この世界では、”言葉”が魔力を持つ。

プリン

(アナスタシア&ソウ)

アナスタシア> ソウー、プリン買って来たけど食べるか⁇(和かな表情で2人分のプリンを持ちながら近づいて来た。

ソウ > (プリンのにおいがぷんぷんしてきたのでアナスタシアに飛び付き、)食べないって選択しはないでしょ!(幸せそうな顔でプリンを見る)

アナスタシア > ま、待てっ︎距離近いぞー(少し照れた顔でプリンを背中側に隠す)何か忘れてないか⁇(ソウを試すような目つきで無邪気に笑う) 

ソウ > (プリンを隠され、頬を膨らませ、)はぁ?何やってんの?しかも顔赤いし。(アナスタシアが忘れてないかというので、)なに?何か忘れた?

アナスタシア > 顔は赤くないぞ…?ほら、誰かに何か貰う時は何て言うんだっけ??(若干の照れを隠しつつ、ソウの言葉を待つ) 

ソウ > そう?赤いぞ?(もっと顔を近づけ、確認する。)え、(今度は自分の顔が赤くなり,)あ、ありがとう。(とっても小さい声で言う。) 

アナスタシア > その言葉が聞きたくて買ってきたんだよ、ほらっ一緒にたべよう??(ソウの頬が赤くなるのに気付かない様子で満足げにプリンを手渡す。) 

ソウ > (アナスタシアが聞きたかったに言われて、)そ、それは、反則...(と、ボソッというが、一緒に食べようと言われてパッと顔が明るくなり、)食べよう食べよう!  

アナスタシア > 相変わらず好きなんだな??プリン。(子犬の様に顔を輝かせたソウを見て頬が緩む。)いっぱい食べるんだぞー!(いただきます、と手を合わせプリンの
蓋を開け始める。)

ソウ > (好きなんだな?ときかれて、目をキラキラさせて、)こんなにおいしい食べ物は他にないよ!!まずこの黒と黄色の黄金の比率!!あとは、このなんとも言えない甘さ!もう言いきれないよ!!(やっと食べられるようになって、)いっただきまーす!(、とすごい勢いで食べて、口の周りに少しプリンをつく。) 

アナスタシア > こんなに喜んでくれるならもっと買って来ればよかったなぁ…(大きめの独り言を漏らしながらソウの顔を見るなり、)ん?ソウ、顔にプリン付いてるぞ(笑いながら顔のプリンを取ろうとソウに顔を近づける。)

ソウ > (もっと買ってくればよかったと言われて、顔を膨らませ)ホントだよ!本当にアナスタシアはわかってないわ...(プリンがついてると顔を近づけられ、)や、ややややめろ!!子供扱いするなあ!自分でとれるし!(と顔を赤くしてから、言う。)しかも照れるじゃん。(っとぼそっと言ってから、ニヤニヤしながら、)アナスタシア...してあげようか?あーん。

アナスタシア > ごめんごめん、ほら私の分あげるから許してくれ、な??(にこりと笑いながら一口だけ食べたプリンを差し出して)子供扱いはしてなっ…!!?(急なスキンシップに少し戸惑いながら)……ありがとう、パクッ(顔を真っ赤にさせながら、差し出されたプリンを食べた。)

ソウ > はい、あーん(ニヤニヤしながら、プリンをアナスタシアの口に運ぶ。)また、顔赤いし。熱?(とてつもない鈍感の為、本気で熱だと思い手をアナスタシ額にのせて、)あち!熱あんじゃない?(と心配する。)

アナスタシア > (プリンを食べさせられ、どこか恥ずかしい様子で)美味しい…です……。(と聞こえるか聞こえないか位の声で言う。額に手をのせられ、)ひぇっ!!?熱!!!!?無いぞ!!これは……ほら、部屋が暑いだけだ!!大丈夫、しっ、心配するな!!(慌てて額にあるソウの手を払う。)

ソウ > (美味しいですと言われて、にかっと笑顔で、)だろ!!そうなんだよ。うまいんだよ!プリンは!(とやや興奮ぎみで言う。額に手をのせると、思いもよらない変な声が出たため、少しかたをびくっとする。熱をない。部屋が暑いと言われて、)そうか?そんなに暑く感じないけどな...

アナスタシア > そうだな、うまいうまい(少し落ち着きを取り戻して茶化すように言う。)まっまぁ、気にするな。あ、私の分のプリンあげようか??もうお腹いっぱいで…な?(喜ぶソウの顔見たさに見え見えの嘘をつきながら食べかけのプリンを差し出す。)  

ソウ > (茶化すように言うアナスタシアに、)本当に思ってる?(と聞く。が、もうひとつプリンをくれるということで急いでアナスタシアのまえに正座し手をとり)ありがとうございます!アナスタシア様(と手に顔をうつ伏せてから、食べかけのプリンを食べる。)あーうまい!(満足そうな顔で言う。

アナスタシア > (ソウの問いかけに、)ははっ、思ってるよ?(とにこやかに返す。またも距離が近いソウに少し戸惑いながら、やり返す様に)ゆっくり食べていいんだぞ、(と手を握り返し、うつ伏せた顔を覗きこみ言う。)

ソウ > (ゆっくり食べていいんだぞと言われて,)無理だよ!美味しいもん!(と答えになっていない答えをいい、すぐ食べ終わる。)何かいっぱい食べたら眠たくなってきた...(といって、自然にアナスタシアの肩に頭をのせる。) 

アナスタシア > そっかそっか、(何故か嬉しそうに微笑み、すぐに空になった2つのプリンの殻を見つめる。肩に寄りかかってきたソウに)ん?寝るのか、おやすみ。(と優しく囁く。)