この世界では、”言葉”が魔力を持つ。

贅沢なひと時

(フシロム&雷鏡)

杏./フシロム > (さんさんと降り注ぐ太陽を浴びながら、フシロムは眠っていた。...周りの相棒である動物たちは起こそうと必死である。特にリリエンが。リリエンは、 銀色にも見える青い毛色をもった、絨毯のような柔らかい被毛をしたらんらんと輝く宝石のような緑の瞳を持つ猫である。にゃぁん、とリリエンが一鳴きすれば、周りにいた他の相棒であるアイラ、エスル、レア、ヴィゼまでもが鳴きだした。..ゆっくりとフシロムが目を開ければ、綺麗な銀色の毛並み、瑠璃色の瞳を持つアイラが、アホ毛と尻尾を振りながらおはよう、寝坊だよ。と頭を押し付けながら主張する。それにフシロムは苦笑しつつ、エスルとリリエンを抱くと、部屋を飛び出した。エスルは手に収まるぐらい小さなフクロウで、真っ白な毛並みに夜空のような瞳をしている。階段を駆け下りた後、ぜぇぜぇと荒い息を整える。ゆっくりと息をしながら辺りを見渡すと、前に知り合った雷鏡がいた。)...雷鏡、だっけ。こんにちは?(少し首を傾げ、肩で息をしながら彼へ話しかける。初めまして、とでも挨拶するようにエスルとリリエンは一鳴きした。)   (5/15 16:23:58)


グレー/雷鏡 ◆ > ああ、こんにちは。多分会うのは2回目だろうな。(と、相手にそういった後に軽く理由を話す。簡潔に纏めると、「王都でも1度話したことがあるからな。」ということである。そして彼は相手が連れている動物の多さに少し驚く。梟、犬や猫、そしてうさぎと最後にこの前に出会った時に見かけた猿を連れているからだ。)そんなにたくさんの動物を連れていたんだな…世話がたいへんじゃないのか?(と、相手に問いかけてみようか。)   (5/15 16:29:23)


杏./フシロム > うん、そうだな(こくりと頷いた後彼の問いかけに小さく苦笑した後、まぁ...と肯定する。)それでも、楽しいしね。あと、馬がいるんだよ、最後の相棒(クスクスと笑いながら、馬だからあまり人と合わせてあげれないことにすこしフシロムは罪悪感を覚えてしまう。..まぁ、今はこの宿についている馬小屋に入っているから、いつでも会いに行こうと思えば行けるのだ。)...雷鏡はここでなになにをしているんだ?(答えなんてわかりきったものだろうに首をかしげて問いかける。エスルは手から抜け出して飛ぶと、アイラの背に乗った。そうするとレアが、プゥプゥと鳴きながらジャンプをする。フシロムはそれに慣れた様子で、抱き上げると雷鏡の方を向き直した。)   (5/15 16:39:50)


グレー/雷鏡 ◆ > ふーん…馬もいるのか…移動はなかなか素早く済みそうだな…(と、彼は考える。しかし、持ってないものは持ってない。だから彼は徒歩で歩き倒すしかないのだ。)俺は依頼の遂行中なんだ。尊華の人達に当てられた手紙の運送をすることになっているんだ。それと、今回の旅に関しては、もう1つの目的があってな。それは、(と、棍と弓を取り出す。)このふたつを実践でも使えるようにするっていう目的もあるんだ。(と、相手にそういう。何故弓だけなのかは、本人に問いかければ答えてくれるだろう。)   (5/15 16:50:53)


杏./フシロム > まぁね。でも、街中は歩きが主だから。あと、依頼を受けたりするなら、馬はあまりお勧めできないよ(眠さによる欠伸をこらえてからそう呟く。フシロムはのんびり自由気ままに行商人をやっているから卯まで移動なんてできるのだ。依頼の内容を聞きながら感心したように頷く。)へぇー...(時折そう呟きながら、フシロムは腕に抱いている相棒をなでる。もう一つの目的、に首をかしげてしまう。取り出された弓を見れば、反射的に矢は?と尋ねてしまった。まぁ、弓と矢はセットだと考えているから仕方ないのだが。)   (5/15 16:56:30)


グレー/雷鏡 ◆ > ふーん…まぁ、馬だって生き物だしな。疲れたら休息もさせなきゃ行けないし、歩くにしても馬を利用するにしても時間は同じくらいかかるのかな…(と、考える。そして、「矢は?」と問いかけられたので…)矢?それは魔術の雷を利用する。魔術の雷を矢の形に何とか制御して、無限に撃てる弓矢ってことにするのさ。ま、今はまだ完全に制御しきれてないし、狩りをする時はちゃんと普通の矢も使うけどな。(と、相手にそういう。要は自分自身の戦闘能力を上げるためだ。)   (5/15 17:02:15)



杏./フシロム > うん、早いけど、馬糞とかの処理も必要だしね(少し肩を竦めてからそう言う。フシロムも最初はどうしたものかと頭を悩ませたものだ。)ほぉ、なるほどなぁ...(彼の言葉を聞いて、感心したように声を出して、頷く。魔術は魔術、武器は武器。そう考えてきたフシロムには魔術と武器を合体...組み合わせるなんて思いつきもしないのだ。)弓矢なら教えられるけど、魔術も入るんじゃァ無理だな(けらりと笑った後、)....あっ、ずっとここにいてもなんだし、食堂行く?すぐそこにある飲食店でもいいけど(食堂を指さしてから外を指さす。今は昼より少し時間が経った頃だろうか。フシロムは首を傾げてから、あっ、もう食べたか?とすっかり忘れていたことを問いかけた。)   (5/15 17:11:16)



グレー/雷鏡 ◆ > まぁ、基本的に俺は武器に魔術に依る属性付与を行って戦ってきたからな。今度は武器の1部を魔術に置き換えてみるって言う、多分なかなかない攻撃方法だろうからな。もし実用化出来たらそれこそ初見殺しではないけど、かなり相手にインパクトを与えられるかもしれないと考えたからな。それに…単純に矢を買うお金が浮くんだ。(と、前半は彼の戦闘に対する考え、後半はもはや守銭奴かとツッコミたくなる発言をした後…)いや、まだ食べてないのさ。腹が減ったから戻って来て少し休憩していたところなんだ。(と、相手にそういう。)   (5/15 17:18:32)


杏./フシロム > ははっ、お金は浮かせたいところだよなぁ。分かるよ(とうんうんと頷きながらそう呟く。フシロムも行商人なんて、そこまで儲かるものではないから、自分の生活費は出来るだけ削りたいのだ。ただし相棒たちの生活費は削りたくない。それは最終手段である。)..そうだ、弓矢なら特別ってことで3割引いて売ってやってもいいぞ(折角なら客として引き込んでしまおうかと尋ねる。どうする?と)初見殺しにもなる気がするよ、だって組み合わせるなんて思いつかなかったから(肩を竦めてからそう言う。フシロムは、彼が休憩していた、といえば安心したように笑って、それじゃあどうする?と尋ねた。)   (5/15 17:24:15)


グレー/雷鏡 ◆ > んー…それはいいかな。店持ちとはいえ、お金の無駄は出来ないんでね。削れるものは極力削るさ。まぁ、食べ物も山とかで取った肉と食べれる野草で済ませて、水分は川の水と雨水を蒸留して蒸留水にするほどの徹底した節約生活…元い限界生活で、更に削ってるからな…それに、矢の本数は事足りているよ。矢は回収さえすれば何度でも使えるからな。(と、彼はそう語った。そして、相手が「初見殺しにもなる気がする。」と言ってくれたことに対して…)なるほど…まぁ、魔術で生成した武器だからこそ、技のレパートリーが増えるってもんだ。当然、暇な時はいつもどんな技がいいか考えているんだ。(と、相手にそう言う。そして、相手がどうすると問いかけてきたので、「ああ。もちろん。んじゃあ、食べようぜ。」と言った。)   (5/15 17:29:20)


杏./フシロム > ん、そうか。まぁ、矢は磨けば使えるしな(そう言いながら小さく笑う。こびりついた血も磨けば何とか落とせるものだ。...限界生活という彼の生活は確かに節約どころか、サバイバルな気がしている。さすがにそこまではできない。知識がないから。)出来ることと言ったら値引きとか、野宿とか..(いつの間にか声に出してしまっていたが、それに気づかないまま、彼がいう武器の話に)..ふーん、すごいな...(と、フシロムは感心することしかできなかった。食べるといった彼に笑顔を見せる。その後でどっちにしようか迷うため、彼にまた訊ねる。)どっちにしようか...(案外優柔不断なのだ。フシロムはアイラをなでながら、むー...と唸った。)   (5/15 17:35:12)


グレー/雷鏡 ◆ > ふーむ…どれも美味そうな名前だな…(と、彼はメニューを見ながら考える…どれが自分の口に合うものだろうか…と。彼は今まで限界生活を続けているから、急に豪華なものを食べると、受け付けない可能性もあるからだ。)今まで限界食生活に慣れているからなぁ…受け付けないかも…?でもまぁ、とりあえずは食べてみるに越したことはないだろう。それじゃあ、これで。(と、彼はステーキとパンのセットを注文した。)   (5/15 18:26:37)


杏./フシロム > ね、美味しそう...(軽く目を輝かせながら、メニューを見る。相棒たちには大人しくしていることをよく言い聞かせたので大丈夫だと思われる。)大丈夫なの...?(苦笑しつつ、フシロムはパンとササミサラダ、美味しいと評判のシチューを注文した。)はいはい、おとなしくね(そう言いながら、相棒たちにえさを与え始めた。)   (5/15 18:35:01)


グレー/雷鏡 ◆ > まぁ、普段より少し柔らかく美味しいであろう物を食べるということにすればそう怖くもあるまい。(と、数分後にやってきた料理を彼は食べ始める…その味は、普段慣れていないからというのもあるかもしれないが、とても美味しく感じられた。それもそのはず、彼の久しぶりにお金を払って食べる料理なのだから…)   (5/15 18:53:28)


杏./フシロム > ふは、そうだね(彼の言葉に笑みを浮かべた後、これから来るであろう料理に心を躍らせながら、相棒たちをなでる。静かにという言葉に従順に従いながらも楽しそうにご飯を食べる姿は癒し以外の何でもないのだ。ふふ、と笑みを漏らしたとき料理が運ばれてきた。ふわりと香るシチューにスプーンをいれ、口に含む。とろりとしたシチューがおいしくておいしくて舌鼓を打ちながら緩む頬を抑えずにパンやサラダを食べ勧める。フシロムは時折彼と喋りながらこの時間を贅沢だと思った。)〆   (5/15 18:57:41)