この世界では、”言葉”が魔力を持つ。

出会い

(雷鏡&アナスタシア)

アナスタシア > おっと??見ない顔だな。何処の国の人だい??(普段ウェンディアの街で見たことのない彼に興味を引かれ、彼女は自然と話し掛けていた。)もしかして道に迷っているのか…??良ければ案内しよう。ここは魅力溢れる街だからなっ(どこか誇らしげな表情でウェントの道案内を提案する。) 


雷鏡/ ◆ > ん?(と、不意に声をかけられる。さて…どうしたものか…とりあえず仕事だ仕事。そして、いつものように自分のことを売りにかかる。)ああ、俺はまあ、こういうものでして…(と、ウェンディア王国の人間に渡すための名刺を相手に差し出す。そして、自分のやっていることを詳しく話していく。)俺は根無し傭兵の雷鏡という。まあ、出自は俺自身もよくわかってないから何とも言えないがな。まあ、案内してくれるのならば、このウェントの中で一番人通りの多い道やら、場所やらがあったら是非教えてほしい。まあ、あんたは地元民っぽいからな。あんたを見込んでの頼みだがいいか?(と、相手に伝えていく。)


アナスタシア > ほぅ…傭兵の方か…、なら今月祭りがある広場を案内しよう。今はみんな書き入れ時だから人は大勢いるはずだぞ。(ニコニコしながらウェントの街を話す彼女はまるで幼い子供のようだった。)出身がはっきりせんのは此処の民も皆同じ。喜んで歓迎しよう。(誰でも迎え入れる文化であるウェンディアを象徴するように話す。)


雷鏡/ ◆ > なるほど…お祭りか…あ、それと、俺のやっていることは傭兵としての稼業だけでなく、なんでも屋としての一面もあるな。まあ、「拠点なしの万事屋」と言ったところか。(と、自分の今の状態を簡潔に説明する。ここは移民も受け入れるのならば、最終目標である「万事屋の拠点設置」の場所はこの帝都にするかな…まあ、人通りも多いから、依頼も来やすいことは確かだ。ならば、ここを選んでもいいような気がする。)まあ、いつかは拠点を構えることを目的としているからな。そのための今は資金を集める段階だ。それに、なんでも屋だから、本気で報酬さえ貰えれば何でもするぞ?戦争の参加から、人探し、掃除までもなんでもだ。まあ、もし何か困っていることがあるのならば今依頼してくれても構わないぞ?ただし、報酬もいただくけどな。(と、話を続けていく。)


アナスタシア > 万事屋か…、資金が集まればいいな!また何か面倒事があれば頼むよ。本当は無い方がいいんだがな、(少し表情を曇らせながら言う。戦争は出来れば民の為にも避けたいからだ。)まぁ、しばらくは此処で稼ぐといい。きっと困っている民はいるはずだからな。あ、もしもの為にこれを渡しておこう。(そう言って彼女は小さい指輪を渡した。)警備兵に絡まれそうになったらこいつを見せると良い。ほとんどの事は解決する。傭兵は大変だもんな(彼女は騎士団長の象徴の刻印がされた指輪を手渡した。)頑張れよ、


雷鏡/ ◆ > もちろんだ。一応は最終目標でもあるからな。今のところ、3カ国すべてを回って、どこを拠点にしようか考えいたところなんだ。しかし、ここはきっと拠点を構えるにはピッタリの場所なんだろうな。何分、人通りも多いからな。(と、客観的に分析したこの街の情報を纏めた考えを相手に話した。そして、相手に、しばらくここで稼ぐといいと言われたので…)ならば当分は適当なところで宿を取っては休んで働いてを繰り返すことにするよ。(と、相手の好意に素直に甘えさせていただく。なにせ、相手は見た感じ、地元の人の中でもしっかりと力を持った人間であると見受けられる。ならば、もしかしたら広告塔になってくれるかもしれないとも考え始める。そして、相手からはとある指輪を渡された。見ると、この国の騎士団長の象徴の刻印がなされた指輪であった…間違いない。相手は…)おお…ありがとうな。騎士団長さん。この恩はここの人たちの役に立つということで返させてもらうぜ。(と、相手に礼をいう。)


アナスタシア > おっと、バレてしまったか…。(少し罰が悪い様子で続ける。)まぁ、君が望むなら宣伝はするし助けが欲しい時はいつでも言ってくれ。直ぐに駆けつける(騎士団長らしく胸を張りながら、でも優しさも見受けられる印象でいった。)あ、そうだ。君の字を聞いておこう。……その前に私が名乗らなくてはな…?私はアナスタシア。言うまでもなくウェンディア王国の騎士団長を務めている。よろしくな?(軽い自己紹介を交え、目の前の彼の名を訪ねる。)


雷鏡/ ◆ > ああ、それならば助かるよ。広告塔がいてくれるだけでも、こちらとしては稼ぎやすくなるからな。どうも口伝えの情報だけじゃあ、行き渡るのにどうしても時間がかかっちまうからな。そういう、力を持っているものが宣伝してくれるのならば、こちらとしても、広げる手間が省けるからな。依頼の方に集中できるというわけだ。(と、相手に礼を述べた。そして、相手に字を聞かれ、そして、名乗ったのを聞き届ける。)アナスタシア…か。いい字だと思うぜ?俺はさっき渡した名刺に書いてあるんだが…まあ、相手名乗ったのならば、こちらも名乗るのが礼儀でもあり、道理だわな。(と、相手に向きなおり、その口を開く。)俺の名は、雷鏡だ。雷という漢字に鏡という感じを書いて、ライキョウとよむ。これからよろしく頼むぜ。  


アナスタシア > あぁ、すまない。直接聞いておきたくてな??雷鏡か……此処等では珍しい良い名だな、商いでは良い印象を残すだろうな、(そう言いながら彼女は立ち去ろうとし、)また、何処かでな??(とだけ言い残しその場を去った。)〆