この世界では、”言葉”が魔力を持つ。

出会い

(サーマキス&雷鏡)

フラッペ@サーマキス > (最近は夢見が悪かったので、少々頭が重く感じていた。だからだろうか、今朝は随分と清々しい気持ちだ。久しく良い夢を見られた。昨日は自分にしては珍しく善行を積んだからだろう。なんたって自分の所属する騎士団の仲間の顔も覚えられないようなガキに道案内をしてやったんだからな。そりゃ気も晴れるってもんだ。今日のは中々ワイルドな夢だった。オレとよう分からん名前も知らねぇ鶏がとびきり大きなターキーを半分に分け合って丸呑みにする夢だ。おいおい、いくら何でもそりゃねぇだろ?って、起きてから大爆笑しちまったよ。   (5/24 01:05:45)
フラッペ@サーマキス > ……夢語りはその辺にしておくとして、オレは現在小休憩中だ。バイトみたいな感覚でやってる王国の密偵だが、それなりに給料が良い。その辺の繁盛してねぇフーゾクやらこの喫茶店よりはよっぽどマシだな。あと、食い物がやたら美味い。今食ってるこの…なんか白い粉かかったパンケーキとかな。こういうの食ってると、心の底から、あぁ、この仕事やっててよかったなって思えるんだ。これ食う為だけに仕事してるって言っても間違ってねぇ。…そんなわけで、このオレサーマキス様…おっと、ウェンディア聖騎士団所属のこの私、ギルバートは現在、王都内で確かな人気を誇る…なんたらスイート1号店に訪れているのです。変装なんかは一切していませんから、聖騎士団の顔と名前を覚える者ならばすぐにでもわかることでしょう。)   (5/24 01:05:47)


グレー/雷鏡 ◆ > はぁ…少し休憩に…この前ソウに教えてもらった店で何か買って帰るかな…(と、少しやつれた様子の彼が店内に入ってくる。そうすると恐らく彼と顔なじみの者がいるのだろう。「雷鏡3こんにちは!」と、言う塩梅に声をかける。そして、彼はそのやつれた顔を無かったかのように振る舞い、そしてそれに応える。ああ見えてなかなかサービス精神は旺盛なようだ。)んじゃあこれを買うか…(と、彼はメロンパンを手に取りながら彼はギルバードを見かけたので…)よう。ギルバード。今日も元気そうじゃないか?(と、声をかけるにはなかなかベタなセリフを言って見せようか。)   (5/24 01:17:35)


フラッペ/サーマキス > ...あら、貴方は確か...ええと、雷鏡さん...でしたか?ヴァンジャンス様の戴冠式にも顔を見せていましたよね。さて、私としては話しかけられるような覚えはないのですが...そうですね、とても絶好調です。貴方はどうですか?(メープルシロップがふんわり生地の表面を覆う。六段に分けられたパンケーキの一枚目をナイフで一口大に切ってから、さぁ甘美なる宝玉を頂く...寸前で、こちらの手元を止めさせてくるタイミングの悪いお声かけ。さて、この声は一体誰なのやら。そちらを向けば、あぁ、と思い出したように話し始める。名は確か雷鏡、オレが警戒してるヤツランキングの常連だ。動きやすい奴はあまり相手にしたくねぇんだがな。...ま、今のオレはウェンディアのしがない女騎士ギルバート様だ。どんな野郎が相手でも、それはもう美しい笑顔で応対してやるよ。こんな風にな?)   (5/24 01:39:55)


グレー/雷鏡 ◆ > ああ。そうだとも。まぁ、少なくとも千騎長と知り合いならば噂くらいは聞いたこともあるだろうけど…ま、俺はただあんたを見かけたから声をかけた迄よ。(と、彼はそのメロンパンの購入を済ませてから、もどってくる。そして、「新騎士団長の戴冠式にも顔を見せていただろう?」と問いかけられたので。)ああ。新騎士団長がどんなやつなのかをひと目確認するくらいならと見に行ったら、なんとビックリ、その数日前に依頼を受けていた依頼主だったわけさ。…ま、これはただの偶然だと考えたいがな。(と、彼は肩を竦める。そして、彼はその顔の奥に潜む何かを感じるが、その正体については掴めなかった。)   (5/24 01:46:25)


フラッペ/サーマキス > ...なるほど。案外気さくなお方なのですね、雷鏡さんは。もっと仕事人なイメージを持っておりました。(依頼を受けて初めて行動するような仕事だ、用向きがなければ特に話したがらないタイプだと思っていたが...意外と能天気なのか?...なんてことを考えつつ、フォークに突き刺したままのパンケーキを一口、ぱくり。甘くて美味しい。思わず口元が緩んでしまう。あぁ____いい子ぶって食べてるオレもなかなか似合ってるぜ_____)騎士団長様...ヴァンジャンス様はとても聡明なお方です。騎士の中には否定的な意見を持つ者もおりますが、それでも、国を守る組織の頂点として、ヴァンジャンス様はあるべき姿を皆に見せられているのでしょう。あのような振る舞いに言動も、全て我々を思ってのこと。必ずや、三国の戦争をよき方向へと導いて下さるでしょう。なればこそ、彼女の行動に無意味は無し。我々にできることは、団長を信じることなのです。...あぁ、正確には貴方は、騎士団には所属していないのでしたか。(もぐもぐパンケーキを食べながら、合間にそんなことをぽつぽつ呟いて。   (5/24 02:08:12)


グレー/雷鏡 ◆ > まぁ、少なくともウェンディア聖騎士団はその管轄する領域にいさせてもらっている以上、お得意様となる訳だからな。少なくとも、会話くらいはして俺自身のことを少しでも知ってもらうべきだと考えるのさ。(と、彼は彼自身の裏事情を少しだけ話す…そして、あいてがそう言っているのを聞いた後に…)そうかねぇ…俺はなんだか、新しい騎士団長は、どこか恐れを抱いているようにも見える。他ならぬ、「失敗に対して 」だ。ま、真相はまだ分からずじまいだし、とりあえず少しづつでも調査を進める予定ではあるが…ま、それについて知れたら俺はなんでもいいか…と思うけどな。別に調べてそれを誰かに伝える訳ではないからな。それこそ、俺のポリシーに違反するからな。「依頼してきた人の依頼内容は守秘義務とし、またそれに関連する事柄も同様。」と言った感じのな。とりあえず、「客のプライバシーは守る」ことは確かだ。   (5/27 17:46:25)


フラッペ@サーマキス > 失敗…ですか。確かに、騎士団長様のあの声明には、前騎士団長…アナスタシア様には見られなかった、戦争にかける強い気迫のようなものを感じました。あのように力強い御言葉が、失態を恐れるが故の犬吠えだったとでも?……もぐ(目の前の男は、本来ならばどの組織にも属さない、頼まれた事をするだけの一仕事人に過ぎない筈だった。それが、なんの因果か知らないが、オレが身を置く聖騎士団に肩入れだ。目的はなんであろうか、この男の性質上不必要に素性を見せるのはあまり好ましくない筈だ。一時の関係ではなく、正式に騎士団にでもなるつもりだろうか。そうでもなれば、こちらとしても面倒なのが鎖に繋がれて楽になる。組織に入るってことは、犬になるって事だろう?)もぐ…ふぅ。あぁ、美味しかった。ここのパンケーキはまっこと美味…ふふ。難しいことを考えていると、途端に甘いものが欲しくなってしまいます。雷鏡さんも、疲れた時には甘いもの、ですよ?(丁寧に切り分けたパンケーキの最後のひとかけらを、少し名残惜しそうにしながらも頬張る。咀嚼しながら、幸せそうな笑みを浮かべて、ふぅ、と息づくと、雷鏡を見てはそう言って。)   (5/27 18:13:16)


グレー/雷鏡 ◆ > 店を構える時は「そこにいる地元の人」と「そこを管轄している組織」、このふたつがお得意様となりうるのさ。とくに、俺がやってる万事屋みたいなもんはな。まぁ、稼ぎが無くなろうと最終的には山で狩りをして肉を取り、食べれる野草を取ってはそれを調理…緊迫しているのならば、雨水や川の水も利用してでも生き延びる考えさ。一応、店自体は構えることは出来るからな。(と、彼はそう言う。実際、彼は時間がある程度かかったとはいえ、現金一括払いをして立てたのだ。今更「出ていけ」などと言われることは無いはずと彼は考えている。)……それに、騎士団にはある程度世話になってるからな。それの恩返しもしなきゃいけないんだわ……ま、騎士団への所属は考えてないさ。それに、疲れた時は甘いものを食うよりも俺の体には「山で取れた新鮮な肉と野草を食う」ほうがよっぽど効くのさ。(と、彼はそう話す。そう、これが彼の健康の秘密である。)   (5/27 18:21:20)


フラッペ@サーマキス > あぁ、雷鏡さんも随分と苦労していらっしゃるようで…私はレストランで内職をしているのですが、先日はお客様が来られなかったようなので…(雷鏡の様子からしても生活に困窮しているということはなさそうだが…しかしまぁ、立派なもんだ。わざわざ店まで建てるなんて、オレにしてみりゃめんどくさいにも程がある。それなりに金の貯蓄はあるのだろう、と勝手に推測した。)あはは、勿論、人によりますもの。貴方は貴方のやりたいようにすればいい。ただし、私は聖騎士団に仕える忠実なる騎士。いつの日か我等に牙を剥けようものならば、その時は私が斬って差し上げます。最も、そんな事が無いように、と願っていますけどね、あはは……(オレは騎士様だ。王国に歯向かう奴らを正面からぶっ倒す…正々堂々、騎士としての誇りを持っている。ま、偽物だけどな。)……それでは、本日は面白い話をありがとうございました、雷鏡さん。今度お会いした時は是非、貴方のご活躍をお聞かせくださいな…(そう言って、店を出る直前まで、雷鏡に向けて手を振り続けた。内心で、社交辞令ってめんどくせぇ、なんて思いつつ。勿論そんな顔は1mmとも覗かせない。爽やかな笑顔で去っていった。)   (5/27 18:58:12)