この世界では、”言葉”が魔力を持つ。

舞踏会-自分で自分がわからない-

(雷鏡&ビナ)

グレー/雷鏡 ◆ > おっ…踊り終わったみたいだな。(と、休憩しているビナに近づいていき…声をかける。)よっ。さっきはいいダンスを見せてもらったぜ。(と、相手にそう話しかける。実際、先程のダンスからは自分も学べるところが沢山あったからだ。少なくとも、こんなことが起こる可能性もあるため、「世間づきあい」という必要性を感じたので彼の学習項目の一つとなった。閑話休題。)それと…レフィーネは誰かと付き合っているらしい情報もあるが、まさかレフィーネと付き合ってるのか?(と、相手にドストレートに問いかけてみようか。)   (5/2 23:05:43)


レモネード/ビナ > (踊り終わって、なんだか夢心地のビナは、その後レフィーネちゃんと何個かたわいもないお話をしてから別れた。だって彼女は百騎長。一人の、それに騎士団でもないわたしにつきっきりでお話するのは、いくらわたしが命の恩人とは言えど土台無理な話ではあった。と言うことで、また一人というわけなのだが、周りはやはり知らない人間ばかり。挨拶は先ほどからいただくので、カーテシーでちょこんと返すとにっこりと微笑ましいような顔をされるだけでそのあとは何も言ってこない。つまりは、ソロを強いられている訳だ。なんて言っていると)「うぇ、み、見てたの…?」(求めていた顔馴染み。しかし、先ほどのあの拙いダンスを見られてしまっていたようで、わたしは赤くした顔を下に俯き、顔を隠そうか。)「つ、つつっ、付き合って……っ?!ば、ばっかぁっ!ばかばかーっ!違うよっ!何かと縁があるだけだってばぁっ!」   (5/2 23:11:49)
レモネード/ビナ > (遠慮もなしに想定外の勘違いをされている事に、赤らめていた顔はさらに真っ赤になった。もはや泣きそうだ。頭に血が上りすぎてのぼせたような感覚を噛みしめながらも、ぽかぽかと力の篭ってないヘナチョコパンチをお見舞いしようか。た、たしかに、その、き、キスはしたけどもっ!あれは不可抗力というか、そうしなければ、命に関わっていたというか……いや、だからと言って、さっきのリルリルちゃんはなんかカッコ良くなかったという訳じゃないけども。なんだか、頭が混乱した。)>ライキョウくん   (5/2 23:11:59)


グレー/雷鏡 ◆ > ははは……やはり少しそう見られているかもしれないという自覚はあったのな。(と、笑いながらその軽いパンチを食らうが、さすがに痛くないのだ。)あー…それにしても暑いな。(と、その仮面が流石に暑いと思ったのか、外して彼のポケットにしまう。そして、彼はその代わりに干し肉を取り出して…)実はさ、俺な…ビナが付き合ってるかもしれないということを誤解とはいえ、「嫉妬をしていた」んだよ。……なんでだろうな。本当はただの研究者仲間のはずなのに、他の奴と踊ってるところを見ると嫉妬しちまう。……それに、何故か知らんけど胸がドキドキするだわ。……これって、なんて言うか知ってるか?(と、相手に聞いてみる。)   (5/2 23:16:20)


レモネード/ビナ > 「あー、もううるさいうるさい!自覚とかしてないしー!第一っ、わたし旅人だよ?旅人と百騎長が、しかも同性が、どう巡ったら付き合うなんてことになるのさ!ないね、うん、ありえないよっ!うんうん、そうだ……。」(でも、キスはした。今も思い出せる、唇の感触。そして、耐え切れないくらいの苦味。雨の音。水の音。——笑み ——リルリル ——リモ ——水 ——命の水 ——特効薬)「っあ、え?」(嫉妬……?胸が、ドキドキ……? 嘘は感じられない。彼の言葉から、強い力を感じる。そして、その言葉の意味するものとは——)「う、うーん。あれじゃない?薬、さ。きみとわたしとガデューカさんで作ったじゃん。でもでも、わたしからガデューカさんに頼んどいたの。【命の水】は、ヨズア人が引き起こしたのだから、ヨズア人のわたしときみが作ったってことにするとイメージが悪い。だからガデューカさんが作り上げたものってことにしておいてって。そして、その通りになった。」   (5/2 23:29:12)
レモネード/ビナ > (つい先日のことだ。プレゼントを大量にいただいた、心優しいガデューカおねーさん。ついつい甘えてしまうわたしの本当のお姉ちゃんみたいな人。彼女は今英雄として祭り上げられ、この舞踏会の表向きの主役で顔だ。)「わたしが認められたって、きみの無意識の中で思ったんじゃない?取り残されたって。———ごめん、やっぱ、わかんない。わたしは、うーん、あんまりそうなった事ないから、わかんないかも……アロマ、あとであげよっか?沢山もらったんだ。欲しいならあげるよ。」(とやっぱりビナもそれについてはよく分からなくて。)>ライキョウくん   (5/2 23:29:23)


グレー/雷鏡 ◆ > そうか…でも、何故か、ビナ。俺はお前を俺のものにしたいなんて言う感覚に陥ることもあるんだよな…多分、「独占欲」ってやつ?まぁ、それは置いといて…それと、少し話したいからバルコニーがあったはず。そこで少し2人で話さないか?(と、バルコニーで落ち着いて話がしたいことを相手に告げる。)確かに、カデューカさんは元からウェンディア側だったからな…でも、俺は別にそれでもいいよ。俺がみんなを助けたという事実があれば、俺の自信に繋がるからな!(と、ニカッと笑顔になってみせる。)   (5/2 23:36:35)


レモネード/ビナ > 「ふーん……わたしは、『 鳥 籠 に は お さ ま ら な い 』よ。」(独占欲を示す彼に対して、わたしは力を込めた言葉で今一度宣言をする。それは、そうとも。それがわたしの血。ヨズアの血。遺伝子にまで染み付けられた、自由意志の塊。わたしは好きに生きるし、好きに旅をし、好きに見聞を深め、言葉を探求する。旅の同行人が居ないのも、一つの地に定住しないのもその為だ。)「いいよ。ここ、結構暑いしね〜いこいこ。」(そう言って、わたしはすたすたとバルコニーに向かおうか。夜風が涼しく、籠もるような談笑も、演奏も、ここでは静かだった。)>ライキョウくん   (5/2 23:44:54)


グレー/雷鏡 ◆ > それは分かっている。ビナはヨズア人だもんな…(と、そして、彼女と共にバルコニーに向かう…)嗚呼…ここは静かで涼しいな……(と、その夜風を浴びる。その時にちょうど彼の顔に月光が差し込み、彼の髪色や瞳が輝いて見えるだろう。)俺さ…今回の事件は、俺の中でかなりいい経験になったと思うんだ。この事件がきっかけで、ビナと一緒に努力できたし、薬草の知識やらも知ることが出来た。それに、薬の作り方も頭の中に入ってるし、そこまでの実験段階で色んな薬も作れることがわかったからな…痺れ薬も出来たから、それは今でも狩りに利用している。……思うに、ゼペタルのジジイのおかげで図らずとも俺が成長できた気がするんだ。…それに、あの時、覚えてるか。俺たちが協力をすることをお互いに宣言した日。あの時に、「一緒に戦おう。」と言ってくれて…正直すごく嬉しかったんだ。だっと、俺は物心ついた時から一人ぼっちで、ずーっと1人で戦っていた。   (5/3 00:02:10)
グレー/雷鏡 ◆ > でも、そんな中……ビナ。君が一緒に戦おうと言ってくれたことで、初めて人と真に協力できたと思うし…人と過ごすことの楽しさも知ったよ。……ビナ。俺といっしよに戦ってくれてありがとう…もし、いつか仕事に困ったりしたら、いつでも相談してくれ。まぁ、ビナは家族みたいなもんだからな!…割引と言わず、タダで依頼を引き受けるよ。(と、相手にそういう。優しく…しかし、その思い出が彼を強くしたことを示すように。)   (5/3 00:02:12)


レモネード/ビナ > 「わたしは……そんな大したことはしてないよ。きっかけを作っただけ。あなたは、とてもいいものを持ってるんだから、活かす機会を作った。それだけなんだよ。そしたら、おっきなこと出来た。わたし、ガデューカおねーさん、そして、きみ。誰一人かけちゃ、【命の水】の特効薬なんて、誰も作れなかったかもしれないし、涙を流す人が、どこかにいたかもしれない。」(でも、わたしたちはその大きな雨雲を散らした。わたしたちはケシェトの方舟を作り上げ、虹をかけたのだ。これからは、もう雨に怯える暮らしは許さない。しかし、方舟は一人では造り上げることができなかった。きみが薬草を調べ、わたしがきみの調べた薬草を調合し、ガデューカおねーさんは【命の水】の解析をし敵の全貌を知らせた。   (5/3 00:14:00)
レモネード/ビナ > わたしの力ではない。きみとガデューカおねーさんがいたから、今きみは笑えているし、わたしも幸せで、天と地を結ぶ契約は成された。わたしは柵に背中を預け、星々が煌めく『雲』一つない夜空を仰ぐ。)「この空に、もう穢れはない。わたしたちの心にも、ね。だから、そのセリフ、わたしだけじゃなくてガデューカおねーさんにもしといてね。」(なんて、にへっと笑い返すのだ。)>ライキョウくん   (5/3 00:14:10)


グレー/雷鏡 ◆ > そうだな…もしかしたら3人は最強のチームなのかもな?(と、相手に半分冗談のつもりでそういった後…)これからはもう、雨によって大切な人たちが傷ついしまうようなことは無いはず。雨というものの恐怖が、取り払われたから、今のウェンディアの王都は、以前までの暗さはない。むしろ、さらに活気づいたのかもな……多分、尊華でも同じことが起こっているのかもしれない。(と、相手に向き直り…改めて相手のことをマジマジと見つめる。)ああ。2カ国からはもう、雨の恐怖はなくなったに違いない。(そして、相手がカデューカさんにも同じことを言っておいて欲しいということを聞いて…)分かった。先の言葉は同じく、カデューカさんにも伝えとくよ。(そして…彼は不意に思ったことが口に出た…)ビナってさ…可愛いよな。(と、そういった後に…「あ!ごめん!そんな気はないのに俺の独りよがりな事で…!///」と、顔を赤らめながらもそう言う。)   (5/3 00:28:11)


レモネード/ビナ > 「そーしといて。ガデューカおねーさんにわたしからもよろしく伝えといてー。」(そう言えば、小腹も空いてきたことだし、何か甘いスイーツのようなものを食べようかなと思い、中にてとてと戻ろうとしようか。別れ際に背中を見せたその時、背後から思いもよらぬ言葉にわたしの動きがビタっと止まった。)「か、かわっ……ほ、ほほほ褒め言葉として、う、うう、受け取っとくよよ。」(振り替えられない。そして優雅に、レフィーネちゃんのような凛として動じないかっこよさで答えようとしたら、変な風に『彼女に似てしまった』。いやいや、動じるなという方が無理な話だろう。いきなり変な事を言われて、いや、褒められて。紅潮する顔は血液ぐ頭に集中する現れ。煽るように吹く夜風が顔だけ冷たく感じた。ふるふると顔をふれば、ぶらぶらと手を振りながら、ギクシャクとした動作でパーティーの奥へと溶けていくだろうか。)〆>ライキョウくん   (5/3 00:37:05)