら、不発の後の二手、三手と先を見越した緩めぬ手攻は、彼の慈悲の無さを感じさせる。魔術を行使する必要が無い場合、これが彼にとっての最大の武器となる。また、魔術では氷を生成、操ることを得意としている。ただし、使い方は荒削り。勢いと手数は多いが、行使するにあたって未熟な面は多い。敵対する魔術師との戦いで学ぶ事も多いだろう。
「傲岸の亡者 嘲謔の譫妄 謳うは悲心 踊る巫女 凜は禍時 汝凍る蒼よ 三千世界の鴉を堕とし 傲る悪鬼に死の息を」

【SV】「俺は歩く死体だよ。さながらこの街は墓場ってとこか。──さて、お前に死体が殺せるか?」「梟。それ以上も以下もねぇ。出来そこのないの梟だ。」「あの世が知りてぇなら見せてやる。──そんなものは無ェのさ」「分かるだろ? 俺はチキンを売りに来た訳じゃない」「神様って奴が彼奴らを生かすつもりだったってんなら、あんなに弱くはしなかったろうよ」
ミカ

イベント獲得物
【称号】薬物中毒

  竜灯(リンドウ)

「おお、初めまして。俺は竜灯。これでも帝國軍人ちや。よろしゅうぜよ!」「へへ、俺は伝説を作る男じゃき、何にも縛られず生きんといかんぜよ。しきたりなんてクソ喰らえぜ!」「⋯あー!!しもうた!!あれが俺らの乗る馬車ぞ!!!急がんと行ってまうがよ!!」「───おんしゃあ、許さんぜよ。」
【字】竜灯(リンドウ)
【真名】士朗(シロウ)
【年齢/性別】23/男性
【所属】尊華帝國軍/兵
【性格(人物像)】性格は良くも悪くも楽観的で真っ直ぐで破天荒。更に無鉄砲で単細胞。基本的には明るく、人当たりもよい人間ではあるのだが、深く考えることを嫌い直感や本能に従いがち。
だが、どうやら本当の意味で馬鹿では無いようで、その気になればかなりの頭脳を発揮する。手先も器用で、本人のやる気さえあれば大抵のことはそつなくこなす。自分のやる気次第、という言葉がぴったりと言えるだろう。
祭りや派手なものが好きで、見栄っ張りで負けず嫌い、何よりも粋である事を優先する為か、はたまただらしない性格故か、宵越しの金は持たないを地でいっており常に金欠状態である。
癖なのか、名指しで人を呼ぶ際は相手の年齢、性別に関わらず、さんと敬称を付けて呼ぶ。
一部の人からは愛称として「竜さん」と呼ばれているらしく、略さないで呼ぶことが礼儀となる魔術師の世界に身を置きながらも、「竜さんでいい」と誰にでも言ってしまうことからその豪気であっけらかんとした性格が見て取れる事だろう。
彼の出身した村の名残か、独特な訛りが特徴。(一応標準語も喋れるらしく、身分や階級が上の人には標準敬語で応対するものの、気が抜けると素の口調に戻ってしまう。)
軍人としての勤務態度は案の定非常に悪く、遅刻に昼寝、職務怠慢の常習犯であり、見回りと称して自由に街をほっつき歩いた挙句、知り合いの茶屋で談笑したり、子供と遊んだりとやりたい放題。
幾度となくお叱りを受けており、尊華軍内では「帝国の穀潰し」「うつけの竜灯」などと呼ばれることも。
それでも彼が軍を除籍されないのは、大規模な攻城戦に於いて有効な魔術を行使出来るため、という上層部の判断と思われる。
それでも素行に問題が大いにあるのは確かであり、いない方がいいと思われたり、見下されることも多々ある。
だが、困っている人は放っておけない優しさも持ち合わせており、街の人々が相談してきた些細な問題を二つ返事で快諾し、解決してあげたりも。
だからこそ褒められた性格では無いことも含め、やっぱり何処か憎めない、そんな印象を抱く人も多い。
【夢・目的】伝説を作ること。自由かつ何不自由無い生活を送ること。人生を楽しむこと。
【生い立ち】守山にある霊峰の麓の村で生まれ、多数ある村の古いしきたりに縛られる幼少期を送った。
村では霊峰の守り神と伝えられる龍が信じられていたが、ある日霊峰が噴火した際に竜灯は龍ではなく竜を幻視し、両親に咎められつつも、竜灯は村の信仰に背き、竜を信じ続けた。
その後、15歳の頃に字を決める際に、龍灯では無く竜灯と名乗り両親と大喧嘩をしたらしく、古い信仰やしきたりに縛られるのも我慢ならず勢いのまま村を飛び出し、名を馳せ歴史に名を刻み、伝説を作る事を夢見て軍に所属した。が、一度も昇進できずにいる。
【容姿】ぼさぼさとした黒の髪に黒い瞳。髪は光の加減によって緑がかって見える事もある。
肌の色は健康的な肌色で、総じて尊華人らしい容姿。
身長は180cm。体格は太すぎず細すぎずではあるものの、引き締まった無駄の無い体付き。
軍服の上から黒の羽織を着ており、羽織の背中には、竜胆車の家紋が大きく描かれている。
額には赤色のハチマキを巻いている。
【地雷】意味の無い古いしきたりなどに縛られたり、それを押し付けられること。
【特技】 機械弄りやメンコなどの娯楽の類。炎竜と火蜥蜴を使役する魔術。
【備考】幼少期に古いしきたりや信仰に縛られていた影響で、ウェンディアやヨズアの信仰や文化などを排斥するどころか好む節がある。ウェンディアなどに足を運ぶ事も多く、機械弄りが得意なのもそれが理由である。

クノ

イベント獲得物
【称号】薬物中毒着道楽

  フィヨルド

「これがあらゆる科学・魔術を持ってしても届くことのない絶対的な壁というものだ。弱くとも神に立ち向かうその志を認め、我自らが貴様の人生に終止符を打ってやる。神の愛に感謝するがいい…」「いずれ地上のすべてが枯れ果て、人類が死す時が来ようとも、我が魂が果てるまで守り続けよう。美しくも儚きこの世界の為、生まれし新たな生命の為に。」
【字】フィヨルド
【真名】バルナウル
【年齢/性別】神である我が身に人間としての年齢など不要!!!!!!(外見は30歳程に思える)/男
【所属】無所属(猟師)
 【性格】台詞から察する通りの滅茶苦茶な人。自分のことを神と信じて疑わず、他人と群れる事をしない、目の前の相手がどのような立場であろうとも常に上から物を申す。「神とは悩める人、悩まぬ人のどちらに対しても寛容でなくてはならない」という自ら定めたルールに従い、何が起きようとも滅多に怒る事はない。どの組織にも属さないが、世界を守るという意志は人並み以上に持っている。口癖かのように、日常的に「神」が付く言葉を喋っている。
【夢・目的】世界の存続と家の防衛。人間同士の争い、戦争には不干渉を貫くが、自らの住居である山を穢す者は排除する。
【生い立ち】極寒の、針葉樹が乱立する大きな山の頂上にて生を受けるが、彼を産み落とした両親は彼がまだ幼き頃にクレバスに落下し死亡する。自らに生きる術を教えてくれた両親に対する世界の仕打ちを目の当たりにして、世界そのものに立ち向かうことを決意する。何者にも負けてはならない、この世界の理不尽にさえも。十数年の間、彼は氷山に篭り自らを鍛え抜いた。近寄る猛獣を素手で組み伏せ、吹雪の中ひたすらに拳を突き出した。そんなある日の夜のこと。疲れ果て、倒れた彼の頭上に向け、空から光が降り注ぐ。その時、彼は神託を賜ったとされる。神の御言葉に従い、一層力を携えた男は、己が力に酔いしれ、自らを神であると豪語する。
【容姿】身長190cm.顔は線が濃く、つり目がかった鋭い目つきをした青い瞳。かなりの悪人顔である。無表情でいると怒っていると思われがち。両腕には呪術的な文字が紋様のように刻まれている。銀髪で、男ながらにして肩よりも下に伸びている。服装は殆ど買わない、倒した獣の皮を丁寧に加工して自分で服を作っている。白き毛皮を縫い合わせ、手足を通す穴を作っただけ。簡易な作りだが、何重にも重ね着することにより、さながら鎧の如き防御を得ている。寒冷の地で育った為寒さには強いが、幼い頃からの名残か白いふかふかの手袋とブーツを付けている。物を持つことはできるが、殺傷力は皆無に等しい。

【備考】勿論神ではない。自分は神であると錯覚している人。だからと言って真実を告げてはいけない。それだけは彼の怒りを買うこととなってしまう。「神は天に近い場所に在るべき」と考え、彼は自身が知る限り最も天に近い山の頂上に小屋を作った。自給自足の為生活に困る事はないが、時折倒した獣の肉と皮を売る為に街へ降りてくることがある。


【地雷】神を否定すること。即ち、彼自身を否定すること。
【特技】光の結界、氷の柱
基本的な用途は防御。
【武器】基本的に格闘でのみ戦うのだが、彼が持つ唯一の武器と呼べるもの。『極霊錫杖ウルゥヴォダ』と名づけられたその錫杖は常に冷気を纏い、フィヨルドの魔力に反応して辺りを凍らせる程の冷気を放つことができる。杖の先端が非常に鋭利になっている為、槍としての使い方も可。本来の光の魔術を行使する際は杖に魔力を送りながら詠唱をしなければならない。

「ウルゥヴォダの光、ここに標す。千を捉えて万を統べよう。三世の権威よ、彼の地に集え。地上には光こそ相応しい。原初の聖縛、今こそ顕現せよ!」
フラッペ

イベント獲得物
【称号】薬物中毒

  ビナ

「私、ビナ。んで、このデカいのがガフ。君は?——そかっ、いい字だね。あ、ここ座ってもだいじょぶ? ありがとね、お邪魔しまーす。」「やると決めたことは、やんなきゃ、だよね…。…………んでも、時々、不安にならないかと言ったら、うそになる。ほ、ほらっ、私って、知ることばっかで、何か生み出すって感じじゃないし、えへ。」「ヤになっちゃうよね…戦争とか、どんぱちしててさ。綺麗なところ、どんどん汚されちゃって…。あー、珈琲美味し。」「あは、楽し。君、面白いね。こんな楽しいのいつぶりだろ………いや、毎日楽しいけどね。君は特別って話。——あっ、ちがっ…!特別って別にそーゆーアレじゃないから!」
【字】ビナ
【真名】リモ
【年齢/性別】15/女性
【所属】無所属/旅人
【性格】慧敏、思慮深く、雅量。ノリと愛想はとてもいい。おしゃべりで平和ボケしてる。
【夢・目的】言葉の根元への探究。
【生い立ち】ヨズア出身一家は旅をしながら、薬草を売って遍歴し、『言葉の探究』をしていた。しかし、その途中で母は病に伏し、倒れる。とある田舎の村を訪れた時の流行病だった。父もその病に病臥し、唯一無事だったリモは両親を置いて旅を続けることにした。二人から『言葉』を探究するようにと、その意思を継いで。
【容姿】ちいさい。12歳児の平均身長と同等かそれ以下にも迫る低身長。クリーム色の髪は前髪は切り揃え、後髪も首辺りで切り揃えている。しかし、もみあげが非常に長く、緩く青いリボンで結っている。服は厚ぼったく、ごてごてと厚着をしていて体のラインすら見えやしない。しかし、それは上半身に限っており、下半身は太腿あたりまでの赤いスカートで、そこから伸びる素足は小麦色で華奢。翡翠のような澄んだ眠そうな双眸は、君を吟味するように見つめるだろう。おでこに刺青がある。
【地雷】味にはうるさい。本を粗末にすると噴火する。
【特技】 速読、早口言葉、洞察力が高い、五感が鋭い、視力2.5
【備考】 あらゆる地方を練り歩き、『言葉』の探究を続ける少女。巨大な羊の『ガフ』に積荷を持たせ、のんびりゆったりと旅をするアウトドア派な本の虫。戦地が広がることを良く思っていない。言葉の探究とは、人の関わりにあると自論を持っている。儚く生きる、人の生き様を見てこそ、『言葉の重み』を理解することができる。その夕日のように過ぎゆく今のあなたを、ビナは見る。それ一つの魔法しか使えないのだ。

「——いやだよっっ!わたしは、わたしも一緒に残るから、旅をやめてさっ……」

「言葉の探究なんて、もういいよ!わたしは、お母さんとお父さん、一緒にいたいだけ……」

————あぁ、 本当に、 『夕陽』が眩しいなぁ…
【魔法】
「揺籠の微睡ㅤㅤ嬰児の安楽ㅤㅤㅤ
 孺子の逡巡ㅤㅤ壮者の猛りㅤㅤㅤ
 老輩の達観ㅤㅤ人間の断片ㅤㅤ
 夕陽の玉響ㅤㅤ揺らめいて
 主は洞観すㅤㅤㅤ
———ダー・ニト・ロロイ・シュクロズア」
・人の思考を覗く魔法
レモネード

イベント獲得物
【称号】藪医者

  白梅(シラウメ)

「 妾は尊華帝國 元帥 である !! 妾が赴いたのだ、土産として首をくれたって良いでは無いか? 」「 尊華の為に、妾の子として友として、しっかりと働いて貰うぞ 」「 兄様 の 事を 悪く言えるのは 、元師の妾のみである。今ここで首を飛ばされたいのであれば、もう一度言うてみぃ、その願い、妾が叶えてみせよう 」
【字】白梅( シラウメ )
【真名】蘭 天舞音 ( アララギ アマネ )
【年齢/性別】25歳 / 女
【所属】尊華帝國軍 元帥
 【性格】一言で言うなら[ 天真爛漫擬き ]だろう。周りの人と楽しそうに会話したり、草木を愛したり、腹違いの兄を慕ったり…というか、慕い過ぎて一種のブラコンというのだろうか…他にも、のんびりと散歩したり、甘いのが好きだったりと、子供らしくて、素直で良い一面が多く見える。しかし、ゲスい事も、屑な事も、冷酷残酷残虐な事も平然とする辺りから[ 天真爛漫擬き ]だと思われる。 彼女は尊華が大好きで大好きで堪らず、尊華の為なら必死で働ける、という思考の持ち主であり、働かない奴、裏切る奴は純粋に罰則対象として、どんなに仲良しの仲間であろうと、罰則を平気で与える。そして、尊華の為なら人を殺める事も平然とするのだろう( 例外あり )。 彼女は花言葉や、月言葉などを好む。偶にやる嫌がらせも、好意も、殆どが花や月ばかりである。野暮な事はしたくない。伝えるなら、何かを使いたい、との事だ。 若くして元師という地位に立てた事に関しては[ 國の為に働けるので特に何も無い ]との事。周りから舐められる事もあるが、舐められたのなら、5倍返しでボコボコにする、地味にゴリ押しゴリラ元師な所もある。偶に伽羅が不安定な時もあるが、本人曰く「 調も称も四季折々 … 素敵だろう? 」との事。要は[ 口調も一人称も変わっていいだろ??一々口出すなようるせぇな ]という事である。
【夢・目的】尊華帝國の完全勝利 / 尊華帝國の為に働く事
【生い立ち】家柄は結構良い所であり、元師になる為に様々な学んだりする為の金も地位もあった。元から、元師になる為に必要な物ものがあったのだ。 彼女は昔から元師という存在に憧れ、必死に学び、元師にはならないとしても、せめて、何処か良い地位に着いて尊華の為に働こうと考えていた。そして、腹違いの兄が元師になったという知らせを聞いて、自分も頑張らねば、なんて考えていた。 両親も、前向きに努力する彼女の事をよく思い、積極的に手伝っていた。 しかし、ある日突然、腹違いの兄が元師を辞め、その地位を押し付けられたのだ。しかし、押し付けられたなんて彼女は思わなかった。兄の変わりとして、尊華の為に働ける。それだけで幸せだったそうだ。  元から才能がある中での努力の蓄積。家柄。兄からの推薦( 押し付け )。 元師になるには、充分だった。かくして彼女は、念願の元師になれたのだそうだ。因みにだが、腹違いの兄とは今でも仲良く(?)している。両親はあまり宜しく思ってないとか、なんとか。
【容姿】薄い茶色の髪の毛は、肩より下、腰より上まである長さで、ポニーテールにしている。因みにだが、髪の毛を下ろすのは珍しい。 肌の色は普通に良く、白くも黒くもない。調度良い色である。 ぱっちりと開かれた目は若干タレ目寄り。 色は吸い込まれそうな黒色で、目の真ん中が一番濃い黒色である。 [ 元帥の目を見続けると気を失う ]なんて、馬鹿げた話がほんの少しだけ上がったぐらい、真っ黒。 軍服はスカートタイプを着ており、スカートの長さは膝より上。そこまで長くも短くもない。 上着は腹違いの兄のお古を大切にしており、休みの日以外は毎日必ず着ている。靴はほんの少しだけ厚底にしており、身長は165( 本来は160 )。 両手には、真っ白な手袋をしている。胸元に、扇子やらなんやら、小さな小物をほんの少しだけ隠している。 その他の荷物は、小さな鞄のような、小物入れに入れて、腰に巻いている。
【地雷】国の為に働かない人( 先代除き ) / 辛すぎる物( 唐辛子など ) / 軍服の上着( 兄のお下がり )をぞんざいに扱われる事 / 兄の事を悪く言う人
【特技】 剣道 / 茶道 / 他人とのコミュニケーション / 簡単な料理 / 踊り
【備考】  先代元師と[ 腹違いの兄妹 ]であり、その事は把握済み。しかし、周りの人には殆ど言ってない模様。「 そんな物言ってどうするのだ、意味ないだろう? 」との事。 剣道は、特技…と迄は行かないと思われるが( 念の為特技に記載済み )数年間必死に学んでいた。茶道も同じくである。 踊り、というよりかは、静かに舞うの方が正しい。月夜が美しい日には、夜な夜な部屋を抜け出し草木と共に舞い踊る姿が見れるであろう。 元の性格と、元師という立場から、とんでもなく上から目線で物を言うが、一応礼儀は叩き込まれているのであるのだそうだ。 彼女は、尊華も大切にしているが、同じぐらい自身の兄を大切に思っており、彼の現役時代の上着を貰い、ずっと着ている。ぞんざいに扱う人が居るのなら、覚悟した方が良さそうだ。魔術適正は氷。

イベント獲得物
【称号】薬物中毒

  カヤ

「殺せ、奪え! ヨズアのみが天国の階を昇ることが許される」「ヨズアに生まれなかったこと、それ自体が罪だ。すべての咎人に転生という名の救済を!」「次は助ける。お前たちは決まって自らの行いをそう懺悔する、なら俺も同じことを言おう。次は助ける、だから今死ね」
【字】カヤ
【真名】イシュア
【年齢/性別】知らない(二十代前半か)/男性
【所属】シュクロズアリ/構成員
【性格】退廃的で自虐的な狂人。自分という存在を生みだしたこの世のすべてを憎んでいるが、そんな心境を浸しにし、宗教を隠れ蓑に人を断罪する。詭弁が得意で舌がよくまわり、神と救世主を礼賛する。しかし、自分の言葉の半分もそれらの事柄を信じていないし、もしそれらが実在するのなら一番に殺しにいくだろう。例え自分の死と引き換えだとしても。
【夢・目的】大陸の混乱と破滅。 自分を生みだした世界への復讐。
【生い立ち】母を知らず、父を知らず、自分がどこで生まれたのか、なんという名前だったのか、なにも知らない。ヨズアの流浪民の一人として各地を転々としながら、昼はサーカス団員として働き、夜は男娼として客を取り、時には客に薬を盛って金銭を盗むなどして日銭を稼いでいた。だがある日、客と揉めた後に重傷を負わされ、治療費を払うのがもったいないという理由で流浪民からも捨てられた。意識を失いそうな酷い痛みのなか、この世の全てに復讐をすることを決意する。その後、シュクロズアリの構成員に助けられ一命を取りとめるが、肥大化した憎悪は薄れることなく、真名を得て魔術の才能を開花させてからは、ヨズアのみが救われると説くカルト教団を設立。その教祖としてヨズアを扇動しながら大陸を戦争へと駆り立てている。
【容姿】金髪赤眼の青年。細身だがよく鍛えられた肉体。褐色の肌をもち背中から太腿に掛けて刺青をいれている。両腕と両足に多数の切創、右頸部にとりわけ深い瘢痕が見られる。カルティストとして働く時は、高価なものと安価なもの、男物と女物、帝國風と王国風が入り混じった統一感のない服装で現れる。それらは殺害した相手から奪い取ったものであり、どれも薄汚れて血にまみれている。そうでない時は飾り気のないシャツにズボン、外套といった当たり障りのない服装。
【地雷】学業、勉強、富裕層。流浪民であるため勉学といったものからは縁遠く、自分の名前を書くのがやっとであるため、恵まれた環境にいた者を憎悪している。
【特技】破壊と煽動、虐殺。 良心の呵責なく老若男女問わず相手を殺せる。魔術は重力を操るものを得意とする。
【備考】シュクロズアリがそうしたのだから、私がそれを避ける理由がない。ヨズアの神が血を望んでいるのだと、各地で魔術によるテロ攻撃を繰り返し行っている。それにより民間人の死傷者が増えてもお構いなしであり、ヨズアが憎悪されることをむしろ歓迎している。
骨牌

イベント獲得物
【称号】薬物中毒

  デゼス

「あーもう!最悪、最悪!!」「あははっ、どう?いい眺めでしょ?気に入ってくれたぁ?...仲間が死んでいく光景はさぁ?」「ありがとうございますっ!」「こんにちは、何をしているんですか?」「わぁ、すごいね!!」「秘密の話、秘密の楽園、誰かに聞かせてはならない...」
【字】デゼス
【真名】ジョセフ
【年齢/性別】24歳/男
 【所属】無所属/情報屋
 【性格】絶望、苦しみなどから足搔いて足搔いてそれでも希望をつかめなくて絶望した人に中途半端な希望を持たせて救いの手を差し伸べてどこかでその手を振り払い、再び絶望の中にいて憎み、恨みに侵される...。そんな輩を見るのが大好きという歪んでいるやつ。特に決まった相手はいないし、見学するだけでも絶望の渦中に居ながら足搔くやつは大好き。その為、どんな人にも好意的。これを好意的と言っていいかどうかは置いといて、好意的なのだ。見ものとして。普通の幸せの人を絶望に落とすのも好き。だけれど、最近はそうでもない。煽らないと生きていけないのかというほどに煽る。煽りすぎて一回致命傷負ったけど懲りない。クズとしか言いようがない性格をしているうえに、嘲笑い、見下すような態度をとる。だが、外では猫をかぶっているため、本性が出るのは本当に嫌いな人、敵、めっっちゃ仲がいい人(親友以上)ぐらい。猫をかぶってるときは誰にでも話しかけ、人見知りをしない子供っぽい性格をしている。短気で、煽る癖に煽られるのに慣れていない。だが、少し天然なところがあるためあおりをあおりと気づかずにスルーした後で煽りだと気づく場合がある。食いしん坊で酒豪。
【夢・目的】絶望を見ること、ロケットペンダントの写真を解読(?)すること
【生い立ち】今でこそ放浪生活を送っているが元は王国のスラム街で生まれた孤児だった。少し年上の友人に名をもらって、育ててもらった。いつだったか...その友人が死んだのは。絶望した表情を見せて手を伸ばしてきたのは。...最高。そんな感情が麻薬のように脳を侵食した。それからずっと仲良くなって、殺して、絶望を見て。そんな生活をして、12歳かそこらの時に国から逃げた。それからずっと、放浪生活を送っている。
【容姿】年齢は成人済みなのだが見た目は、13歳辺りなため詐欺としか言いようがない。健康的な色をした肌に桜色の頬、同じく桜色の薄く、小さな唇を持っている。さらさら、ふわふわとした柔らかな猫っ毛で、基本の髪色は萌葱色だが、毛先だけ黒色。前髪は右分けで、右側は赤色のピンをバッテンにして止めている。左側は適当に流しており、目にかかるほど長い。後ろ髪は肩につくかつかないか、というほどの長さで、よく後ろで結んでいる。目はジト目で、無気力な感じを醸し出しており、まつ毛が長い。瞳は黒目がちで、色は藍白。ハイライトがなく、眉はたれ気味。幼さを残すが端正な顔立ちをしている美青年である。普段は明るい笑顔を見せているが絶望している輩を見るときは恍惚とした、狂気的な笑みを浮かべる。だが、それすらも絵になるほどに顔はいい。服装は基本的にかっちりとしたものを好んできておいる。白色のYシャツに赤いベスト。その上に黒色のブレザーを羽織り、襟には金色のラベルピン。黒よりも少し薄めのスラックスを着て、上質な革靴を履いている。手には黒色の手袋を、耳にはアメジストのピアスを身に着けている。Yシャツの下に潜らせているため見えないが、ロケットペンダントをいつも首に下げている。ロケットの中には、写真があるがぼやけてよく見えない。細く、触れたら折れてしまいそうなほどだが、最低限の筋肉はついている。
【地雷】ロケットペンダントを壊される、奪われる、汚されること
【特技】言葉巧みにだますこと、誘導すること、殺すこと、距離を縮めること、演技、嘘を吐くこと
【備考】*身長/体重 157.4cm/45kg *好き/嫌い スラム街、絶望、煽ること、美味しいもの、酒/煽られること、猫 *武器 暗器であればなんでも操れる。 *ロケットペンダント 生まれてからずっと持っていた。ロケットペンダントに触れていると安心する。よく見ると文字と人が写ってるのが見えるがぼやけていてあまりわからない *情報屋 情報収集、情報拡散防止にたけているため、依頼されることが多い。密偵をしたり、情報を集めて売ったり。依頼内容、報酬から受ける受けないを決めている。そういう道では、まぁまぁ有名。
▼魔術について
とても簡単に言えば密偵むきの魔術。盗聴防止、盗聴、ステルスetc.だが、呪文を紡がないといけないところに変わりはないため、耳がいい人の近くでは使えない。だが、遠くで使ってから侵入すればいいため、緊急時以外はとても使える。誰かにかけることもできない、完全自分用魔術。音の神の御業による魔術。

イベント獲得物
【称号】薬物中毒

  ガデューカ

「 酒の飲み過ぎは注意、と言った筈だが…両腕切り落とされないと分からないのかねぇ… 」「 はいはい、お疲れサン。アロマでもやっていくかい?良いハーブが手に入ったんだ。御前に合うと思うのだがね 」「 毒蛇( ガデューカ )は私の事さ。舌を見てご覧よ、綺麗に裂けているだろう?お気に入りなんだ 」
【字】ガデューカ
【真名】アコナイト
【年齢/性別】32歳 / 女
【所属】ウェンディア騎士団 : 司祭
【性格】辛辣と、優しさと、手厳しさを混ぜた感じ。簡単に言えば[ 学校の先生 辛辣版 ]か[ 口の悪い先生 ]みたいな感じ。健康的じゃないものがあまり好きではなく、酒の飲みすぎや、糖分摂りすぎ。好き嫌い多過ぎに対してはかなり辛辣。お口が悪い。ただ、それは彼女なりの優しさでもある。ちゃんとした健康な身体で過してもらいたい…という願いからこんな性格になってしまったと言える。自分の事より相手を優先しがちだが、ちゃんと自分の事も考えれる。アロマが好きで、若干趣味多めでやっている。困ったり悩んだりしている人が居ればアロマを使ったりしてお悩み相談室も開いたりする。案外お人好しな1面も。
狙った獲物は逃がしたくないタイプ。使えなくなったら有効活用して殺してしまう、もしくは見捨てるタイプでもある。使えなくなったら、の話だが。
【夢・目的】アロマを極める事( ? ) / 軍で働き、仲間を治療する事
【生い立ち】特にこれと言って目立つ様な事がない、ただの普通の家に生まれただけである。金持ちでも貧乏でもない、ただの治療が得意であり、農作業をする様な家系に生まれた。アロマは、母親から教わり、作物栽培は父親から教わるなど、かなり平凡な暮らし。軍に入るきっかけは、特に無いそうで。『 純粋に働きたいと思った職場だった 』そうしてみると、欲に忠実なのかもしれない。
軍に入ってからは、努力のみである。誰もが憧れる才能があった訳でもなく、軍で様々な事を学んだ。勿論両親からも学んだり、自学したのもあるけれど。
【容姿】深い赤色の蛇目は大きく開かれ、まつ毛はちょっと長め。髪の毛は上から濃い紫 ~ 薄紫というグラデーションであり、肩甲骨辺りまで伸びている。いつも適当だがちゃんと一つ縛りしている。前髪も目が隠れない程度の長さ。舌先が蛇のように裂けて居る、スプリットタンであり、一般人よりちょっと舌が長めで平たい。蛇の様な牙がちゃんとある( 毒牙みたいな物 )軍服はネクタイタイプを使用。特に着こなしたりアレンジはしていないが、仕事する時はよく汚れてしまうのでシンプルなエプロンを着ている時もある。
【地雷】ハーフ等゙を育ててる畑や温室を荒らされる事 / 酒の飲み過ぎ等不健康な事
【特技】 アロマセラピー / 料理( 菓子作りも含む ) / 薬物( 関連 )使用 / 裁縫
【備考】 かなり見た目も中身も蛇である。スプリットタン…要は舌先が蛇のように裂けて居ると記載してあるが、これは生まれつきであり、本人も気に入ってる様子。アロマで使うハーブやら、野菜などはちゃんと自分で育てているなど、辛辣な割には自然が好きで、面倒みが良いのも特徴的。魔術適正は、[ 毒 ]と[ 治癒 ]。
毒も薬も紙一重…つまり此奴は、自身の毒を上手く使い薬として扱い兵たちを癒している事が多い。しかし戦場では迅速な対応が必要ゆえに、治癒魔術で表面的や、軽く内部治療する。分かりやすく言えば、治療が治癒魔術、その後の定期的な薬等は毒魔術を使っている_みたいな。

「 波打つ魂動、流れる生命、2つの刃と1つの雫、永遠の眠りを_太陽の名の元に…なんてな 」
クロ

  オスクロ

「どーもどーも、ウェンディア聖騎士団に所属してます俺でーす。なぁに?テメェなんかに俺の名前教えるわけねーじゃん」「飽きた飽きた、その話あーきーた!……もっと面白い話ねぇの?」「お前さぁ~……さっきっから黙って聞いてりゃビービービービー自分の価値観俺に押し付けやがって…殺すぞ」「なぁ、もっと命乞いしてみろよ。んでさ、泣いて喚いて叫んでみせろよ!!!その醜い顔を晒しやがれ!!!!!!!」 「────国民が幸せそうに生きてりゃ、それで良い」
【字】オスクロ
【真名】テロネア
【年齢/性別】22 / 男
【所属】ウェンディア騎士団 / 騎士
 【性格】彼を一言で表すのならば、〝天気〟が一番ぴったりだろう。晴れになったりくもりになったり、時には激しい雨が降ったり。機嫌が良いと思えば一気に不機嫌になったり、にこにこしていると思えば真顔になったりと、とにかく彼は気分屋である。敵・味方関係無く煽るし言うこと聞かないしの自由人サイコパスである。彼に絡まれたら諦めて彼の言うことを聞くことをお勧めする。
そんな扱いにくい彼が唯一逆らわず、言うことを聞くのは〝騎士団長〟〝千騎長〟だけ。あと言うことを聞くときがあるとすれば、眠い時。全ては彼の気分次第。
また、彼は重度のヘビースモーカーであり、よく吸っている。人が居てもお構い無しに吸い続ける。彼が吸わない場所といえば、国民が多く行き交う街のみ。最近では路地に一人で赴き吸っているのだとか。そんな彼だが、国民の前ではいつもにこにこ愛想の良い“フリ”をしている。猫被りだ。理由は、国民には闇の部分は見せたくないかららしい。
非常識な行動が目立つため知識が無いと思われがちだが、そんなことはない。彼は少なくとも、一般人よりは賢い。戦う時は、色々な可能性を瞬時に考えプランをいくつも立てている。国民に対する愛情だって、人一倍にある。彼は、悪いところが目立ちすぎているだけ。
神出鬼没なお天気屋。自分のプライベートは一切話さない、謎に包まれている彼は、友達、と言えるような存在は作らない。
【夢・目的】国民が幸せでいられること/戦争で役に立ってから死ぬ
【生い立ち】彼は途中まで、一人で生きてきた。とても裕福とは言えない家系に生まれた彼は、3歳という幼さで両親に捨てられた。道端に落ちている食べ物とは到底かけ離れたものを食べていた。
10歳の頃、路地裏に倒れ餓死寸前だった彼を、心優しい女の人が救った。その頃の記憶を、彼は覚えていない。
けど、彼が唯一覚えてるのは──その人は、とても柔らかく笑うこと。歌が上手いこと。よく、眠る時に歌ってくれていた。
「──私が居るよ、側に居る。私だけは、ずっとお前の味方だよ」
それが、その人の口癖であること。
17の頃、彼は騎士団に加入。理由は自立したかったからなんだとか。20の頃、久し振りに家に戻ると、其処には、変わり果て、人とは言えぬ、悲惨な死体が転がっているだけだった。其処からは何も覚えていない。何故か、彼は其処だけ思い出せないのだとか。
【容姿】スラッとした体格に高い鼻。整った顔に分厚すぎず薄すぎない唇。イケメン、と言った方が分かりやすいだろう。肌はとても白くて艶がある。ぼさっとした手入れのされていない黒髪に、赤く光る瞳。そんな整った容姿をしているのにも関わらず、彼の体には切り傷やら火傷やら。様々な傷痕が残っているし、右目は戦争の際失明している。この事を本人は全然気にしていないが、周りはどう思うだろう。フードの付いた羽織りものを常に来ている。表情筋は柔らかく、表情はころころ変わる。先程記述したように、彼は“お天気屋”。笑っていると思えばしかめっ面をしている時もある。
身長は180センチと高め。黒色のブーツがお気に入り。
【地雷】他人の価値観を強く押し付けられること。束縛。(されることは好まないが、自分からすることは多々ある)
【特技】 適正は雷だが、闇を好んでいる為滅多に使わない。闇の魔術しか使わず、精神を狂わせる魔術をよく使う。
【備考】字の意味は闇。
一人称→俺
二人称→呼び捨て、テメェ、お前
三人称→お前ら、テメェら
・彼の作る料理は激マズである。食べない方が身のためだ。
「──我らが愛するオプスクーリタース(闇)よ!!今こそ、その大いなる力を我に!我は闇なり光なり──。さぁ、我が身に纏え、闇の力よ───」
梅雨

  ザフメトゥ

「すまないが此れは戦なのでね。どう思われようが使える駒は全て使うのだよ」「戦争の根絶とは、それを望む者を淘汰せねば到底達成し得ないものだ……わかるか?」「いつもの薬草をオトゥズ(30個)だけ頂戴したい、代金はこの通りだ」「──平和呆けといったところか、話にならんな。私に思考と足を止める時間などない、失礼する」「……シュクロズア、どれ程の歳月を費やそうが、私は私の目標を成し遂げてみせましょう。──ですから、どうか」
【字】ザフメトゥ
【真名】ジャンス
【年齢/性別】26歳/男性
【所属】シュクロズアリ/構成員
【性格】一言で言うのならば“冷厳”といったところだろうか。愛想が無く何処となく排他的に振る舞うきらいがある。公私のけじめはしっかりと付けられており、公式な場では敬語を、そうでない場合はぶっきらぼうなものとなる。基本、自らが尊敬すべきであると直感した人物に対してはいつ如何なる場面においても丁寧な口調と態度を以って接する。
 行動原理は《戦争の終結》にあり、その為には《戦争を望む国家の殲滅》が必要であると考え、それ故か戦闘や妨害工作などでは手段を選ばず、また徹底的にやり通す傾向がある。それは戦術面に強く反映されており、手段は選ばず狡猾な戦略すら好み、徹底的に相手を追い込もうとする。その為にデバフ系の魔術を用い、じわりじわりと粘り強く攻め落とそうとするために《毒蛇》の異名で知られる。
 生計は薬を用いた商売で賄っており、自ら作り出した薬品の類を市場で売り捌き、また、ヨズアを除く両国の者に対して毒薬を取引することで、漁夫の利すら狙おうとするようだ。製薬の技術はそれなりに高く、様々な種類のものを作り出し売るため、財産はそれなりに多いらしい。
 笑顔を見せることは少なく、鋭い目付きはどこかピリリとした緊張感を与えるが、時間を割くに等しいと判断した相手への情報提供、それから助言などは惜しまない。旅団に於いては後方支援、諜報活動に長け、表立って活動する構成員を陰で支える柱として機能している。
【夢・目的】遺された古代ヨズア語の文献の解読/戦争の終結・ヨズアの復興再建
【生い立ち】彼の記憶に幼少期の記憶は凡そ残っていないだろう。ただあるのは、自らがヨズア出身であるということ、それから、戦火に呑まれかけた自身をシュクロズアリ旅団に救われたということ、だけである。少なくとも父が遺したであろう文献を読むことで、医療の関係者であったということは察することができる。ただ、彼がそれらを知ったところで望むものは、ただ祖国を追いやった両国を蹂躙し、安寧を取り戻すこと、それから、自らを救ったシュクロズアの意志を確かに継いだ彼の旅団に従事することである。今では各国を旅しつつ情報を集め、その過程で薬を売り明日へと命を繋いでいる。
【容姿】褐色の肌にシャープな輪郭、すらりとした鼻梁に、やや深い堀、蛇のような切れ長の瞳を持つ。髪色は淡い金で、全体的に若干だが癖がついている。前髪は一房だけが長く、横髪が顎の輪郭よりもやや長い程度。身長179cmと長身で、しかし体格は華奢であり、肩幅などもそこまで広くはない。根元に布が巻かれた、ターバンにも近いフェズ(つばのない円筒状の帽子)を被り、宝飾品などによる装飾が目立つ。服装は首元に風通しの良い布で作られたストールを巻き、現実世界におけるトルコ、アンカラ衣装をモチーフとした長めの民族衣装を身に纏い、腰元で山吹色の布を巻く。手の刺青は普段は袖で隠すが、旅団の構成員と接触するときにのみ手の甲を露出する。下半身には裾の広がったアラビア風の丸いシルエットのサルエルと、外套と同色の先の尖ったブーツを履く。
【地雷】ヨズアに対する侮辱行為、無駄な時間、偽善思想とそれに基づく行動の全般
【特技】 製薬作業(通常薬から劇毒薬に至るまで様々)、麻痺、毒などの状態異常を付与する魔法の類、諜報活動
【備考】①字は“煩い”を、真名は“命の水”をそれぞれ表す。
ひよ。

  フシロム

「ふぁあ...ちょっと今日は眠い...」「えー...やだよ、面倒」「折角きれいな顔なんだから気を付けろよ」「はぁ!?お前ふざけんなよ!」「ちぇっ、今日はこんだけかぁ」「ヴィゼぇぇ!どこだよぉぉおお!」「麗しい姫を誰かが連れ出そうとするならばそれを私が守りましょう。 誓いをたてる栄光の騎士。 誓いを遂行するときがきた。 さぁ、剣を抜け。 風刃となりてきを切り裂け。...ダー・ニト・ロロイ・シュクロズア」
【字】フシロム
【真名】ラケル
【年齢/性別】19歳/女
【所属】シュクロズアリ旅団/構成員
【性格】いつもだるそうにしていて万年運動不足。階段の登り降りだけで動悸が激しくなり呼吸がしずらくなると言うほどの。だが、馬などを操作する分には問題ないらしい。初対面の人は「戦闘など出来ないのでは?」というが身内の部類にはいる人は「あまり動かなくて済む後方支援型(攻撃可能)だし、魔術の才はあるから問題がないどころか厄介」という。面倒くさいことが大っ嫌いで嫌なことは嫌という裏表のない白黒きっちりつけるはっきりとした性格。はっきりしすぎて嫌われやすい。だが、本人はほぼ無意識で行っているので天然疑惑が持ち上がっている。心の中に土足で踏み込んでくるくせに踏み込んでこさせない。心の壁を積み上げている。だが、人と関わることは嫌いではない。むしろ、好きの部類にはいる。ただ公私...いや、完全なる私生活と仕事と私生活半々と仕事で分けているだけで。完全なる私生活のときに話しかけると思いっきり睨まれた後無視されるという悲劇が待っている。誰もが認めるほどの自由人でマイペース。ふらっとどこか行ったかと思えばふらっと帰って来る。ふらふら世界を旅しながら生きている。結構短気で煽られれば怒るし地雷を踏めば起こるし踏みそうになれば怒るし...。怒ったら魔法連発する。...その前に大抵相棒たちに止められ、宥められる。かっこいいことをさらっといったりする天然タラシ。優しくて困ってる人を見捨てることができないというお人好しでもある。相棒たちのことをこの世界で神の次に崇めているといっても過言ではないほどに信頼を寄せて、信用をしている。どこか損な役回りをさせられることが多々ある。
【夢・目的】もっと世界を見たい。相棒たちと一緒にいること。自由にいきること。
【生い立ち】親は心配してきた。回りは自らの意思でヨズアにいると思ってた。友達はいなかった。でも、大事な仲間はいた。
ちょっと病弱だっただけなのに。ちょっと運動苦手なだけなのに。ちょっと運動嫌いなだけなのに。なんで、ここから出れないの?
そんな疑問を持つのは当然だろう。もとより自由を望むヨズアなのだから。
少し遠出をしてみた。
そこで目にしたのは...きれいな、世界。もっと、もっと、もっと世界を見たい!
その欲求に支配された彼女は楽器と少ない食料と水を持って相棒たちと一緒に大きな世界へと飛び込んだ。
【容姿】ぱっと見では性別がわからないほど中性的な容姿をしているが、どちらかと言うと女よりの顔をしているが、服装と身長のおかげで女にみられることは滅多にない。童顔というわけではない。ちゃんと年相応な見た目をしている。
だが、身長と相まって2、3歳ほど年上にみられることもある。それが少しだけ嬉しい。
肌は雪のように白くきめ細かい。頬は柔らかくとても良く伸び、もちもちとしている。色白なだけあって頬の桜色は良く映えている。
髪は薄紫色で、指が引っ掛かることないサラサラとした良く手入れされていることがわかる枝毛とは無縁な毛をしている。前髪はおでこが見えるほどに短く、切りそろえられており、明るい印象を与える。髪はショートヘアーで、猫の耳のような毛が生えている。と言うよりはねており、良くピョコピョコと動く。相棒の一人のアホ毛が動くのとにたような感じだと思われる。...人でいるのかはわからないが。
目はつり気味で、ぱっちりとしている。いつも面倒臭そうにしているとは誰も思わないだろう。綺麗に澄んだ宝石のような黒色の瞳を持っており、目のふちには紅を引いている。瞳の虹彩が花形なのが特徴的。下がり眉で、笑うと八重歯が可愛らしい。
服装は白色の薄手の手が少し隠れるほどに長さの袖のシャツを着ている。その上に革でできたベストのようなものを羽織り、足首まであるスリットが入ったズボンをはいている。スリットは紐で結んでおり、避けているところでリボンになっている。右足首には赤と青の紐で作られたアンクレットを身に付けている。靴は動きやすさ、疲れにくさを重視した。刺青は手首のみ。普段は濃い抹茶色のローブに身を包んでいるが、暑いときはローブは脱いでいる。寒いときようなので。いつも大きめの鞄を肩にかけて、腰には少し大きめのポーチをさげている。大きめの鞄のなかにはリュートや、財布など、ハーモニカなどが入っている。腰に下げているものには相棒たちのおやつや演奏などでもらったお金がはいってる。
【地雷】相棒たちをばかにされること等相棒に関係すること。詩曲、楽器に関係すること
【特技】動物を手なずけること、楽器を扱うこと、歌を歌うこと
【備考】*身長/体重 172cm/63kg *好き/嫌い 相棒たち、動物、世界、旅、歌/傷つける人、ビックリ系、寒さ *相棒
・馬[ザクア]・フクロウ[エスル]・犬[アイラ]・猫[リリエン]・兎[レア]・猿[ヴィゼ]
▼魔術について
詩(のようななにか)に魔力をのせて紡いだ言葉を現実に反映させる魔法。
といっても『風』のみ。その他は無理。
力はそうでもないがとても器用なので応用とか色々できる。....力はない。
必ず最後に‘ダー・ニト・ロロイ・シュクロズア’と言う。

その他補足はキャラクター作成掲示板にて

  ミア

「あたしはミア!あなたのはなんて言うの?」「嫌よ!!あたし、あれを手に入れるまで帰らない!!」「……ねえ、ミネ…?あたし、ちゃんと……お父様の跡、継げるかしら?」「…誇り高きウェンディアの十騎長として、負けるわけにはいかないわ!」
【字】ミア
【真名】エリーゼ・ベネット
【年齢/性別】14/女
【所属】ウェンディア聖騎士団
【役職】十騎長
【性格】おませさんでかっこいい女性に憧れているが、それでも子供っぽいところは抜けきれておらず感情を素直に表に出す。お嬢様として甘やかされて来たからかわがままなところもあり、欲しいと思ったものはなんでも手に入るまでその場を動かない。故に持ち物は非常に多く、自宅の部屋はとても整頓されているとは言えず、片付けも苦手。大切にしているものは種類を問わず他人に触らせたがらない。その癖ほとんど目もむけなくなったものがほとんど。唯一ずっと大事にしているぬいぐるみに「ミネ」と名付けて可愛がっている。夜はミネがいないと眠れないらしい。
【夢・目的】「戦争勝利!そして、欲しいものをぜーーんぶ集めることっ!」
【生い立ち】小さい頃から裕福な家庭で一人娘として大事に育てられてきたため、多少のわがままや欲しいものはなんでも聞いてもらえていた。若くして聖騎士団に入団してからもその性格は変わらず。
【容姿】ふわふわと太ももまで伸びた淡い金髪に、透き通るような碧眼を持つ。顔立ちはまだまだ幼く、大人っぽいとは言えない。服装は特にアレンジせずに制服を着こなし、下半身は黒いニーハイソックスを履いている。
【地雷】特に仲良くない人から過度に子供扱いされたり、子供だからと軍人であることを否定されたりすると嫌な奴だと断定し、場合によっては怒る。
【特技】得意な魔術は、光系統の魔術。
【備考】信仰対象は光に通ずるもので太陽、月、星、鏡、など様々なものが該当する。
雪乃

  シャロム

「指輪……いかがっすかー。名入れも……やってるよー」「この、大陸は、渦巻いてて。ぼくはそれ、見てるだけ……」「(ダー・ニト・ロロイ・シュクロズア。わが手に持ちしココアをちょうどいい温度になさしめし!)……ズズズー」
【字】シャロム
【真名】ユーロギア
【年齢/性別】35/男
【所属】シュクロズアリ/構成員
【性格】おっとりとしていて寛容、温和。大概は誰に対しても穏やかで優しい態度を取り、怒ることは滅多にない。喉に障害があるため、訥々とした話し方だが、その分表情や身振り手振りでの表現は豊か。フランクな人柄と、なるべく喉を労りたいという意図から、基本的に敬語は使わない。そういった言葉遣いを含め、子供っぽい振る舞いをすることが多いが、いい年なのでおじさんぶっている。甘え上手かつ甘やかし上手。よく侮られたりひ弱そうに見られがちだが、冷酷とさえ言えるような天然ぶりを見せる一面があり、単なる良い人とは言いにくい。
【夢・目的】暗触文字を刻み続けること・ヨズアの行く末を見守ること
【生い立ち】幼少の折より、魔術師としての素養に恵まれながらも、先天性の疾患(喘息)のため思うように魔術を使えないことに苦悩して育つ。自身を疎んでいた両親をある事故で喪うと、更に喉を傷め、暗澹たる日々を送る。しかしある時暗触文字に触れたことで希望を見出し、彫工となることを決意する。以来篆刻と暗触文字による魔術に傾倒し、麒麟児として名が知られるようになった頃、シュクロズアリからの勧誘を受け、暗触文字の真髄を知る為に加入。現在はシュクロズアリお抱えの彫工として活動する傍ら、装飾品など一般向けの作品を売り歩いて口を糊している。
【容姿】喉の保護の為、常に布(シュマグ)で口を覆っている。童顔なことも手伝って、やや年齢不詳の感がある。首に後天的な痣があり、それを隠すようにぐるりと一周刺青を入れていて、魔術のために暗触文字が彫られた装身具をいくつか身に着けている。いずれも衣服によって隠され、普段大きく露出することはない。
【地雷】驚かされたり、痛みを感じたりして、大声を出させられること・煙
【特技】篆刻。魔術を用いて行うこともあり、仕事用の彫刻刀自体にも暗触文字が彫ってある。魔術適性は加熱・冷却(蜃気楼や陽炎、熱気と冷気による障壁など)だが、近年は専ら電子レンジのような使い方をしており、戦闘に同行する際は回復魔術での支援がメイン。
【備考】シュクロズアに対し、「魔術師でありながら喉を病んでいる自分に、自在に扱える魔術を与えてくれた」として深く感謝すると同時に強い親しみを抱いており、彼は「朋友」であるとして友愛に近い一風変わった信仰心を持っている。異端とも呼べるその宗教観は敢えて言うことはないものの隠してもおらず、その見地を知る同志の反応は様々。組織に貢献していることもあり、村八分とまでは至っていない。実は刺青も施せるが、専門外であるとして、その事実はごく限られた人間しか知らない。字は平和、真名は祝福の意。

  刀花(トウカ)

「あら、綺麗なお召し物ですね」「...この私に?」「あなた達に期待していますよ」「本当にあなたは器量がよくて、嫁さんに向いてますね」「...ご両人。俺を怒らせるったぁ、いい度胸してんなぁ?」「なんでぇ、俺に何か用か?」「我は願ふ。何よりも鋭利に、とくあれと。我は願ふ。穢土滅し、浄土へ導きていけと...災ひよ、風災よ、幸へと導け。渦を巻く風よ。我を助けたまへ」
【字】刀花_touka
【真名】花宮 琴葉_kotoha hanamiya
【年齢/性別】18歳/両性
【所属】尊華帝國軍/少将官
【性格】旧家の跡継ぎとして努力して来た事、少将官で居続ける為に努力している事を誇っている。人を見下すような言動を取る事もあるが、本人の強い向上心と想像を絶するほどの努力に裏打ちされたものでもある。
天才などと評される事もあるが、自身は全く良く思ってはおらず、むしろ努力を否定し結果だけを称える輩を相手にするのも馬鹿らしいしいと思うほど。「結果は過程に依存するもの」という考えこそが彼の根幹・芯に当たる部分であり、そのため過程(経験)から学ばない、努力しないものは無能と判断し、軽蔑するようなきらいがあるが、それ自体は本人の望まない感情である為、そういった人物に接した時は視界、思考から徹底的に排除するよう努めている。
上っ面がよくていつもにこにこと接する。つまり、愛想はいい。本人曰く「当然」。人を褒めるのが得意で、例え見下した相手であっても長所を見つけるのが得意。所作や言葉遣いがいつも丁寧で、どちらかと言えば女らしい。自分の芯や根幹に関わる事以外には意外と無頓着で流されやすい一面もあるが、自分で一度決めたことは押し通す。
いたずら好きで手間暇をかけて用意周到に行うがお金はかけない。家柄のせいか陶器や掛け軸など美が大好きだが、決して浪費ではなくむしろ財布の紐は固い。
運動系は苦手だが、生け花や茶道、舞などは華麗にこなせるのもその生い立ち故か。ニコニコと嫌味を言ったり人を引っかき回すことが得意で、一言で表すと"性格が悪い"。しかし好戦的という訳ではなく、その性質が表れるのは日常においてのみ。戦争に関しては、決して好んでいるわけではないが、躊躇いも抵抗もしない。あるリミッター(地雷の中の地雷)が存在し、そのリミッターが外れると、戦闘狂になり、言葉遣いも乱雑になる。...のだが、それでも優秀ではある。ちなみに、怒った時の言葉使いが素。距離が縮まり、真名を知るほどの仲になると褒め言葉の後に貶しがついてくるし、毒をたくさん吐く。性的嗜好はバイセクシャルが表現として近いが、本人も掴みかねており、はっきりしていない
【夢・目的】祖国に一生尽くす。
【生い立ち】花宮家に生まれてからずっと茶道や生け花や舞や剣術や....。祖国に尽くすのだと、教わってきた。我が祖国のためならば、すべてを吸収して見せようと、陰ながら努力をした。...花宮家の人々は、それを認め、天才とは言わず、努力する子だといった。そして、12歳になった時帝国軍へと入った着々と地位を上げていき16歳の頃に少将官へと上り詰めた。
【容姿】*身長/体重162㎝/52㎏色白で日に焼けていない肌に、うっすらと色づいた頬、薄い唇を持つ。髪色は赤銅色で、毛先に行くにつれて紅の八塩になる。前髪は眉が完全に見えるぐらいの長さで、アーチ状。横髪は、鎖骨を超すぐらいの長さで、ぱっつん。髪は短めで肩につくか否かといったところまでで、ストレート。切った髪が肌に当たるとつんつんして痛いほど。目はぱっちりとした二重でだが、たれ目気味で、まつ毛が長い。瞳の色は鴇鼠で、上へ行くにつれて薄桜へとグラデーションになっていく。胸は小さいがある。女性というにはがっしりとした体つき。だが、男性というには細い体型をしている。服装は軍服で、ズボン状のものを着用する。紋章をつけたりしている。紐にくくってに刀を下げている。この持ち運び方は妥協案。
【地雷】祖国、花宮家を馬鹿にされる、容姿について貶される。...そして何よりも怒るのが刀を奪われること。
【特技】舞、生け花、茶道、剣術
【備考】*好き/嫌い  帝国、家族、刀、有能/好きなものを否定するもの、無能 *刀 刀は2尺3寸ほどの大きさの打刀で、刃には桜と菊が彫られている。柄は黒色で、下げ緒は藍色。鞘も黒色だが、桜の模様と金箔(?)を散らしてる。 *花宮家 由緒正しい旧家。琴葉の実家である。

▼魔術について
とても簡単に言えば、自然災害を起こす。
その災害を決め、規模を決めることで魔術が発生する。
故に、詠唱を少しでも間違うと失敗し、暴走する。

  サシャ

「私の名前はサシャと言います!この村の者です!」「あ!こんにちは!!今日はとてもいい天気だったので、野菜が沢山収穫できてよかった!」「貴方に言われなくても、わかってますよ。この状況なんて…」
【字】サシャ
【名】ラド
【年齢/性別】17歳/女
【所属】シュクロズアリ/構成員
【性格】普段は魔術が使える事を隠しており、とにかく平和に戦争に巻き込まれないように暮らそうとしている。普段はとても温厚な性格だが、テンパったり、何も無いところで転けたりとおっちょこちょいな一面もある。家事などは一通りできる。しかし先頭になると温厚な性格から一転して、目付きが変わり、サバサバした性格になる。 
【目的】羊を安全圏で飼いたい。それと祖母がくれた手紙を最後まで解読する事(所々暗号化されてたりする)。
【生い立ち】ヨズアの田舎で生まれ育った普通の娘。物心付いた時から魔術や生活の術を学んでいた。流行りの病で13歳の時に両親が他界してしまう。そのあと祖母に引き取られ15歳まで育てられるが、15歳の時に祖母が亡くなってしまう。祖母が亡くなる間際に私にペンダントと手紙を渡され、それをきっかけにシュクロズアリに入る。自分自身はシュクロズアに会ったことは無いが、祖母は会ったことがあるらしい。その証拠として背中にシュクロズアの印である刺青が入っていた。
【容姿】髪は赤毛のボブ。顔は真っ白のお面で隠れており確認することができない。服は白のシャツと白の膝ぐらいまでの長さのズボンを着ている。またシャツの上に赤色のノースリーブワンピースを着ている。足元は黒のブーツと黒の靴下を履いている。外出する際は必ずフードの付いた黒のポンチョを羽織っている。青色の宝石で作られたペンダントを首からかけている(宝石には古代ヨズア語で書かれた文が彫られているが、黄昏時か夜明けの時に太陽の光を宝石に通し、その光を暗い地面に向けた時のみしか見ることができない)。身長は153cm。足首から膝にかけてシュクロズアリの印である刺青が入っている。
【地雷】顔を見られる事。
【特技】 特技は雑草むしり。重力魔法(物を浮かせたり、物に圧をかけたりする)を得意とする。
【備考】人混みや大人数に慣れておらず、よく人酔いをする。生業は百姓、実家手伝いなど。
石鹸

  火津彌(ホヅミ)

「あ~もうっ…!お前達、全員廊下に立っとらんかい!」「おやおやまあ、随分元気やなぁ。そんなに鼻息荒ぁして、どないしたん?焦らんでも構ったるわいな。ほな、誰から相手しましょうか?」「坊ちゃん魔術上手ならはりましたなぁ。うちの玉藻もはしゃいどりますわ」
【字】火津彌 (ホヅミ)
【真名】鬼灯 月光(ホオズキ ツキミツ)
【年齢/性別】28/男 
【所属】尊華帝國軍 佐官 
【性格】 ”尊華人らしさ”や”貴族らしさ”にこだわっており、むやみやたらに気取った、堅苦しい言い回しをしがち。だがその内面は振り回されがちなツッコミ属性で、何でも自分でしてきた為になにかと部下の世話を焼いてしまう。真面目で堅物に見られる事も多いが、母親の事もあり女性には優しい様子。
【夢・目的】 この世界に居場所を見つける事。
【生い立ち】妖狐を奉る家系の、ある貴族の落胤として産まれた。仮にも神仙に仕える家系の中で、下賤な女郎の血を引く火津彌は疎ましがられ、肩身の狭い思いをしていた。幸いにも魔術の才能はあったため、家から逃げるようにして帝國軍へ志願したが、尊華に貢献する事で振り向いて貰えるのではないかと佐官にまで登りつめた事は彼自身自覚のないことである。
【容姿】長い黒髪を白い紐で後ろで一つにまとめており、前髪はぱっつんにならない程度に切りそろえておろしている。軍服の着こなしはスタンダードに長いスラックスで、佐官の徽章をつけている。 
【地雷】売女、淫売などのワード
【特技】管狐、九尾狐等の使役および炎による魔術。
【備考】狐の名前:玉藻(九尾)、葛葉(妖狐)、初音(善狐)、常音(管狐)
しめさば

  エクヴェル

「やだも~、この生臭騎士様ったらっ。お触りは厳禁ですよぅ」「ワリィなぁ、俺も好きでやってるワケじゃないんだけどさ。でも、仕事ってそういうモンだろ?」「あぁ……ハイハイ、分かったよ。分かってるよ……」
【字】エクヴェル
【真名】閃把(センバ)
【年齢/性別】23/男
【所属】尊華/間者(コトノハ)
【性格】飄々としていて明るく、面白そうなことには目がない。能天気で酒色を好み、何事も楽しまなければ損だと考え、仕事にも基本的には前向きに取り組む。情に厚いが、リアリストになり割り切らなければいけない立場上、必要があれば冷徹にも振る舞う。そのため常に心労を抱えているが、弱みは見せない。また、気を遣わなくていい相手に対しては、案外静かで大人しい。協調性はあるが、得意魔術の関係もあり一人の時はせっかち。女装時は清々しいほどのぶりっ子。
【夢・目的】素敵な女性とたくさん知り合うこと・仕事でヘマして殺されないこと
【生い立ち】ウェンディア出身の孤児だが尊華人の高官に拾われ、施設で専門的な教育を受け間者として育成された。持ち前のセンスと楽天さで様々な厳しい訓練を乗り越えてきたが、同期は寝たきりの女性一人を除いて全滅している。
【容姿】華美。仕事の時は女装することがほとんどだが、本人はやめたがっている。
【地雷】女性との時間に水を差されること・物分りの悪い奴
【特技】移動に関する魔術。光や雷、反射や幻影などの霊力を組み合わせている。対象、範囲、距離など諸条件によっては制御が困難な場合もある。
【備考】同期の女性とは家族のような間柄だが、彼女には複雑な思いを抱かれている。字は閃光や反射の意、真名は一瞬を御すことから。魔術は文法が尊華風、単語はウェンディア風。

  浦舳(ウラヘ)

「ウフフ……面白いことを仰いますのね」「……あなたは余程、心が綺麗で、純粋で、汚れていないのね。そう言いたいのでしょう?……呆れるわ」「私には使命がある……私には、私は……あるんだ。こんな所でくたばれない」
【字】浦舳(ウラヘ)
【真名】リアス
【年齢/性別】26/女
【所属】ウェンディア/密偵
【性格】いかにも女性らしく、嫋やかで控えめだが、時折高飛車な本性が見え隠れする……という演技をしている。実際には内なる逃避願望を抑え込んだ、タフでドライな仕事人間。元々は誠実で生真面目な、優等生的な人柄だが、演技と本来の人格が綯い交ぜになっている部分もある。非常に家族思いだが、密偵になって以来家族とは距離を置いている。そのこともあって強い孤独感に苛まれており、心のどこかで理解者を求めている。仕事中以外は取り立てて女性的なわけではなく、むしろ無頓着な方。
【夢・目的】故郷の家族に何不自由ない暮らしをさせること(=仕事の遂行)・知己を得ること
【生い立ち】駆け落ちし、尊華からウェンディアへ亡命した両親の元に生を受ける。そのため貧しく苦しい子供時代を送ってきた。水や大気を操る者が多い家系で、それらを兼ね備えた優秀な魔術師適性を持ち、才能を活かして危険な職務に就いている。
【容姿】清楚かつ妖艶な見目で、典型的な尊華美人そのもの。ただし、仕事モードであるかどうか(化粧の有無)によって雰囲気が大きく異なる。
【地雷】家族や素性への侮辱・食べ物を無駄にすること
【特技】透明度を操る魔術。水と大気への働きかけによるもの。他者や物質にも使用可能だが、一度に透明化できる質量には制限がある。
【備考】大家族で、五人姉弟の長女。年齢以上に老いて体を壊している両親と、年の離れた弟と妹が二人ずついる。字は海と船の意で、真名は美しい入り江のある地名から取られた。魔術は文法がウェンディア風で、単語は尊華風。

  神楽(カグラ)

「初めまして。私は神楽と言います、…どうぞよろしく。」「ふは、そんなに硬くならなくて大丈夫だって!誰も襲ったりしないからさ?」「これは大変だ…!何てこった……。君達、緊急事態だよ…一刻も早く、あの有名店の今日限定和菓子を買って来るんだ!!!」「仕事、?えー……そんなの部下達にやらせておきなよー…。」「…違うよ、やり直し。こんなつまらない事に時間取らせないでくれるかな?」
【字】神楽 ( カグラ )
【真名】弥慧心 ( ヤエコ )
【年齢/性別】15/女
【所属】大将官
 【性格】ゆるふわ、にこにこ。常に笑顔を浮かべ、ふんわりと可愛げのある雰囲気を纏う少女。其れは春陽の如く穏やかで優しく、何処か大人びた風情を持ち合わせている。…と言うのは「雰囲気」の話____。彼女の性格はとても飄々としている。自己中心的であり、それでいて何を考えているのか全く読めないミステリアスな人物。初対面の人には猫被りの如く礼儀正しく、其れこそ前述した様な佇まいに思われる事が多いが、蓋を開けると優しい雰囲気とは全く裏腹の小悪魔じみた性格が出てくる。
かなり頭脳が良く、彼女の考案した作戦は何重にも入り組んでおり、その殆どが財を成しているのだと言う。表情や行動から感情、本性などを読み取る力に人一倍も二倍も長けており、故に他人の嘘や誤魔化しは通用しない。器用な人間であり、いざという時に本領を発揮できるタイプ。その頭の回転の速さと普段の振る舞いからは想像の出来ないカリスマ性で仲間からの信頼を寄せている。時折冷酷な発言、表情を見せることもある。戦闘中において彼女が放つ威圧感は恐怖を覚える程であり、実際に敵国騎士団の者がその圧力の恐怖で逃げ出した事もあるという。
【夢・目的】世界侵略
【生い立ち】物心付く前に、尊華帝國軍のとある地位の高い巫女に拾われた孤児であった。その巫女に誘われ軍の養成施設へ入った所、彼女の戦闘に置いての抜きん出たセンスが魔術師達を圧倒したのだと言う。其れからは軍に所属して急速に戦績を上げると、間も無く将官の立場へと昇格したという。大将官になったのも最近の話ではない。
【容姿】小柄な背丈に華奢な体格、そして幼くあどけない顔立ちをしており、宛ら人形の如く可憐な美貌を持つ。ふわりと艶のある髪は太腿辺りまで伸び、髪色は若干茶色味を帯びた黒色。前髪をぱっつんと切り揃え、横髪は鬢削ぎ(所謂姫カット)の要領で後髪よりも短い。くるりと上を向いた長い睫毛とぱっちりとした円らな瞳、その瞳の色は深く澄んだ紅色をしている。まるで淡雪の如く繊細で白い肌を持つ。右目に包帯を巻いている。身長は150cm前後で、体重は40kg程度。
服装は、軍服スカートの長さは膝上10cm程度と短めであり、袖は何時も腕捲りにした状態になっている。帽子は少し大きめの物を身につけており、基本的な軍服の上着も、背丈より大きめの物を羽織る形で着用。右耳朶には赤色の宝石が装飾されたピアスを付けている。彼方此方に包帯を巻いており、袖を捲っている腕や襟元から所々包帯が露わになっている。
【地雷】手間を取らせること。/ ピアスを取られる、壊されること。
【特技】 敏捷性、俊敏性の高さ。殴る等格闘系の戦い方はあまり好まないが、猫の如きすばしっこさを持つ。/ 尋問の仕事。彼女がこの仕事を担当すると殆どの者が情報を吐くと言う。/ 魔術は精神操作系魔術や状態異常系魔術、付加魔術等を得意とする。
【備考】  真名は彼女を拾った巫女に付けてもらった名前であり、「弥」は広く行き渡る、遍く。「慧」は賢い、真理を見極める等と言う意味を持ち、「心」はそのまま人の心。「弥慧心(やえこ)」広く多くの人に貢献する人材に。そして人の心の真理を見極め、その上で理解してあげられる人になりなさいと言う意味が込められているらしい。巫女の立場に所属する者を特に慕っている。
瑠璃

  アナスタシア

「よく皆に天然って言われるんだが…違うと思うぞ?」「さっき付き合ってって言われたから、魔術の練習みっちり3時間付き合ってやったぞーニコッ。でもなんか表情暗かったなぁ…。大丈夫か…??」
【字】アナスタシア
【真名】シャルドネ
【年齢/性別】24/♀
【性格】仲間想いで正義感が強い。フワフワ系の小動物、可愛い物が好き、天然でツッコミ皆無。騙されやすい
【所属】ウェンデイア聖騎士団 団長
【目的】民が幸せに暮らすこと(パフェ食べてみたい)、父上に認めてもらう事。(だから積極的に世の為人の為に動きがち。自分を犠牲にしてまで) 
【生い立ち】代々騎士団長の家系。次女だったが姉は何時かの戦争で命を落とす。代わりに騎士団長に。重い過去故にキレると取り返しつかない。夜は情緒不安定[いつも副団長か司祭に慰めて貰う]
【容姿】165cm割りと高く見えるのは靴のせい制服は割りとピッチリ着る。ポニーテールに髪飾り、片耳には母の形見のイヤリング。金髪。華奢
【地雷】姉の死に関すること(身内の死)馴れ馴れしい男とかそこらへんの怪しい男。動物虐待、体罰。地雷踏まれる(動物虐待を目撃)すると、別人のように怒り、口調がきつくなります(君、貴方→貴様、お前etc…) 
【特技】ピストル早打ち、光属性の魔法が得意。太陽の加護を受けた光属性の魔術。味方には精神的な癒しを与える。攻撃には不向きだが、ウェンディアの優れた技術と魔術を込めた大砲などで攻撃可能
【備考】天然で鈍感。恋愛とか苦手過ぎる。無意識で相手の心臓射止めてくる。字の意味は復活した女、真名の意味は白ワイン用のぶどう。父がワイン好きで、次女だったためあまり存在自体重要視されていなかった
しづ

  アッシュ

「1つ、いるか?⋯良いよ、作り過ぎただけだから。」「⋯ウェンディア聖騎士団、百騎長のバッシュだ。よろしく、な。」「​その人に触れるな⋯⋯!───大いなる地霊の怒り 今こそ穂先となりて 仇為す者を貫かん!!」
【字】アッシュ
【真名】シンシア
【年齢/性別】25/男
【所属】ウェンディア聖騎士団/百騎長
【性格(人物像)】
自己卑下しがちな性分の青年。
知り合いからは"ほっとけない病"と言われる程のお人好しで、困っている人を見るとそちらの方へ方向転換、解決するまで人助け、といった行動が良く見られ、本来の目的や目的地に到着するのが大幅に遅れる、というのは日常茶飯事。
自分の事よりも他人の事を優先し、人の事はお節介な程に守ろうとし、自分の事は無頓着。特に大切な人を傷付けた相手に対しては、本気で敵意を向けることも。
表情変化は乏しい方だが、一応しっかりと笑うことはできる。
料理の腕前はかなりのもので、お菓子作りも得意。
また子供や動物、そして自然が好きな一面を持つ。
その他、趣味と呼べるものは...料理以外に殆ど無いが、唯一ハーモニカの演奏を好む。
【夢・目的】人を不幸にしない人間になること。大切な人を守り抜くこと。
【生い立ち】王都ウェントの僻地で生まれ育ち、聖騎士団員として働いていた父が幼い頃に戦死して以来、父と同じ騎士になる為に努力を重ね、15歳という若さで入団。
大地信仰を基とした、地割れや極地地震を発生させる魔術などを得意とし、多くの戦果を上げて名を馳せた。入団当初は犠牲より戦果を考える程に恐ろしく冷徹な性格だった様だが、団員達と過ごすうちに仲間を大切に思うようになった。
20歳頃には百騎長にまで昇進したが、今から半年前、彼が24歳の頃。とある戦いに於いて、多くの味方を魔術に巻き込むという失態を犯してしまう。親しい人を失った団員からも酷く罵倒され、自分を責めた結果、何も言わずに失踪、除団扱いとなっていた。
が、彼の跡を継いで百騎長となっていた少女、レフィーネとの再会・取引の結果、再び百騎長として聖騎士団に所属した。

騎士団を去ってすぐに唯一の肉親であった母が死んだ為、魔術が使えなくなっていたが、新たにレフィーネと真名を明かし合う事で、再び魔力が戻った。

【容姿】所々跳ねた黒髪のショートヘアーに、暗い漆黒の瞳。左頬には傷がある。尊華人の血を濃く受け継いでいるのか、どちらかというと東洋人風の顔つき。
軍服の着こなしに拘りは無く、オシャレには無頓着なのか私服も地味なものが多い。
胸から下げている四角いロケットペンダントには何も入れられていない。
身長は181cmで、体格は太すぎず細すぎずだが、引き締まった無駄の無い体つき。服で隠れているが、体のあちこちに傷があり、肌の色は健康的な肌色をしている。
【地雷】友人や仲間、大切な人を貶める、傷つける行為。子供や弱者を蔑む行為。無駄な殺傷。
【特技】料理など家事全般。手先を使うこと。ハーモニカ。
【備考】もう一人の百騎長、レフィーネの影響を強く受けており、彼女が関わる事柄には敏感すぎる程の反応を見せる。(以前の設定はキャラクター作成掲示板にあり。)

クノ

イベント獲得物
【称号】藪医者

  レフィーネ

「こ、この出会いに感謝しますっ!太陽の名の下に!」「け…結論からいいい言ってください。どういうことですか?」「♫天地(あめつち)よ 春の氣よ 大いなる太陽よ。一木一草の生命に汝(みまし)の眼差しを。榮える蔓(かずら)となりて蔓延れ」
【字】レフィーネ
【真名】リルリル 
【年齢/性別】16/女
【所属】ウェンディア聖騎士団/百騎長
【性格】生来の性格は少し思い込みが激しく、世間知らず。言葉の代わりの沈黙や、断りの代わりの先延ばし、皮肉などが通じない所があり、切れ味の鋭い正論を悪気なく放って人を困らせるような失言が多い。子供のような人懐こい笑みを浮かべるのはそんな自分に対するコンプレックスからのものであり、せめて笑っていようという思いからであるが、心を許した相手の前では表情がくるくると変わる天真爛漫で少しいたずらっぽい一面を見せる。知的好奇心が旺盛でありウェンディア人らしい論理的思考を好む。信仰心は強く、敬虔な太陽神の信者である。
【夢・目的】 誰かの役に立つ事。失言ばかりの自分を変えて大人の女性らしくなること。古い魔術についてもっと知る事。いつか戦争が終わった時に、愛する人と幸せな家庭を築く事。
【生い立ち】果谷の僻地、移民の少ない田舎の谷で産まれた。先天的な吃音症で同年代から浮いてしまい、森で風や木々や動物と遊ぶ幼少期を過ごす。歌っている時だけは淀みなく言葉を紡げたので伝えたい事を歌に載せる事を覚えるようになり、魔術の基礎となる言葉の才を見抜かれた大人のすすめで騎士修道会へ入る。そこで初めて自分の居場所を見つけ、もっと魔術を学びたいと一年程前に王都へ引っ越す。それからはめきめきと腕を上げ、百騎長の席が突然空いた事もより、今の地位に就く。
【容姿】緑色で波打つ豊かな長髪を持っていたが、美虎防衛の際、かまいたちの魔術によりばっさりと髪を切り落とした。瞳はまんまるでペリドットのような淡い緑色が素朴な印象を与える事があるかもしれない。故郷の伝統的な木彫り細工のカチューシャをしている。軍服の着こなしはリボンやレースのペチコートをつけるなど、少し少女趣味であったが、16歳の成人を迎えた頃から大人の女性らしさを意識するようになり、最近は少し迷走中。顔立ちは年相応。
【地雷】自然破壊、吃音をからかわれる事、無理やり肉を食べさせられること。
【特技】 歌、草や木を操る魔術。料理(自称)。裁縫(自称)
【備考】家系的にもともと肉を消化しづらいのもあり菜食主義。昔は動物の死体にしか見えなかったが、最近は他人が食べている分にはなんとかガマンしようとは思っている。(しかし苦い表情は隠しきれない)字の意味は「精錬・精製」で、失言の多い自分を変えたいという願いから付けた。真名は谷でよく女の子に付けられる「小さくて可愛い」という意味であると教えられているが、古いエルフの言葉では「笑う・百合」という二つの意味を持つ。百合の花言葉である『無垢・陽気』になぞらえて、『陽気な・無垢の笑みを浮かべることができる子になってほしい』という願いから。一部では『玲瓏のレフィーネ』という二つ名で噂される事もある。
※変更前のプロフィールはキャラクター作成掲示板を参照
しめさば

イベント獲得物
【称号】薬物中毒

  ゼペタル

「小童どもめが。シュクロズアの一番弟子たるワシを侮るなよ」「目など見えずともヨズアの神々が教えてくださるよ。お前に死相が出てるとな」「ははは、老い先短いじじいのことなど気にしてくれるな。若いもんの邪魔をするほど耄碌しとらんわい」「ぬくぬくと暮らしておる他国の人間には解らんだろう。戦わねば国も、文化も、国民も。何もかも取り戻す事が出来ないヨズア人の気持ちなど。」
【字】ゼペタル
【真名】アシェド
 【年齢/性別】75/男性
【所属】シュクロズアリ/構成員
【性格】好々爺然としたおじいちゃん。目が見えない事で近所の悪ガキ達に侮られており、よくヒゲをぶち抜かれたりなどしている。悪ガキ達の間では説教をしようと追いかけてくる元気なじじいだと思われており、まさか魔術師だとは思われていないあたり、なんだかんだ子供には優しい。普段は喋り方も老爺らしく演じているが、若い頃はやんちゃで血の気が多く、個人主義のヨズア人の中ですら浮くほどに独りよがりで、好戦的な性格をしていた。追い詰められたり本気になると若い頃の自分が出てきてしまう。
【夢・目的】シュクロズアの遺志を継ぐ事、冥土の土産になるような命をかけた勝負ができるシュクロズアのような魔術師と出会う事、シュクロズアの真名を見つけること
【生い立ち】ヨズアのスラムで育った血気盛んだった頃の若きゼペタルは、ヨズアの古代信仰を軽んじて他国から盗んだ魔術ばかり使っていた。シュクロズアと出会ってからも自分の城が欲しいとそればかり言って勝手に攻城しに行っては止められていた。そしてある日本当にウェンディアに攻め込み、太陽の魔術で反撃され、視力を失ってしまう。今までのように魔術が使えなくなり己の真名を呪うほどに絶望したゼペタルに、シュクロズアは改めて暗触文字としての古代ヨズア語を教えた。盲目でも指先で点字のように読むことが出来る古代ヨズア語を彼のような早さで読めるようになった頃、シュクロズアは忽然と姿を消し、ゼペタルはシュクロズアの遺志を継ぐ事を心に決める。
【容姿】モジャモジャふわふわの白い髪とひげ。シュクロズアリの入れ墨が入っており、黒いローブを着ている。
【地雷】シュクロズアを馬鹿にすること、昔の自分のような奴に侮られる事
【特技】天候を操る魔術
【備考】盲目。杖にびっしりと古代ヨズア語の呪文が彫られており、横にして端から端まで撫でたりする事で魔術を発動する。逆から読むと別の意味になっており、右からと左からで魔術も異なったり、反対側は別の呪文になっているのでくるくる回して使ったりする。他にも、地面にトントンと打ち付けた衝撃のまま途中までなぞれば簡単な魔術になったり、どこをどう辿れば何の魔術が発動するかは完全に本人しか把握できない。字のゼペタルは黄昏、真名のアシェドは遠くまで見通すものという意味。
しめさば

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