この世界では、”言葉”が魔力を持つ。

その道、貫くは極

(ゼダス&オウガ)

ガエリオ@ゼダス > 【その道、貫くは極 / 時刻_リアルタイム / 天候…晴天】(皆はこの子をどう見るだろう?普段から引き篭り、騎士団という団は名ばかり。騎士というよりはニート寄りなこの子。…『本当ちゃんと仕事してるのか!』なんて、騎士の中からは声が飛んできそうでしょ?実際飛んできてるのかも。…最近になって出来始めた友人と遊ぶ以外に引き篭り、何をしているのか。それを少し覗いてみよう。作業場にて大切そうに木箱に何かを入れ、それを左手に待てば…作業場から少しだけ離れた外。陽が己を照らすのを少しばかり嫌そうにしつつも、服装…というけど、作業服を正す。…右ポケットへ入れっぱなしの不思議な不思議なスイッチ。それを右手人差し指で押せば…作業場から異様な量の白煙が吹き出し始めた。…口の中の飴ちゃんを齧り、飲み込めば…待つこと数秒。ガッタンガッタン騒がしく音を響かせながら…見た目は正直…格好良いとは言えないが。四足歩行…盛り盛りに言えば白銀の専用機。名をギャラルホルン。それが己目掛けて走ってくるのだ。   (4/11 16:49:36)
ガエリオ@ゼダス > 僕を少し過ぎ、背を向ければ。背中の扉を僕にへと向ける。…その扉を捻り、…開ければ。操縦席…コックピットと専用部分に取り付けられた飴置き場。そして、物置き場。…左手の物を置き場へ。席につけば、一息…両手のレバーを握る。レバー上部のスイッチを押せば自動で背中部分の扉が閉鎖され、前面、上部のモノアイが赤く点灯した。…足元へと用意された5つの車で言うところのペダル。その真ん中を踏み込めば…白煙と共にギャラルホルンは姿勢を前屈みに変化させる。…そして、地を蹴り上げれば。砂煙と共に走り出した。…こんな見た目…大した事のないガラクタに見えるだろう。…だがしかし、初速こそ速く見えなくとも、走り続け、障害物を超え、…進むことにより、速度はグイグイと鰻上りに上昇していく。あっという間に40㎞台には登り詰めるだろう。)   (4/11 16:49:50)
ガエリオ@ゼダス > 『……ッ。…上昇にもう少し…使えそうな部品があればいいのに…』(しかし、そこまで遠出でもない。…少しすれば見えてくる練兵所。…そこの門はあるものの…性格とは真逆に。派手に門を近場の石でも使って飛び越えれば。…グラウンドのようにも見える訓練所に着地するだろう。…着地すると同時に…モノアイは光を失えば。後ろの扉が開かれる。…荷物と共にぴょんっと。…中から飛び出せば。…言わずもがな…剣技の鍛錬を積む貴方は見えるだろう。いや、千騎長は敵ではないよ。断じて。派手に登場して、砂煙を巻き起こした理由もこれと言ってない。じゃあ何故来たかって?)『……オウガさん。これ、時刻のズレ直しておきましたからっ。』(貴方の前まで来れば、大きな大きな貴方をポーカーフェイスは見上げるでしょう。そして、左手に持つ木箱を開ける。包みから開ければ…銀色の美しい腕時計。…カチカチと時刻を刻むそれは掃除し、時刻を正確に記した代物。…これが仕事だと言うのかって?立派な仕事…だよ?)   (4/11 16:50:00)


しぃずま > 「(機械が着地した時の衝撃で、衝撃を吸収する機械間接の軋む音が、集中していたオウガの、そして騎士団員の耳に届く。)ガッハッハ、派手な登場だな!ゼダス。(千騎長であるため、いや、それ以前に人格がそうさせているのか、どちらかと言えば後者だと言える。遠慮のえの字も無く、呼び捨てをする。今のところ、肉体を使って鍛練を積むのはオウガのみであることが、あなたの視覚情報が訴えかけるであろう。タンクトップは汗でびっしょりと濡れている。今日は冷えるが、運動すれば寒さも忘るる、なんて、身を呈して語りかけてくるだろう。しかしこの程度の運動は肩慣らしと言える。だってまだ、素振り200回しかしていないもの。技はまだ使っていないもの。)おぉっ、相変わらずいい仕事だな。で、小遣いはいくらだったか…(なんて、子供でも扱うかのように、「小遣い」を渡そうと制服の腰部分についている財布を持ち上げて、がま口を開ける。)   (4/11 17:16:39)
しぃずま > これは俺の宝物だからな…最大級の感謝を送るよ。(にっかりと、目を閉じて、その曇りのない空に浮かぶ太陽のような、その日差しのような明るい笑みを浮かべる。相当嬉しかったのか、その微笑みはいつもよりまして豪快で、白く光る歯が見えていた。閉じた目を薄く開けば、その目には移動に使われた戦闘機体、「ギャラルホルン」が見えて、1つ気になることができた。「それは今、どれ程に強いのか。」気になったからには試してみるのも面白い。鬼の口からは、こんな言葉が現れた。)俺は、科学に対してどのくらい抵抗できるんだろうな。(宣戦布告。とでも、言おうか。それは、自分の心からの願いを写していた。「戦ってみたい」というたった1つのその火種が、今、盛る炎に変わろうとしていた。)」   (4/11 17:16:45)


ガエリオ@ゼダス > 『門蹴り破るよりは礼儀正しく登場したつもりですッ…。……風邪引きますよ?いくら鬼さんでもっ。』(だって門、閉じてあったもの。飛び越えて『どうも』の方が礼儀正しいでしょう?…呼び捨てにされてムッなんてしない。寧ろ僕って貴方よりも一回り以上歳下なわけだし。呼び捨てにしてくれた方が距離が近く感じれて僕自身は好き。…でも、そんな事は置いておいて。銀時計を貴方へ渡すついでに。汗でびっしょりな貴方の姿を少し心配する声を投げかけた。だっていくら強い人でも風邪は引く。咳はする。…貴方は確かに類を見ぬ強さだけど…風邪を引いて100%の力を存分に出せなくなるのは…嫌なはず。…だけど。風邪…引かなそうに見えると言えば引かなそうにも見える。…矛盾しちゃった?)『ありがとうございますっ。…。…ムッ……___お支払いは経理の方に既に書類と一緒に頼んでありますからっっ。……ふん。』   (4/11 17:39:53)
ガエリオ@ゼダス > (お小遣いって言うな。…僕を子供扱いするんだから。みんな。…立派な職持ちなんだから大人と見てほしいものだっ。)『…僕は仕事をしたまでですからっ。…兵器開発の合間に。……物には想い出が宿ります。…また大切にしてあげてくださいね。』(豪快な眩しい笑み。…だから憎めないんだよね。…それを見れば気持ち口角が上がった程度。…そして、目をそっと閉じる様に。言葉をそっと紡いだ。僕は物を大切にしてくれる人に助力したいだけ。貴方には本当なら、お金なんてものが無くても助力したいくらいだよ。…そう、こんな、いい空気の時にだ。)『___…。…始まった…。』(貴方って。根が熱いタイプ。だからそう抵抗だとか口が開けば試したくて仕方ないような人のはず。盛る炎には水をかけてもガソリンの様に燃え上がっちゃうかも。呆れた様に言葉を呟きつつ、ふと、見上げれば。)『……。…サービスですよ。サービス。…超低価格で。如何でしょうか。___科学を用いた鍛錬なんて。』   (4/11 17:40:03)


しぃずま > 「ガッハッハ、派手なのは嫌いか?(なんて、些細な問いかけをしながら、オウガは右手に持った、使い古された巨大な木剣を、純粋な力で一振りした。…静かだった。なぜ?それは、衝撃を一点に集中させたから。一点、というほど小さい範囲ではないが。振り回して、撒き散らすのは「最強」のやることではない。それを制御できてこその肉体なのだ。)心配しなくても、俺は健康には気を使ってる方だ。野菜も肉ももりもり食うし、運動も見ての通りやってるしよ。寒さも冬に山より何倍もマシさ。あんなの二度とごめんだね。(まるで経験したように。いや、事実、経験したのだろう。その強さから、見栄などではない、ただの説得力だけが生み出されたのであった。)   (4/11 18:19:32)
しぃずま > 俺にとっちゃ、百騎長のお二人も、十騎長も、団長さんも、副団長さんも、密偵も、俺からすりゃれっきとしたガキさ。お前だけじゃねぇんだから、そうカッカすんなって。(冗談半分、小さな笑いを含めながら話す。)お前はもっと笑った方がいいんじゃねぇか?笑いってのは、健康にいいらしい。俺が風邪引かねぇのも、よく笑うからかもな。ガッハッハ、こんな風に。(冗談の畳み掛け。太陽は、輝きを失うことはない。その明かりは、永遠に輝く。死せど輝く。その大胆不敵な太陽は、よく笑うのだ。怠惰は嫌いだが。)あぁ、当たり前だ。大事な人から貰った物なんだ、荒く使ったりはしねぇよ。(その言葉に、嘘はない。どんな人でも確実にわかることだ。こういったことで、オウガが嘘をつくことはない。嘘がつけないほど不器用なんてわけではなく、ただ正直な男だからだ。正直だからこそ、こんな言葉も出る。)笑ったお前、可愛いぜ?ちょっとでもな。(あなたがどう捉えるか、なんて考えていない。親心のようなものだ。以前、百騎長にもそんなことを言っていた。まぁ、そういう性質の人なのだ。悪意は全くといってないのだが。)   (4/11 18:20:01)
しぃずま > …鬼と機械、どちらが勝つか勝負か…ガッハッハ、やってみてぇな…!(ぼう、と炎が沸き上がる音が聞こえたような気がしただろう。それもそのはず、オウガの心には今、火がついた、いや、爆発したといった方が正しいかもしれない。それほどまでに力強く、心はどくどくと鼓動を続けていた。)吹き抜ける風よ、運べや運べ、飄々と。流れ流れて、ひゅうひゅうと。風の力は巨人が如く、人をも持ち上げびゅうびゅうと。運びの風の名の下に。(そう唱えれば、銀時計を投げ捨てる。その行動に、あなたはムッとするだろうが、その心はすぐに解けるはずだ。なぜなら、風が銀時計を拐い、どこかへ消えていったからだ。それがオウガの宿舎へと向かっていたからだ。)  (4/11 18:20:04)


ガエリオ@ゼダス > 『見てる分にはいいですけど。…僕が派手って可笑しいでしょう。……まぁ、御本人が言うのであればこれ以上は言いませんが…。』(貴方の素振り。子供のチャンバラと訳が違うのはよく分かる。…馬鹿は風邪引かないとかいいたい気持ちは大いにあったけど。残念…貴方、頭も良いんだよね。…最近国跨ぎで何か偉いことをした事。ちゃんと耳にしているよ。口には出さないけど。大丈夫というなら…これ以上深入りはしないさ。)『カッカ…って。怒ってないですし!!ぼ…僕が笑うか笑わないかは僕が決める事ですから!…本当ッ……うるっさいな…。』(思いっきり不機嫌ですとも。子供扱いなんてされたら。笑うのを見せるのは何か…恥ずかしい。だからポーカーフェイスを貫いてるの。…ボソッと子供が大人に牙を向ける様な、子供くさい事を最後に呟けば。)『…。えぇ、心配。してませんから。』   (4/11 19:00:29)
ガエリオ@ゼダス > (貴方は大柄で。豪快で。時にうるさい程のひと。でも…人一倍優しくて、人一倍信用出来る。物を荒く使うかもなんて。考えたこともないですとも。やっぱり薄ら笑みを見せてはいたけど。)『…____〜っっっ……!!…ぅるさいッッ!』(子供に大人の対応は見抜けない。ついぺしっなんて。貴方の腹部を叩けば。頬を真っ赤に。…再び無理矢理にポーカーフェイスに戻すのだ。)『……もう自分の世界だし…、』(僕がこんなに顔を赤くしてるのに。もう貴方はギャラルホルンとの戦闘に心を踊らせている。…頭がいいのだか、戦闘馬鹿なのか。…分からなくなっちゃう。鍛錬だからね?真剣を抜く様な真似されたら…僕も困っちゃう。そう、模擬戦だよ。これは。…貴方に背を向ければ…少しだけ。後方へ歩いて行こう。)   (4/11 19:00:39)
ガエリオ@ゼダス > 『……。器用ですよね。オウガさん。…風魔法は失礼ですが…似合わない見た目なのに。……他の騎士達…及びに、長には厳密にお願いしますね。…“機械技師”が鬼と喧嘩なんて聞いたら。何を噂されるか分かりませんから…。』(貴方との距離。凡そ10m,……そう言葉を向け、スイッチを押す。更に後方より白煙が吹き出せば。ギャラルホルンは飛び上がり、貴方の前へと砂煙を巻き起こして着地するだろう。…こんなつもり、無かったけど。記録として記すには値する。貴方が御相手してくれるとなれば。…コックピットへ扉から乗り込めば席へ腰を降ろそう。モノアイが点灯すればそれは大きな真紅の眼のように。貴方を照らし、機械部品の唸りは怪物の様な騒音を鳴らす。…スピーカー接続。…両腕部砲台用意。…両手のレバーを握れば。口を開く。ギャラルホルンを中心に僕の音声は訓練所へ響くだろう。)『……では。_____お願いします。千騎長…オウガ。』   (4/11 19:00:50)


しぃずま@オウガ > 「いいんじゃねぇか?お前の新しい一面を、出してみるのも。(なんて、顎の髭をいじりながら。口にされないことは、返しようがない…というのは嘘で、あなたの心の中は、何となくわかる。付き合いに関しては、オウガは一番長いだろう。誰とでも親交を築き上げるオウガにとっては。でもたぶん、あなたにとっては些細な関わりなのだろう。誰とでも壁を築き上げるあなたにとっては。それをオウガは感じている。寂しいな、と心の奥底では思いつつも、そんな心は鼻で笑って突き飛ばしてしまうのが、オウガなのだ。だが陽気な心は被った皮などではない。むしろ、だからこそ、いくら重要でも、寂しい気持ちも吹き飛ばして消してしまうのだ。先程の銀時計のように。)   (4/11 19:38:33)
しぃずま@オウガ > …やっぱガキだな。(ぼやきに近い呟きに、こちらも微笑みながら受け流す。「墓穴を掘るとはこういうことだぜ」なんて、頭の中で思い浮かべれば、それを言葉にすることがどれだけ面倒を引き起こすのか目に見えたような気がして、そんな頭の中をサヨナラしておいた。サヨナラしてるうちに、腹部を叩かれて、あまりの痛さに笑いしか出なかった。ガッハッハと、そんな笑いが。)   (4/11 19:38:52)
しぃずま@オウガ > ま、そりゃそうだわな。適正魔術じゃねぇし。(魔術の残滓、小さな風。それは魔術の荒さを表しており、まだ精密性が足りてない、と語り駆けるように吹き抜けた。)もちろん。ま、バレても俺がどうにかするだけさ。(適当な言葉だった。しかしそれでも、その適当な言葉は、オウガの人徳がこれでもかとばかりに溢れだしていた。)我の命は力にあり、力なくして命は持てぬ。鬼の剛力剣(ツルギ)に宿り、鎧破れて血肉を散らす。戦地に咲くは車百合。戦地に響くは凱歌の声。戦地に香るは硝煙の薫香。千を打ち砕く一鬼当千のその力よ、今この時、我が剛剣(ゴウケン)へ憑くがよい。太陽の名のもとに。(煙と砂ぼこりが空に舞えば、鬼の木剣は力を纏う。赤く染まりし血肉が如し力を。深紅の眼がこちらを睨めば、鬼は一刀流の構えをする。殺戮の構えを。切り刻む構えを。機械が唸り、そしてあなたが口を開くとき。鬼も口を開いた。無いはずの牙が見える口を。笑みを浮かべていた口を。)いい試合になるぜ。よろしく頼む、ゼダス。」   (4/11 19:39:11)


ガエリオ@ゼダス > 『………。…僕も……強くなって…そう、言いたいな…』(詠唱。数ある詠唱でも、貴方が口にした其れは僕達騎士団だからこそ、唱えられる…そんな特別なものと。そう僕は思っている。…貴方は平然とやってのける程の技量、魔力。…人望。それらを持ち合わせている。構えと共に生身ならば震えが自然に起きてしまうほどの…強い強い力。…コックピットから見つめる貴方の姿。スピーカーを一瞬ミュートにすれば。…“羨ましく…物を欲しがる子供の様な瞳”で…貴方を見つめ、呟いた。技術は有り余る程あっても僕は魔力の類で見れば弱く、とても脆い。羨ましくて、格好いいよ。オウガさん。……ミュートを解除し、眼を閉じる。そして…開けば…細く蛇のように鋭い眼…技師として、非戦闘員である僕も…騎士団の一員。機械に身を委ねていても…その瞳と心意気は。___騎士だ。)『ありがとうございます。…これで心置きなく……。』   (4/11 20:14:26)
ガエリオ@ゼダス > (ギャラルホルンの両腕にてセットされた砲台。至近距離という距離ながら、何故このような武装を選択したか。僕は戦場に身を置くような柄ではないし、その域では達人の貴方に真っ向から立ち向かっても叩き潰される。……力で立ち向かうのではない。頭脳と思考を崩す意外性を武器にするんだ。)『_____貴方と向き合えるッッ…!』(ペダルを踏み、左手に握るレバーを押し込み、右方向へ捻る。。右手の指先でレバーに取り付けられたスイッチを器用に押し込めば。…ギャラルホルンは前進と共に勢いよく左腕に取り付けられた砲台で貴方を薙ぎ払うように。左から右へ。機体を回転させ、攻撃の牙を貴方へ見せつける。右腕に取り付けられた砲台は回転という動きの変化の合間に内部へとしまい込めば。…)   (4/11 20:14:39)
ガエリオ@ゼダス > (内部にて歯車は回転。右腕部から特殊な形の魔術砲へと換装を施し、姿を現した。一回転の後に貴方へと再び向き合えば…モノアイは再び点灯。ギャラルホルンの脚部は地面を抉るように…先端が地に食い込みを見せる。そして、攻撃のヒットを確認する事なく、魔術砲の銃口は薄い透き通るような蒼色の光を生み出そうとしていた。)   (4/11 20:15:46)


しぃずま@オウガ > 「(オウガは昔、あなたと同じくらいに魔力が無かった。才能など無かった。しかし、常軌を逸した訓練こそが、彼を鬼にした。あなたとオウガは、昔は同じだったのだ。しかし、努力の方向が違った。あなたはあなたのやりたいようにやっただけだろう。それならば、それでいいんじゃないか。その力で、鬼と立ち合うのならば、それでいいのではないか。それがオウガの、答えだ。あなたが伝えれば、同じことを言っただろう。機械からは、表情は読めない。見えなくて聞こえないものからは、何も知れない。人を見るオウガとて、本当何も情報がなければ、分からないのだ。しかし、真剣さは消えない。)いい声じゃねぇか…戦いがいがあるぜ。(意外な距離で、幾つもの風がオウガの身を通り抜ける。てっきり距離をとっての戦いをしてくるものかと思い、距離を詰めやすい体勢を取っていた。)   (4/11 20:53:06)
しぃずま@オウガ > いい機転だ…だが遅い!(しかし、意表を突かれたのは、何もオウガだけではなかった。あなたはこんな近距離でも、砲弾を捌けるのかと驚くだろう。薙ぎ払うように撃たれた砲弾のうち、自分の体に当たりそうな数十発だけ、太い剣の先で弾道を変えて弾き返した。)これは本気の鍛練だ…ぶっ壊しちまっても文句言うなよ。ま、そうなると、この戦闘の料金は低価格じゃ済まねぇだろうがな。(冗談を1つ溢せば、ごお、と強い風と、蒼白い光が、目と体に吹き抜けた。瞬間、防御では耐えきれないと察し、放たれる前に1つ唱えた。)   (4/11 20:53:27)
しぃずま@オウガ > 延々と燃え盛る炎もいつしか消える。それは炎の強さ故。鼓舞する者に背中を押され、燃え尽き灰を作るのが炎の常。常を持ち常ならぬ炎よ、せめて最後の一時のみ燃え上がれ。消えて栄光の灰となれ。太陽の名の下に。(炎を強化し逆に消す魔法。以前、ホヅミとの戦いで見せたものの原文だ。略文よりも炎が強くなり、超近距離ではかなり強力な攻撃魔法となるが、詠唱が長すぎるため使いづらい魔法になっていたので、ここで攻撃として使い打ち消すための力になるとは思ってもみなかった。目の前に巨大な炎が現れ、向かってくる蒼白い光を受け止める。そしてそこから生まれた煙の中から、飛び上がってコックピットへ向かう鬼は現れ、砲台の射角が届かない、超至近距離で、その鬼はしっかりと両手で持った剣を降り下ろした。)」   (4/11 20:53:45)


ガエリオ@ゼダス > 『ッッ…人間技じゃないですね…相変わらず…』(並の域にいない事は理解していた。…しかし、貴方の防御行動は人間から繰り出される技のそれではない。…逃げるとか、飛ぶとかじゃなく。弾く。…身体負担が大きく、生身ならば吹き飛ばされかねない行動。…しかし、そんな負担は貴方には存在しないかのように。行ってみせるではないか。…話には聞いていたけど、間近にして驚かない訳ないじゃないか。)『…ちょッッ…。文句は言いますよッッ…!これ造るのにどれだけの時間を掛けたと…。………終わってから、言います…。』(ぁぁ、失礼だけど…言わせてほしい。心の中だから言うけど。このおっさん熱くなったら止まらないタイプに見える。…もし機動が狂ったら本気で怒ってやる。…けど、この土俵でこれはダメなんて言えるはずもない。…いや、言えても今は言わない。…熱戦にお冷は差し込みたくないから。)   (4/11 21:39:36)
ガエリオ@ゼダス > 『…詠唱ッ…。試すに値しますッッ…』(隙さえ生まれれば放つつもりだった。…しかし、貴方の詠唱を前に。…大した事のない牽制を向けたところで掻き消され、僕が飲み込まれてはお話にならない。…更に銃口の光は光度を強めていく。…やっぱり、魔力の強さが攻撃へと転じる魔術砲を僕自身が扱うって言うのは…難しい。ギャラルホルンの魔術砲へ魔力を注ぐ間。レバーを握る両手からは弱い光が溢れ、額には集中の証か…汗が伝う。機内は暑くも何ともないのに。…でも。ギリギリまで、放たれる寸前まで。満足いく分の魔力を注ぎ込み続けた。)『____ッッきた…。…ッッ専用魔術砲充填完了…。…本気で来るなら…本気で御相手致しますッッ…発射ッ!』   (4/11 21:39:47)
ガエリオ@ゼダス > (充填、出来た。…貴方の時間の掛かる詠唱の間。こちらも時間をかけ、チャージを行なった。眩しい程の光が溢れんばかりの力を表し…それは一瞬の閃光の後。照射の如く貴方へと発射される。…勝つとかそういうのよりは。“対抗”出来るかどうか。…貴方からも詠唱により生まれた炎。それにぶつかるように砲撃は炎に衝突し、鍔迫り合いの後に風圧を生み…爆発のような音と共に煙を吹き上げた。『…やった……。』と呟きと共に…貴方の姿をモノアイから索敵…しようとした時だった。)『ッッ_____はやっ…!…ッぐゥっ!!ッ…なんで…!』(煙が逆に戦況を不利にしたって言うのか。スモークに似た使い方は理解出来る。しかし…流石は鬼。立ち回りの変化速度が速すぎる。…僕が確認した時。既に貴方はギャラルホルンの死角…前面コックピット付近にて剣を振り下ろす寸前。力を纏った木刀から繰り出される一撃はギャラルホルンを前から吹き飛ばし、固定された脚部を無理矢理引き剥がす衝撃からかスパークを生み出す程のダメージを与えられ…ギャラルホルンはひっくり返された。内部にて僕自身…衝撃をもろに受ければ…警告音のような音が響き渡るだろうか。)   (4/11 21:40:30)


ずまし@オウガ > 「ガッハッハ、そうでなきゃ鬼なんて呼ばれてねぇよ。(謙遜こそしないが、そこに油断という心は全くない。力を持ち、そしてそれを用いて警戒し、慎重な行動を取ってこその千騎長だ。一鬼当千だ。弾き返す力は、魔法のみの力ではない。本人の観察眼、力の流し方、筋力、そして「自信」。それが整ってこそ、この人間離れした行動ができる。オウガは自信こそ持てど、慢心はしない。それが、生き残ってきた理由だ。)さ、もう「詰み」かい?それとも、もっと奥の手があるか…(吹っ飛んで翻った「ギャラルホルン」のコックピットへ剣先を振り上げて、向ける。その腕には鬼気が宿った筋肉が走り、タンクトップがそれを強調している。その顔には笑みがあり、筋肉がそれを狂気にしている。鳴り響く警告音を聞けば、これ以上は危険か、と判断し、これ以上の追撃はせず、距離をとる。)   (4/14 15:20:38)
ずまし@オウガ > しっかし、俺の炎が「打ち消し」程度になるたぁな。…お前、根性出せば、魔力出るんじゃねぇか。(木の剣を地面に突き刺して、あなたに称賛の声を与えた。その声は他人事であるはずなのにあまりにも嬉しそうだった。人の事を喜ぶことができるというのは、それこそオウガの「特技」と言えるのかもしれない。努力で駆け上がってきたオウガに言わせてみれば、他人が「頑張っている」姿を見ると、若きし頃の自分を見ているような気がして、愛らしいような、手伝ってやりたいような、そんな心が沸き上がってくるのだ。魔術よりも魔術を用いた剣技を得意とするオウガではあるが、自身の持つ魔力量には自身がある。その中でもかなりの火力を誇るそれを、距離の関係があったとしても打ち消されたのだから、誉めてやらねばならないだろう。喜んでやらねばならないだろう。それが、オウガの考え方なのだ。)   (4/14 15:21:08)
ずまし@オウガ > こいつも…(と、バチバチと撒き散らす火花と共に、警告音の鳴り響く「戦友」に指を指す。)使いようによっちゃ、もっと言やぁ、(指した指をコックピットへ向け直し、)お前の努力次第じゃ、変わってくると思うぜ。(なんて、喜びをまだ見せたまま、オウガは未来を見る。あなたの行く先がどうなるのか、この目で見届けたいという希望を、抱きながら。)お前の魔力、育ててみたい。…ゼダス、お前が望むなら…(突き刺した剣の柄頭に、まず右手を重ねた。)修行でもするか?(その一言と共に、左手を重ねた。望むもよし、望まぬもよし。オウガはそれさえあなたに委ねてみた。ここからが試練だ。「理解を深める意思を持つ」…そこからが。)」   (4/14 15:21:16)


ガエリオ@ゼダス > 『…ッッ一撃…で…。…ギャラルホルンがっ……。奥の手_____…自爆でも、しろって…言うんですか…。』(最高傑作が一撃でシステムに異常を来すほどのダメージを叩き込まれるなんて。ギャラルホルンに使われている装甲は僕の知る装甲素材の中でも硬度はトップクラスに位置し、それでいて軽量と弱点の少ない最高の品。貴方に殴られた所は確かに凹みはしたが…大きく損傷したような形跡は無い。…しかし、内部に響き…それでいて繊細な部分まで逃す事なく強力なダメージを叩き出す。魔力だけじゃない。…達人の業持ってしての力。…確実に、物に対して力の流し方を理解している。…じゃなきゃこんな事にはなっていない。…コックピット内にて、衝撃と衝突により、左眉付近に切傷が生まれ…一滴の鮮血が涙のように顔を汚す。…摘み……ね。あと使えるのは、脱出装置くらいかな。……攻撃に転じれるわけないじゃないか。…警告音の元となるスイッチを押せば…うるさい音を断ち切った。____)   (4/14 19:57:57)
ガエリオ@ゼダス > 『……どう、でしょうね…。____はァっ……魔力の事は……諦めて居ましたから…。…』(…ギャラルホルンのモノアイは光を失っていく。…スパークもやがて無くなり、機械の騒音も風の音より静かになるだろう。…コックピットから出口を解放すれば…外へと出るなり、ふらふらと地へ…。過激な事は本当、久々…。それ故に少し疲れてしまった。…息を切らしながら、地面に右膝を着ければ。ポタ…と、一滴の血液が地面を色付けた。確かに貴方の攻撃をかき消すなんて他の並の兵士には出来ないはず。あれだけの魔力…どう操ったのか。終わった今思えば…わからない。機械の事なら何でも分かるのに…魔力ってなるとこうも分からないんだから…。人間、完璧は存在しない…そう思い続けていたよ。)『……努力…。…ふふっ…。』(機械技術に対してならまだしも…。魔力強化のために、努力…。…僕はパパが居たから、機械技術に長けれた。でも、魔力強化は誰の肩を借りて行えばいいんだか…。情けないけど、僕1人じゃ…。つい、己の無力さに笑ってしまった。…けれど。)   (4/14 19:58:11)
ガエリオ@ゼダス > 『……。……突然、ですね…。』(『育ててみたい。』…貴方のような大物が魔術素人の僕に直々に?…。…何の偶然か。そもそも、そんな事をして…貴方に何の得があるのか。…時間だけ、喰われてしまうんだよ。僕の返事に委ねるなんておかしい人…。地を見つめながらも、目を細め、沈黙が流れる。……それは…十数秒。ではあるけど、感覚で言うなら…とっても長く感じるだろう。…少しは僕だって考える。…こんなチャンスは滅多に無いからね。本当なら食い付くように貴方の教えを頂くべき場面…。でも、僕って変人だから…。疑問が生まれたら、聞かずには…いられないの。)『_______何故、そう思ったんですか…。貴方程の実力者に育てて貰いたいと願うウェンディアの騎士は数え切れない程存在しますが…、そう簡単に、叶う話では無いはず…。…そんな騎士を差し置いて、機械技師の僕に…なぜ、手を差し伸べるんですか…。』   (4/14 19:58:25)


ずまし@オウガ > 「あー、あってもなくてもそりゃ最悪な手だなそりゃ、ハハ。(絶対に行動は起きないのを知っていて、冗談混じりに言い、少し笑う。ぷつ、と音が消えれば、突き刺した剣を、柄頭に掛けた両手で引き抜き、)吹き抜ける風よ、運べや運べ、飄々と。流れ流れて、ひゅうひゅうと。風の力は巨人が如く、人をも持ち上げびゅうびゅうと。運びの風の名の下に。(先程の魔法を、また唱えて、剣は流れるように篭へ送「られて」いく。…自分の力ではなく、自然に任せる、自然に頼み込むのが、我々の魔術なのだ。それを示すように、「太陽」「風」という名の存在がある。…それは、オウガの考え方なのだ。だから、そんな「ウソ」を、教えてはいけない。「シンジツ」とは自分で掴むもので、それ以外は、他人のシンジツは、ウソなのだ。)   (4/14 21:01:19)


ずまし@オウガ > …諦めるには早すぎるぜ?(ずっと、ずっと、ずっと、生きて生きて生きて、多くの屍の上に立って、今を生きている。そんなオウガにとっては、あなたは、若かった。はるかに若く、未来があった。光を失っていくモノアイは、太陽が沈み、暗くなっていく背景のようだった。…消えていく彼らの瞳のようだった。息を、小さく吸って、大きく吐く、か弱いあなたに、オウガは近寄って、肩を貸そうか、と呼び掛けた。しかし、同時に強い女だと思っていた。こんなに打ちのめされて、でも、強いままのあなたを。)   (4/14 21:01:57)
ずまし@オウガ > …突然そうしたいと思わせたのは、お前なんだぜ。(微かな煙たい臭いが、それを物語っているのだ、と言わんばかりに、すん、と鼻を鳴らす。)俺は一人で強くなったんじゃない。(あなたの悩んで、諦めた…いや、これから諦めかけていた、に変わる、魔力強化との向き合い方。それに答えるように、あなたへ手を差し伸べる理由を、話し始めた。)それは誰かに手を差し伸べる理由だ。   (4/14 21:02:39)
ずまし@オウガ > (手を差し出した。…それは、肩を貸すための、答えを求めるような手だった。)お前は諦めていて、しかし素質があった。(手が取られるのを、もしくは自分で立ち上がるのを、その真っ黒な瞳で見つめた。)それはお前に手を差しのべる理由だ。(太陽のような微笑みで。)」   (4/14 21:02:42)


ガエリオ@ゼダス > 『……、みんな、同じ…。』(諦めるにははやすぎる。確かに、そうかも…。一つのことに満足して、無理矢理気を紛らわせていた僕がいたのは事実。機械技師として席について、苦手な魔術に目を向けないように…逃げ続けていた。出来ないから。_____でも、貴方ほどの人でも…ひとりで強く、なってないんだ…。てっきり、独学のみで這い上がってきたのかと。ばかり…。貴方が誰かに支えられて強くなったって言うなら…僕と同じ…。いいや、みんなと同じ。…遥か雲のような人の貴方。そんな貴方に、少しだけ親近感が湧いた気が…する。肩を貸そうかなんて言われても、首を横に振れば…。)『……オウガさんらしいと言えば…らしい理由…ですね…。』(行き当たりばったりと言うか…何と言うか。貴方らしい理由。…変な理由が来たからどうってわけではなく、ただ…聞いてみたかった。)   (4/14 21:58:04)
ガエリオ@ゼダス > (貴方のような偉大な人間の…理由というものを。はぁ…此処で貴方から魔術を教わるってなったら…騎士達は大層僕を羨ましがるだろうな。『鬼の弟子』なんて…名前だけで他の騎士を圧倒しそう。威張れてしまいそう。…手を差し出す貴方を下から見上げるように見つめつつも…クスッと。口角をうっすら上げた。_____今後威張れるからとか、みんなに羨ましいと思われるとか。そんな大したことない理由で笑ったわけではない。……千騎長。これはアニメやゲームではないの。僕みたいなキャラクターはギャラリーから嫌われるようなキャラクター。……何故かって?それはね……。)   (4/14 21:58:19)
ガエリオ@ゼダス > 『ありがとうございます…。オウガさん。_____御言葉に甘えて、是非貴方のお力で…僕の魔力を開花させて欲しいです。………けど、僕は弟子のような形で常に人の下って印象を周りに持たれるの…好きではないんです。_____…その人に屈した奴と思われそうではありませんかっ奴隷のように。。しかも、機械技師って一応は広まってますし…。』(生意気…。そう、生意気なのだ。あくまで弟子とは呼ばれたくない。何故か…簡単に言ってしまえば弟子だ弟子だと指を指されて言われたくない…機械技師が鬼に媚を売った…とか、悪口も言われたくない意地っ張り。それだけなのだ。でも、弟子のように親身に魔術の訓練はしてほしい。目立たないように!!そんな、面倒な性格。…年齢相応の子供っぽさが出ているだろう。仕方ない…本来、そういう子なんだ。手を差し伸ばされても…強がって己の脚だけで立ってみせる。…貴方に背を向ければ…右手は後ろへ。左手で切れた目上に指を乗せると…。)   (4/14 21:58:32)
ガエリオ@ゼダス > 『…でも、…こうは言いましたけど、オウガさんのおかげで魔術に力…入れてみようと思えたんですよ…?他の騎士のように時々助言を言う程度の面倒の見方じゃ……僕、満足しませんから。傷だって、訓練って言ったのに付けられましたし……______常に、見て…アドバイス、くださいね。………鬼せんせっ。…ふふっ。』(面倒だろう。もういっそ認め、弟子になるでいいだろうに。でも…本人が許さない。許さないのだ。貴方に教わると言うのに…この態度。一体どういうことか。しかも…他の騎士よりもよく見て、よく教えてもらって、よく褒めてくれなきゃイヤ。他の人よりも力入れて教えてくれなきゃ。…傷口の血を掬えば…人差し指を紅く染めつつ、舌先に。鉄の味…己の血なんて久々。その傷をつけたのが貴方だなんて、なんか面白い話。……貴方を指すように。言葉をひとつ。くすりと笑い…笑顔を向ければ。奇妙な機械技師の………弟子??を、貴方は手に入れ…いや、よくわからないことになってしまった…ということだろう。…大変なのに声をかけて…しまったのでした。〆)