この世界では、”言葉”が魔力を持つ。

疑惑

(ゼダス&オウガ)

ガエリオ@ゼダス > 【疑惑 / リアルタイム / 天候:霧雨】(霧雨を降らせる雲は空を濁し、外出の気を若干ではあるが…削ぎに来る。夏季が迫るからか陽もそこそこに高い。…今日の夜の予定、と言っても畏るものでも無いけど…、親しいお相手とのディナー。正直僕の舌は我儘&我儘。…ディナーと言えど現れる料理に気を張っていねば次の日に熱が出るかもしれない。…言い方は悪いが対策が必要であった。…そんな時、思い付いた策。人間は身の発達と共に味覚も変わっていく。嫌いだった物が何故だか好きになってたり食べれるようになっていたり。…そこで行った策…それは。“その身を時の魔術を用いて発達させる”…という事だ。そのままだけど。…予めリアムさんにはお話ついでに古着も借りておいた。騎士団の制服…という。仕方ないじゃないか。大きい服なんて持ってないんだから。…しっかり洗って返しますとも。勿論…。さてはて、余談はこの辺りで。自宅にて魔術部分は省略。…)   (5/14 19:38:12)
ガエリオ@ゼダス > (詠唱の成功にもムラがあるが、170cmほど…前より小さい気がするけど、仕方ない。少し伸びた髪は整えて、相変わらず紅い片目は隠すように。…白い髪を靡かせつつも、…借り物の大きな騎士団制服に身を包むのだ。)『___________…でっか。』(少し低い声での…呟き。やっぱり獣だ。あの人。ぶかぶかだよ。…しかし、…下半身はベルトで何とかなる。…上は隠せない。このぶかぶか不自然さ加減が。僕が女の子だったら貴女の彼女感が。……いやいやいや。やめておこう。何でもない。。…仕方なく腕捲りをしつつも、さっさと出発しなくては。工房を傘と共に飛び出せば。…王都内の西洋料理店へと脚を一足先に進めるのだ。予約もしているし、第一人混みの中で食事とか。…好まない。…あと、予約したのだから先に上座を残して待たねば。…まぁそんなこんな、木製作りながら古く、落ち着いた暖色で照らされた歴史あるお店に到着し…先に入店しては…傘置き場に傘を刺し込み)   (5/14 19:38:26)


しぃずま@オウガ > 「ここ、か。(懐かしみを感じる、この王都内でもセグレートと共に1、2を争う老舗名店。よく師匠と共に食事へ行っていたあの店。その話を少し前にしたような、しなかったような。どちらにせよ、運命がここを導いたのだろう。師匠はなんというか、自然や運命に愛された人だった。最後には、寝ている隙を狙われ死んでしまうという、呆気ない終わり方だった。皮肉なものだな、と笑いながら今は思えるほどに、その傷には立ち向かっていったつもりだが。ギギギ、と木と木が擦れ合う音を立てながら、扉を開けると、チリンと金属と金属がぶつかり合う音がする。ベルだ。この音は見かけよりもさらに懐かしく感じる。まるで、オルゴールの音でもゆっくりと聞いているような、暖かい感覚が我が身と耳を包み込んだ。)   (5/14 20:13:01)
しぃずま@オウガ > よぉ、ゼダス。(慣れた口調で、真名を隠して字を呼ぶ。かつての師匠がそうだったように。まずは普通に、何も気にせず空いている上座の方へ座る。はっとしたのは座った直後で、あなたの社会的な成長を(元々だったのかもしれないが)見て微笑む。それと共に、身体的な成長の方も見ているが、それ以上にやはり制服はまだ少し大きかったか、という感想が先に浮かんだ。確かに捲った袖から見える腕を見ても、筋肉量も多いのはよくわかるし、体格も魔術を使う前よりもかなりがっしりしている。だがそれらよりも驚いたのは、)しかし…お前が男とは、魔術を使うまでわかんなかったぜ。   (5/14 20:13:19)
しぃずま@オウガ > (なんて、訝しげにあなたの体をじっくりと下から上まで見ながら言う。いつも敬語だから性別はわかりづらいし、童顔で両性的だし、胸がないから小娘だなとしか思ったことはなかった。そう、女性だと思ってあなたを見ていたのだ。オウガにとってはあまり関係がないのだろうが、前提から女性だと思って見ていた。いやはや、勘違いとは恐ろしく面白い。)」   (5/14 20:13:34)


ガエリオ@ゼダス > (ベルの音は静かで安らぎの空間になっていた店内に響き渡る。景色から視線を先ずは時計へ。…ぁ、来たな…。なんて分かるのは魔術とかでは一切なく、時計の針が少し予定よりも前…だから。貴方ってこういう所、しっかりしているからね。…目は細めたまま。…貴方が席へと来るまでは静かに待つものの…慣れた挨拶には。)『どうも。…好き嫌い無さそうだから適当に予約しちゃいましたよ。』(席をわざわざ立つこともなく、貴方が座った頃にやっと目を合わせる。今更上下関係とか、貴方に過度に気を使うとかは。あまりする事もない。…さっそくオードブルから入れてもらおう。…水の配膳に訪れたウェイターに一言頼めば。…透明色のゴブレットに注がれる水。…そして一礼と共に去ってく姿を横目に…一口水を口に含もうとグラスを手に持てば。)   (5/14 20:40:53)
ガエリオ@ゼダス > 『……ん…。_____ッッぶ…!…はァっ!?』(何を微笑んで見つめてるのか。この人の事は深く考えれば考える程分からないのはいつもの事。気にせず水を飲みながら…冷たさと共に潤いを…。なんて、そんな気分に唐突に突き刺される言の葉の世界のデュランダル。…この人僕のこと女と思ってたの!?…つい吹き出した。…指先が震えながらも眉間をピクピクとさせて貴方を軽く睨むものの、何か目線が、目線が…。つい腕を胸辺りに男の癖に組めば。)『やッ…やめて下さいよ!その目線…!舐めるように今更見ることないでしょ!?』(何故顔も赤くなる。…成長した身で行う素振りではない。…はー、暑い。実に暑い。貴方の勘違いで真夏入りだ。…そんな時、ウェイターの気配に腕を元に…正常を装いながら運ばれてくるオードブルは春野菜のマリネ。)   (5/14 20:41:03)
ガエリオ@ゼダス > (オイルを中心に味を染み込ませた賽の目切りにて整形された玉ねぎ、白カブ、パプリカ2色に……セロリ。それらを可愛らしいグラスに入れ、レモンを花型飾りに彩った、まぁ前菜らしいと言えばらしい前菜。…しっかし…いかんよ、ゼダス…セロリ大っ嫌いだよ。…赤い顔のまま…。再び配膳を終え、去っていくのを確認しては咳払い。…オードブル用のフォークに手をつけつつも…『いただきます…』なんて、一言呟けば…。)『ね…ねぇ、オウガさん…。一つ聞いてもいいです…?』   (5/14 20:41:23)


しぃずま@オウガ > 「好き嫌いはま、師匠に叩き直されたよ。嫌いなもんがねぇ訳じゃないんだがな。(ナスである。なぜかは分からない。とにかく、不味く感じるのである。にんじんやらゴーヤやらコーヒーやら…そう言ったものが嫌いなわけではない。そう、特段子供舌であるということではないのだ。しかし何にせよ、苦い思い出の次に大嫌いな物だ。師匠のことはもう向き合ったが、まだ向き合えていない物がある。「ホヅミ」だ。あいつは倒さねばならないと、そう感じた。なぜなら、だ。オウガはオウガを騙したことに怒っているのではない。味方でさえも裏切ったからだ。敵国への裏切りは、国を守るためという尊い心掛けだ。それだけならば何もここまで怒りはしなかった。だが、仲間である…名前も、彼なのか彼女なのかさえも教えてもらえなかったが、その人を騙したのだ。それは許せない。それも含めて苦い思い出だ。)   (5/14 21:14:14)
しぃずま@オウガ > そうだな…んじゃ、これで。(チップは先にできるだけ払っていた方がいいだろう、と、メニューの中の、頼んだ物の上に金貨を乗せて。さすが有名店、ウェイターの教育もなっているようで、驚いたりしどろもどろするでもなく、丁寧な対応をする。)チップの文化ってのは俺は好まないが…極端に態度を悪くされるのも好まないんでね…(ウェイターが厨房へ戻るのを見ると、あなたの方を向いてそう呟く。しかしそれで金貨1枚出てくるのだから、やはり相当の金持ちなのだろう。見せつけているわけではない。金があり余って使いどころが見つからないのだ。普段通り、食事に金を使っているだけなのである。) なんだよ、照れてんのか?男なのに。(気遣いなのかは知らないが、もう一度やってきて直ぐに去るウェイターを横目に、顔をにやつかせながら、煽るように言う。一言発すれば、水を一口飲み、ベーコンとキャベツの蒸し物を食べる。旨いな、という感想を頭の中で噛み締め、)ん?(ごくり、と租借したベーコン、キャベツを飲み込んだ後、問いかけに短く応え、反応を待った。)   (5/14 21:14:36)


ガエリオ@ゼダス > 『……過度に与え過ぎるのもどうかと…。』(聞きはしなかったけど。騎士団の最高戦力様の収入なんて…聞いただけで震え上がってしまう。が、莫大すぎる故に安易な想像もままならない。一体どれだけのものなのか。…チップで金貨一枚?…なんて世界なんだか。口を開けたまま…、チップについて語る貴方を見ていた。…僕は思ったまでの事を言うだけ。態度はそれはもう、よくしてもらえるはず。…しかし、量がね…。適当な飲食店従業員の日当以上じゃないか。)『……っ…。…うるさいです…。』(追撃を入れてくるんじゃない。…もう慣れた。…この熱には。ぷいっと目を合わせる事なく。…払い退ける一声。セロリを避けてマリネを口にひとつひとつ。小さく小さく含んでは咀嚼。…ふむ、…少し、少し酸っぱいけど。許容範囲。砂糖漬けにして頂きたいけど。…まぁ我儘だよね。我慢する。…テーブルに肉料理から魚料理。スープまで運ばれ、綺麗に並べられていくけど。)   (5/14 21:44:57)
ガエリオ@ゼダス > (まずはこの小さな前菜でいい。バクバク周りを食べるのは行儀が悪いとかではなく…“僕の口で食べられるか”不明故に。…このマリネは本当にセロリを除けば安全だ。)『……。新団長の宣言、聞いてたでしょう…。…貴方はどう思うんですか。緩んだ他の騎士は冷酷な宣言だからと独裁の始まりとすら噂してます…。だから、上に立つ者の感想を聞きたいと思いまして…。』(良いのならば…さぁ、本題へ。貴方だって、あの式典には参加していたはずだ。…下の者はただ恐る一方かもしれぬ宣言。上に立つ貴方はそれを聞いて、冷酷な戦姫…新団長に何を想ったか。人に物を教えることが人一倍多いはずの貴方なら、違った考えすら生まれるはず。…いいや、まず貴方は恐怖などしないはず。…階級が上だという表向きな評価だけで。…彼女相手に人として貴方は何を感じたのか。真っ直ぐ貴方を捉えては。教えてもらおうか。)   (5/14 21:45:07)


しぃずま@オウガ > 「まぁ何にせよ、頑張ってる奴は報われて欲しいからな。こんな名店にいるんだ、相当の修羅場を巡ってきたと見た。(パクリと前菜を食べるオウガの腰にある硬貨袋の中には、金貨が数えきれないほど入っている。これを持ち歩いているというのだから、まぁ金持ちなのは見てわかる。逆に、取られても取り返せるという自信があるとも言える。スリ名人、殺人鬼、強盗魔、etc…さまざまな犯罪者をその手で殺したり(殺害の許可が出ている者だけだが)捕まえたり…殺した者の方が多いが、収集している。最近も、深い傷を負いながら、殺人鬼「白刃の笑顔」の首を警察署まで送り届けた所だ。今は随分と回復している。このタフさ、というより回復力も強さの証だ。)結構な手練れだったな…味方であってほしかったが…(少し惜し気な声になるが、変えることはできないと頭を振って後悔を振り払い、いつもの顔に戻り、そろそろ前菜を食べ終わる。)   (5/14 22:28:23)
しぃずま@オウガ > おぉ…(と、こちらもコース通りやって来た料理たちに目を輝かせる。まずは肉料理、豪快に焼かれ、鉄板の上に置かれたステーキ。肉汁と肉の焼ける音とが共に鉄板の上で弾かせている。ナイフをステーキに入れて、静かに、その大きな体に合わない礼儀正しい所作で切り分ける。)ガハハ、かわいいやつだな。どれだけ成長しても、男でも、お前のかわいさにゃ負けるよ。(ぽんぽん、とあなたの頭を優しく叩きながら。親になんてなったことはもちろん無いので、父性が今出ているのだろう。息子のような人物がいることでこの鬼はとても喜ぶ。今までいなかったから、余計なのだろう。)   (5/14 22:28:43)
しぃずま@オウガ > 俺の感想、か。(感情と光の籠っていないあの瞳と、冷酷な口調で放たれたあの言葉を思い出す。)何であんなに、苦しそうなんだろうな。(ステーキを何切れか食べた後、目を伏せる。)あの子とは…(親しげな口調になってしまったことに気付き、言い換える。)いや、あの人とは、一応打ち解けたんだが…闇が見えた訳じゃねぇんだ。その内、聞かせてもらいたいと思ってる…その闇を知ることで、俺に出来ることを考えられる。あの子をもっと救ってやりたい。向かい合うための背中を押してやりたい。過去は取り返せないが、未来を作ることは若いあの子にはいくらでもできる。だから、それを諦めてほしくねぇんだよ。(途中から呼び方がまた戻る。どれだけ打ち解けたのかは、それだけでなんとなくでもわかるだろう。)」   (5/14 22:28:57)


ガエリオ@ゼダス > 『…どんな場所に居ようと人間ですよ。オウガさん…。…高額なチップ故に裏じゃお金くれるオジサン呼ばわりされてても俺知りませんよ…まったく。』(修行となれば例え僕が寝ていようと連れて行く癖に、修行の外となれば優しい事優しい事。あのウェイターやウェイトレスも人間。表じゃ清楚にしつつ、裏では何考えてるか分かったものではない。…チップという文化に乗るのは構わないにしても…実の師が変な言われをしてると考えたら無駄口も叩きたくなるものだ。…俺だって、貴方の事を心配する。…貴方が何か言われてるのを聞いたものなら…怒りだって露わにするさ。)『悪者を味方になんて御免ですよ…。…んッ……ッッ…可愛いはやめて下さい…マジで。…』(貴方が退治した悪党だろうと、闇の世界の人間を味方になんて御免だ。例え妄想の世界でも。…しかし、肉汁の弾ける音と共に降り注ぐ貴方の大きな手。ポンポン撫でられるのは…言いたくはないが、とっっても好きだが。今はやめて欲しい。…時の魔術で青年の姿になってるのだし…何より人様に見られるのは純粋に恥ずかしい。じとっと睨みつけては。)   (5/14 23:17:44)
ガエリオ@ゼダス > 『……苦しそう…?』(…睨む眼は突然丸く。…けど、口角は上がった。やっぱりこの人は常人とは違う。…他者に流されず、己のみで人すら見極める。…緩んだ兵士が人の噂に流されるのとは大違いだ。…あの冷酷な団長が苦しそうと来たか。…益々訳を聞きたくなるじゃないか。)『……なぁるほど…。…オウガさんが打ち解けたって言うなら…、ふむ。……。…分かりました。ありがとうございます…。________ところで、あの子あの子って。…どういう関係です。…妙に親しそうではありませんか…。先生あーいう人がお好みで…?』(一通り聴き終えれば。…小さく頷いた。貴方が理解したって言うなら。彼女は何か内なるものを殺して、厳しさを前面に展開したのだろう。そう伺える。これは同調などではない。貴方は俺に_____“俺に続いて同調しろ” という教えは説いてはいない。あくまで自分なりの答えを見つけろという教えだ。俺はその教えを胸に何かを追求するまで…。)   (5/14 23:18:01)
ガエリオ@ゼダス > (真面目なお話ばかりではいかんでしょうに。貴方、とっても団長と親しそうに話すではないか。誰にでも親身になるわけじゃないでしょう?俺を弟子にとったとき同様に。お相手は異性。さっきの仕返しだ。…首を傾げ、にやァっと…貴方へ笑みを向ければ。冗談を一つ投げかけようではないか。)   (5/14 23:18:12)


しぃずま@オウガ > 「お金くれるおじさんねぇ…ま、いいんじゃねぇか?(じゃら、と金塊に見えるほど金貨で埋まった腰の巾着を少し持ち上げる。)心配しなくても大丈夫さ。せびるやつにゃやらねぇし、見せかけの礼儀じゃ俺の目は騙せねぇさ。(彼の目を見くびってはいけない。心の籠っていないものは、なんとなくわかる。あからさまでも、繕っていても。世の中には「サイコパス」はいるものの、よくも悪くも彼らは人間で違いがない。例えば彼は、あのウェイターは、金に正直でかつ誠意を尽くすタイプなのだろう、というのが見てとれる。これはオウガの生きてきた上でかなり使えた力だ。これからも世話になるだろうな、なんて考えながら、照れるあなたを見て、こいつにも世話になるな、と、今言っても理解されないだろうから、心の中で感謝した。)   (5/14 23:50:36)
しぃずま@オウガ > ガッハッハッハッハ。ガッハッハッハッハッハッハ。(笑うのも撫でるのも止めない。かわいい子を弄ることの楽しさを、今更ながら感じたらしい。さて、そろそろやめるかと手を引いて、肉をまた食べる。)…道が違えば、味方にもなれただろうさ…。(儚げに微笑みながら、あの笑顔を思い出す。奴にも誇りがあった。もう少し、道が違えばなんて思ってしまうのだ。すぐにそんな後悔はすぐになくしてしまうものだが。)」   (5/14 23:50:59)
しぃずま@オウガ > 「ああ…苦しみに心を冷やされて、凍ってた。…まるで昔の俺みたいだったよ。ああなろうとしてなった人間にゃ口出しはしねぇ…ま、好かんが。とにかく、あの子は苦しんでる。その自分を望んでいない。立ち向かう意思は持ったんだが、今一つそのための路頭に迷ってる。(最低限の会話で過ごそうとする、あの子を思い出す。儚げで、悲しそうで、寂しそうで。突き放そうとすることを、自分では望んでいなかった。なまじ器用なせいで、本当の自分を隠すことができてしまうのが、あの子の悩みの種だったのだろう。そしてその種を守ってしまう強固な氷を溶いたが、その種を燃やすことはできなかった。だから、そのための火になりたいというのが、今のオウガの望みだ。)」   (5/14 23:51:19)


ガエリオ@ゼダス > (何人も何人もこれから貴方に弟子ができたら。僕はあまり見てもらえないじゃないか。…教える事はもう無いとか決まり文句で突き放されたら怒ってしまう。ボソッと…不機嫌さ増し増しで呟くのだ。)『んんッッ…。_____……貴方は優しいですよ、オウガさん。…新たな団長にそこまで眼を向け、探り、…背を押そうとしてあげる。……けど、優しさだけで“孤独”と言う運命からあの人は抜け出せますか…。』(不機嫌なままではいけない。それに、…冗談にはびくともしないし。咳払いと共に、貴方が彼女へ向ける優しさには理解を見せる。…しかし、大衆の前でのあの冷酷な宣言。余程でない限りは…あの恐怖を優しさになど転換出来やしない。現実とは非情だよ。…優しさだけで彼女がこれから辿るかもしれぬ孤独という道から抜け出せるだろうか。貴方という絶大な人が背を押しても…運命が変わるかどうか…ね。)   (5/15 16:38:58)
ガエリオ@ゼダス > 『…良くないっっ!……ほんと、頼みますよ…。』(いいんじゃないかって。軽い人だ。金貨の詰まった袋だって貴方から強奪する桃太郎はそう居ないだろう。…心配しなくて良いと言うんだから。貴方には信頼も置いているし素直におすわりはする。…ツンっと態度にはトゲが見えるけど。…セロリだけを残して前菜を避ければ。…じゃがいもの冷製スープにでも。手をつけようと手を伸ばしつつも…)『ぁ〜…!!うるさいッッ!!…今日のために少しはセットしたのにっっ、髪ボサボサになっちゃうじゃないですかぁ…!…も〜……。…そう、味方を…弟子を増やす気ですかぁ…。』(歳相応の想像が安易な笑い声。もうセットした髪もぐちゃぐちゃだよ。霧雨を受けたら寝癖の出来上がり。…やっと離してくれれば自分の世界へ、貴方は何も気にせず肉を食らってるし。…しゅんとしつつカトラリーから手を離して自身の頭を撫でながら。…悪人と言えど道が違えば味方に。なんて…優しさを含んだ貴方の言葉に若干の嫉妬を覚えた。)   (5/15 16:38:44)


しぃずま@オウガ > 「ま、心配して貰えるなんて嬉しい話だ。ありがとな。(その微笑みには、少し陰りが見える。そうやって、今まで心配してくれる人がどれだけいたことか。どの星も、未来を見据えて輝いていた。その輝きを、まだ鈍い自分に分け与えてくれて、それで大きな光として自分がいる。ありがとうという言葉はあなただけに向けられたものではないのだが…そんなしぐさを見せるとまたあなたが拗ねかねないので、陰鬱な表情を振り払い、いつもの微笑みを取り戻してみせた。)…うん、お前はそれが一番だよ。そのままでいてくれ。(それに込められた表情は、冗談を言うようなものではなく、何か含みのある表情だった。そのままでいてくれ、というより、そのままでいさしてやる、という言葉に聞こえるほど、重たく暖かい。優しさと言えるほど軽いものではないし、逆に怒りと言えるほど冷たいものではない。強い、意思。)   (5/15 22:02:00)
しぃずま@オウガ > ま、そう妬くなよ。道が違えば、ってだけさ。今を生きているのは今の者たちだからな。未来に行けても、過去に戻ることはできねぇ。お前一人を育て上げる、っていう意志が変わることもねぇさ。(首の代わりに肉を突き刺したフォークを左右に振って、意思の不動を示す。不機嫌そうなあなたを見ると、その言葉だけでは足りなかったらしいというのが見れた。するとオウガは本日二回目の悪巧みの顔をした。その微笑みはにかっと太陽のような明るさを見せて、あなたの頬を焦がさんとしていた。オウガがそうしようとしていたかどうかは、置いておいて。)なんなら、同居するかい?(なんて一言言えば、大きな声で笑った。いつものように、「ガッハッハ」と。)   (5/15 22:02:20)
しぃずま@オウガ > 運命、か…(フォークに刺さった肉を、その大きな顎で噛み千切り、少し考える。)ねぇよ、そんなもん。(目を瞑り、歯を見せて笑って見せた。)あの子の道はあの子の道だ。運命様なんてのに決められるわけがねぇのさ。俺の先へ行く新しい世代の背中を押してやるのが俺の仕事だ。運命だ?決まったことだ?そんなもんくそ食らえ。俺とあの子でぶっとばしてやる。運命様とかご立派な名前をつけた壁なんざな。(運命がよほど嫌いなのか、普段使わない汚い言葉が口から出る。)あの子の孤独が運命だと言うなら、俺を生むべきじゃなかった。運命が大嫌いな俺をな。ぶっ壊して一生友達に困らない生活をさせてやるのさ。それで失うものがないわけじゃない。でもな、失わないように頑張らないやつが、失うのに嘆くのなんて傲慢なんだ。失うものをてにいれないなんて傲慢なんだ。それを俺が、直してやる。あの子の道を進む力を、与えてやる。…ま、それも傲慢な答えかね。(あなたの言葉で、相当熱が入ったようだ。あなたが妬いてそれを止めようとしたなら、薮蛇だったと言わざるを得ないだろう。激励したなら大成功だが。)優しさだけじゃ、そんなにダメかい?」   (5/15 22:03:13)


ガエリオ@ゼダス > 『……有難い事に…貴方のおかげでお好みの姿で留まることは…出来そうですがねぇ…』(貴方の大人な対応は心は子供のままのこの子にとって。吉と出た判断だろう。…そのままで…か、どんどんと老いていく人体を貴方のお陰で得た魔術を用いて偽り、留まることは出来るだろうね。…着飾らなくても、貴方はいつでも一定の俺を見ていてくれる。…貴方の前では着飾らなくても…いいような気までしてしまう。…何気なく、家族に近い何かを感じてしまうのは気のせいだろうか。…気のせい、だろうね。…)『ッッ____妬いてないってば!!…被害妄想っ!思い上がりっっ!!……ッ…変に気変わりするとか、許しませんから…。』(何でお見通しなのさ。右手でテーブルをがんっ!と叩けば。真っ赤な顔で…耳まで熱々で、貴方に思いつく限りの何となくな言葉を放ち続けた。冷製で居られないし、考える暇もありゃしない。)   (5/15 22:40:19)
ガエリオ@ゼダス > (フォークを目で追えば行儀は悪いし、憎めない眩しい笑顔はなんか、見飽きないし。憎めないし。…拳に力は入るものの、…弱々しく他の弟子は取るなと。遠回しな言葉を向ければ。)『俺には工房がある事、知ってるでしょ…。…たくっ…。』(貴方の部屋を工具まみれにしていいなら考えますとも。これだけ嫉妬を向ける相手なのだ。側に居て欲しいとは一度は思う。…しかし、だ。まぁ役職的に難しいの。幸い王都に居れば貴方とはしょっちゅう会うわけだし、仕事は暇な時は貴方の部屋にでも入り浸かってお菓子を食べ漁ればいい。…半同居的なのなら今後考えてもいいかもしれないか。視線を下に落としつつも貴方の笑い声、そして…貴方の意思が感じ取れる言葉を最後まで、ひたすら。ただ黙って聞き続けた。ふと、目線を貴方へ…聴き終わった後に上げれば。)   (5/15 22:40:30)
ガエリオ@ゼダス > 『…鬼さんには、運命様も敵わない…か。…優しさだけでは駄目でも…貴方には“強さ”がある…。…ダメじゃ、ないですよ…。相変わらず、憎めなくて笑い声がうるさい師匠でも、学ばせてくれるんだから…。____けど、貴方は同調…真似される事、嫌うでしょう?俺に魔術を教えた時も“自分なりの答えを見つけろ”って、そればっかり…。…貴方に賛同して、団長様に着いてあげたいのは山々ですが、俺の眼でも一度…答えを導き出さなくちゃ。貴方の教えの通りにね…。___________熱の入った語り…ありがとうございますっ、先生?』(貴方の運命を覆す語りを聞けただけでも。このディナーは意味がある。食事よりも、貴方から学んだ分でお腹は一杯さ。…左手で頬杖を付きながら、真面目にも貴方の教えには従うつもり。…スープはもういいや。貴方の食べっぷりを見てるだけで大満足。慣れたような態度で貴方へお礼を向けては。…後は貴方の姿でも眺めるさ。僕は幸せなんだ。…大切な人とこうして過ごせるだけで。暖かさをこの身に感じれるのだから。…貴方の弟子で、本当に良かったよ。______〆)   (5/15 22:40:41)